ロード バランシングを使用すると、バックエンドの複数の宛先に対して受信アプリケーション トラフィック(パブリック クラウドまたはプライベート クラウドへのデプロイを含む)を分散させることができます。そのため、バックエンドの宛先のコレクションという概念を理解しておく必要があります。
ロード バランシングのサポートのほかにも、vRealize Network Insight には次の利点があります。
- アプリケーション サーバが物理サーバか仮想マシンかを識別できます。
- アプリケーション サーバ(ホストまたは仮想マシン)の設定、パフォーマンス、フローなどの情報が提供され、問題のデバッグやトラブルシューティングを容易に行うことができます。
- 負荷が分散されているアプリケーションの物理または仮想ネットワーク ンポーネントの情報が提供されます。
- 環境内の問題に関するアラートを発生させ、問題の原因の検出にも役立ちます。たとえば、サービス ノードの仮想マシンがダウンしているためアプリケーションが応答しない状況などに対応できます。
- フローの可視性をエンドツーエンドで提供します。
注: vRealize Network Insight では、 NSX Advanced Load Balancer でのエンドツーエンドのフローの可視性はサポートされていません。ただし、仮想マシン間パスはサポートされます。