vRealize Network Insight で NSX-V をデータ ソースとして追加できます。

重要: vRealize Network Insight 6.9 は、 NSX Data Center for vSphere のデータ ソースとしての追加をサポートする最後のリリースです。次回のリリース以降、 NSX Data Center for vSphere をデータ ソースとして vRealize Network Insight に追加することはできません。
注: 既存の NSX Data Center for vSphere データ ソースを NSX-T に移行した場合、そのデータ ソースに関する情報を取得するには、次の手順を実行する必要があります。
  1. 既存の NSX Data Center for vSphere データ ソースを vRealize Network Insight から削除します。
  2. NSX-T をデータ ソースとして追加します。vRealize Network InsightNSX-T を追加する方法の詳細については、VMware NSX-T Manager の追加を参照してください。

前提条件

  • VMware vCenter Server をデータ ソースとして追加する必要があります。
  • Central CLI が有効になっている場合、システム管理者の認証情報を把握している必要があります。
  • 次の権限が必要です。
    NSX バージョン ユーザー
    NSX 6.4 以降のリリース
    • スーパー ユーザー、エンタープライズ管理者、監査者、NSX セキュリティ管理者のいずれかである必要があります。
      注: NSX ネットワーク管理者は、NSX Manager をデータ ソースとして追加できません。
    NSX 6.2 から NSX 6.4 までのリリース
    • NSX Manager をデータ ソースとして追加するときに指定する必要があるユーザー認証情報は、エンタープライズ管理者またはスーパー ユーザーの情報であることが必要です。
    • エッジ データのポピュレートを有効にするには、管理者であることが必要です。
  • vRealize Network Insight で必要な NSX Central CLI コマンドを実行するには、次のいずれかのユーザーである必要があります。
    • 監査者
    • スーパー ユーザー
    • NSX セキュリティ管理者
  • 遅延メトリックの収集を有効にするには、スーパー ユーザーまたはエンタープライズ管理者である必要があります。

手順

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[設定] > [アカウントとデータ ソース] の順に移動します。
  2. [ソースの追加] をクリックします。
  3. [VMware Manager] で、[VMware NSX Manager] をクリックします。
  4. [新しい VMware NSX Manager アカウントまたはソースの追加] 画面で、次の詳細を指定します。
    オプション アクション
    コレクタ仮想マシン ドロップダウン メニューからコレクタ仮想マシンを選択します。
    プライマリ VMware vCenter Server vRealize Network Insight に追加する VMware vCenter Server を選択します。
    注: VMware vCenter Server とそれに関連する NSX Manager のデータ ソースは、必ず同じコレクタに追加する必要があります。同じプロキシ サーバに接続すると、拒否されたフローが表示されず(NSX IPFIX が有効になっている場合)、適用されたファイアウォール ルールが一部のフローで使用できなくなる可能性があります。
    IP アドレス/FQDN IP アドレスまたは FQDN の詳細を入力します。
    ユーザー名 ユーザー名を入力します。
    パスワード パスワードを入力します。
  5. [検証] をクリックします。
  6. (オプション) NSX Controller データを収集する場合は、[NSX Controller データ収集の有効化] チェック ボックスを選択します。
    このオプションを選択すると、 vRealize Network Insight では、論理ルーター インターフェイス、ルート、論理スイッチ MAC テーブル、VTEP レコード、コントローラ クラスタのステータス、ロールなどのコントローラ データが収集されます。データ収集は、NSX Central CLI またはコントローラ SSH セッションによって実行されます。
  7. (オプション) NSX Edge データを収集する場合は、[NSX Edge データ収集の有効化] チェック ボックスを選択します。
    Edge データ収集は NSX Central CLI によって実行されます。そのため、NSX Manager にエッジ データ プロバイダは作成されません。Edge のポピュレートが有効な場合、NSX ユーザーの権限が検証されます。

    NSX 6.3 のエンタープライズ管理者権限を持つユーザーが、最新リリースの vRealize Network Insight を使用している場合、[VMware NSX Manager][アカウントとデータ ソース] ページには Insufficient Privileges エラーが表示されます。NSX 6.3 で NSX Central CLI コマンドを実行するにはスーパー ユーザーであることが必要なため、このエラーが表示されます。

  8. (オプション) IPFIX フローを収集する場合は、[IPFIX の有効化] チェックボックスを選択します。
    このオプションを選択すると、 vRealize Network Insight は NSX-V から DFW IPFIX フローを受信します。
    注: VMware vCenter Server と VMware NSX Manager で IPFIX を有効にすると、 vRealize Network Insight は、関連付けられた VMware vCenter Server で一部の DVPG で IPFIX を無効にして、フローの冗長性を自動的に検出して削除します。
    IPFIX の有効化の詳細については、 VMware NSX-V IPFIX の有効化を参照してください。
  9. (オプション) 遅延メトリック データを収集する場合は、[遅延メトリックの収集を有効にする] チェック ボックスを選択します。
    このオプションを選択すると、 vRealize Network Insight は NSX ホストから遅延メトリックを受信します。このオプションは、NSX-V 6.4.7 以降でのみ使用可能です。ESXi ホストから遅延データを受信するために、コレクタのポート 1991 が開いていることを確認します。
  10. (オプション) [ニックネーム] テキスト ボックスにニックネームを入力します。
  11. (オプション) [メモ] テキスト ボックスには、必要に応じてメモを追加できます。
  12. [送信] をクリックします。