vRealize Operations Cloud では、クラウド プロキシを使用して、オンプレミス データセンターからデータを収集および監視できます。通常、物理データセンターごとに 1 つのクラウド プロキシだけが必要です。vRealize Operations Cloud に 1 つ以上のクラウド プロキシをデプロイし、オンプレミス環境と vRealize Operations Cloud の間で一方向通信を確立できます。クラウド プロキシは一方向のリモート コレクタとして機能し、オンプレミス環境から vRealize Operations Cloud へのデータのアップロードを行います。クラウド プロキシは、複数の vCenter Server アカウントをサポートできます。
前提条件
- vSphere に IP アドレス、DNS エントリと、OVF テンプレートをデプロイする権限があることを確認します。
- vSphere にログインし、vCenter Server システムに接続していることを確認します。
- 送信 HTTPS トラフィックが cloud proxy に対して許可されていることを確認します。cloud proxy は、HTTPS を使用して vRealize Operations Cloud ゲートウェイと通信します。
- HTTPS ポート 443 を使用して VMware Cloud Services に接続します。送信トラフィックにこのポートを開いて、ファイアウォール経由で次のアドレスにアクセスできるようにします。
- *.vmwareidentity.com
- gaz.csp-vidm-prod.com
- *.vmware.com
- *.vrops-cloud.com
- s3-us-west-2.amazonaws.com/vrops-cloud-proxy
- vCenter Server クラウド アカウントを追加し、次の読み取りおよび書き込み権限を持つアカウントを指定します。
- vCenter Server の IP アドレスまたは FQDN
- vCenter Server にクラウド プロキシをインストールするために必要な権限。
権限の詳細については、「vCenter Server アダプタ インスタンスの構成に必要な権限」を参照してください。
手順
次のタスク
cloud proxy をアップグレードします。詳細については、『VMware vRealize Manager vApp デプロイ ガイド』の「Upgrading Cloud Proxy」というトピックを参照してください。
cloud proxy の問題のトラブルシューティングを行います。詳細については、Troubleshooting Cloud Proxyを参照してください。