環境全体でデータセンターのワークロード ステータスと残りキャパシティを評価するには、[キャパシティ概要] 画面を使用します。

キャパシティ概要を確認できる場所

メニュー内の [ホーム] を選択し、左側のペインの [キャパシティの最適化] の下にある [概要] をクリックします。[クイック スタート] 画面の左から 2 番目の列で、[キャパシティの評価] を選択します。

注: データセンターのグラフィックをダブルクリックすると、データセンターのオブジェクトの詳細画面が表示されます。

キャパシティ概要の仕組み

キャパシティの最適化および再利用機能は、データセンターのワークロード ステータスを環境全体で評価できる、緊密に統合された機能です。CPU、メモリ、ディスク容量のリソースが枯渇するまでの残り時間を確認できます。また、低使用率の仮想マシンを再利用して必要な場所にデプロイできる場合に、コストを節約できます。

[キャパシティ概要] ページを開くと、環境内のすべてのデータセンターとカスタム データセンターがグラフィカルに表示されます。VMware Cloud on AWS データセンターには、他のデータセンターと区別するための一意のアイコンがあります。

デフォルトでは、それらのデータセンターが左上から残り時間順に表示されます。左上が最も制約が大きいデータセンターです。データセンターのステータスを確認するには、グラフィックをクリックします。ページが更新され、次のデータが表示されます。
残り時間
残り時間は、最も制約が大きいクラスタを示し、クラスタの重要度が表示されます。
最適化の推奨事項
vRealize Operations Cloud には、再利用可能な仮想マシンの数とそれに伴うコスト節約が表示されます。 [再利用可能な仮想マシンの表示] をクリックして、 [再利用] ページに移動します。
クラスタ使用率

[クラスタ使用率] では、コンポーネント別に残り時間を示すインタラクティブ グラフが表示されます。CPU、メモリ、ディスク容量、または最も制約が大きいコンポーネントについて、そのデマンド パーセンテージの経時変化を確認できます。デフォルトでは、デマンド モデルのデータが表示されます。割り当てモデルを構成した場合は、ポリシーで設定したオーバーコミット率に基づいて、CPU、メモリ、およびディスク容量の残り時間モデルも表示されます。

[履歴の表示] 変数と [予測の表示] 変数を設定して、残り時間データを表示する時間のスライスを作成します。グラフの縦軸は、現在の CPU 量、メモリ量、またはディスク容量によって使用されている総キャパシティをそれぞれ表します。グラフの上部にある黒い線は、使用可能なキャパシティの履歴値を示しています。横軸はタイムラインです。グラフ内のそれぞれの縦線には、一番下にラベルが付いています。左にある最初の縦の点線は、予測計算の開始点を示します。次の線は、現在の日付(現時点)です。3 番目の縦線は、リソースが枯渇する日付を示します。リソースの残り時間がほとんどない場合は、現在の日付と時間切れの日付が同じであることがあります。

vRealize Operations Cloud は、受け取ったデータに基づいて、残り時間を増やすための推奨事項を提示できます。それらの推奨事項は画面の下部に表示されます。2 つのオプションが表示される場合があります。[オプション 1] は、リソースの再利用によって実現できることを示します。[オプション 2] は、キャパシティを追加した場合の結果を示します。

リソースを再利用する場合は、[リソースの再利用] をクリックすることで、そのプロセスを即座に実行できます。再利用アクションを実行する前に、詳細を表示するか、または追加のオプションを選択するには、[最適化の推奨事項] ペインに表示される情報を確認してから、[再利用可能な仮想マシンの表示] をクリックして [再利用] ページに移動します。

表 1. [キャパシティの最適化] のオプション
オプション 説明

[データセンターの選択]

ページ上部のカルーセルからデータセンターを選択します。データセンターに関する情報が下に表示されます。

[すべてのデータセンター| X] 切り替え:フィルタリングされたすべてのデータセンターのリストのビューに切り替えるには、右上の [すべてのデータセンター] をクリックします。データセンターのカルーセル ビューに戻るには、[X] をクリックします。
表示: データセンター、カスタム データセンター、またはその両方を含むように結果をフィルタリングしますこのオプションは、右上の [すべてのデータセンター] を選択すると表示されます。
次でグループ化: 重要度(残り時間が最も少ないデータセンター/カスタムデータセンター最初に表示されます)または各データセンターが所属する vCenter Server によって結果をフィルタリングしますこのオプションは、右上の [すべてのデータセンター] を選択すると表示されます。
並べ替え基準:

オプション(右上の [すべてのデータセンター] を選択すると、オプションが表示されます)。

  • アラーム時計のグラフィック - データセンター/カスタム データセンターが時間順に表示されます。
  • ドル記号 - データセンター/カスタム データセンターが潜在的なコスト削減量の順で表示されます。
  • 定規のグラフィック - データセンター/カスタム データセンターが最適化レベルの順で表示されます。
[データセンターの選択または新しいカスタム データセンターの追加]

オプション(右上の [すべてのデータセンター] を選択すると、オプションが表示されます)。

  • ページ上部のカルーセルからデータセンターを選択します。選択したオブジェクトの情報によって、この後のすべてのデータが更新されます。
  • [新しいカスタム データセンターの追加] を選択するとダイアログ ボックスが表示されて、カスタム データセンターを定義できます。
残り時間

画面上部からデータセンターまたはカスタム データセンターを選択すると表示されます。

クラスタのステータスの概要が、次のステータス別の数と一緒に表示されます。
  • クリティカル
  • 中程度
  • 正常
  • 不明

[クリティカル] はリソースの競合、不均衡、またはその他のストレス状態を示します。何がクリティカルになるかは、ポリシーで設定するしきい値によって定義します。

最適化の推奨事項

未使用のリソースの再利用による潜在的なコスト削減が表示されます。

クラスタ間でワークロードを最適化できるかどうかを示します。

[再利用可能な仮想マシンの表示] - [再利用] 画面が表示され、仮想マシンで可能な再利用アクションを調べて実行できます。

[最適化の表示] - [ワークロード最適化] 画面が表示され、ポリシー設定に基づいてワークロードを最適化できます。

[クラスタ使用率] と [残り時間]

選択したデータセンターにおける全体的なクラスタの健全性が表示されます。リストからクラスタを選択して、そのクラスタに関する情報を表示したり、オプションを使用して結果の並べ替えやフィルタリングを実行したりすることができます。選択するオプションによって、グラフに表示されるデータが決まります。

並べ替え基準:

  • [最も制約が大きいもの]:最も制約が大きい要素
  • CPU(割り当てまたはデマンド)
  • メモリ(割り当てまたはデマンド)
  • ディスク容量(割り当てまたはデマンド)
注: デマンド モデルは常にオンで、デフォルトです。

[フィルタ]:検索フィールド。

[次の履歴を表示]:予測が開始されるまでの期間(予測の計算には影響しません)。

[予測の表示]:予測期間。

[クリティカル度の決定方法は? ] ポリシー ライブラリでこのタイプのオブジェクトに設定したクリティカル度のしきい値が表示されます。

残り時間グラフ

データは現在およびトレンドのリソース使用率を示し、割り当てまたはデマンド モデル(デフォルト)に基づいて、特定のクラスタの CPU、メモリ、ディスク容量が枯渇することが予測されるタイミングを特定します。

推奨 オプション 1:[リソースの再利用]

選択したクラスタの残り時間を増やすために再利用できるリソースを示します。

[リソースの再利用] - [再利用] 画面が表示され、仮想マシンで可能な再利用アクションを調査して実行できます。

オプション 2:[キャパシティの追加]

残り時間を増やすために追加できるリソースが表示されます。

注: CPU、メモリ、またはディスク容量が枯渇するまでの予測残り日数がほとんどないか、またはまったくないにもかかわらず、最適化済みのラベルがデータセンターまたはクラスタに付くことがあります。この評価は一見不適当に思えますが、最適化されているかどうかと、残り時間があるかどうかは、データセンターおよびクラスタの健全性を測定するための 2 つの異なる測定項目です。データセンターは、バランスと統合に関するポリシー設定に基づいて最適に稼働していても、リソースがほとんど不足していることがあります。環境を管理するときに、両方の測定値を考慮することが重要です。