Horizon RDS プール ダッシュボードを使用して、Horizon 環境のファーム、RDS ホスト、RDS デスクトップ プール、アプリケーション プールのパフォーマンスを表示します。Horizon RDS プール ダッシュボードは Horizon 6.1 およびそれ以降の環境に固有のダッシュボードです。

Horizon RDS プール ダッシュボードのウィジェットは 3 つの列で編成されており、左の列にはファームのウィジェット、中央の列には RDS デスクトップ プールのウィジェット、右の列にはアプリケーション プールのウィジェットが含まれます。

Horizon RDS プール ダッシュボードの各列には、リソース リスト ウィジェットが 1 つ、ヒート マップ ウィジェットが 1 つ、トップ N 分析ウィジェットが 4 つ含まれます。各リソース リスト ウィジェットは、その列のヒート マップ ウィジェットのマスター ウィジェットです。たとえば、最初の列のファーム ウィジェットでファームを選択すると、選択したファームのデータがその列のヒート マップ ウィジェットに表示されます。

ファーム、RDS デスクトップ プール、アプリケーション プールのそれぞれのウィジェットで、ウィジェットのツールバーの [ダッシュボードのナビゲーション] ボタンをクリックして Horizon Administrator を起動できます。その他のウィジェットで、[ダッシュボードのナビゲーション] ボタンをクリックして他のダッシュボードに移動できます。

Horizon RDS プール ダッシュボードを使用する上でのヒント

  • RDS ホスト ウィジェット、RDS デスクトップ セッション ウィジェット、アプリケーション セッション ウィジェットの色のついた四角形は、特定のオブジェクトを表します。たとえば、RDS ホスト ウィジェットでは、四角形はそれぞれ特定の RDS ホストを表します。その関連付けられたオブジェクトについての基本情報を表示するには、四角形をポイントします。
  • 四角形のサイズは 1 つのメトリックの値を示し、四角形の色は別のメトリックの値を示し、ウィジェットがどのメトリック値を表示するかはウィジェットの構成で指定します。たとえば、[構成] ドロップダウン メニューから [ワークロードによってサイズ調整 - 健全性によって色づけ] を選択すると、四角形がワークロード メトリックの値に応じてサイズ調整され、健全性メトリックの値に応じて色づけされます。値の範囲中で、赤色が低い値を示し、緑色が高い値を示します。
  • RDS ホストのトップ N 分析ウィジェットを使用して、使用する CPU プロセッサ時間、使用中のコミット済みバイト数、1 秒あたりのディスク転送数、1 秒あたりの送信バイト数が最も大きい RDS ホストを表示します。RDS デスクトップ セッションと RDS アプリケーション セッションのトップ N 分析ウィジェットを使用して、待ち時間、転送バンド幅、転送パケット ロス、セッションのログオン時間が最も大きいセッションを表示します。カテゴリ内で極端なパフォーマンスを示すものを表示することによって、環境の全体的なパフォーマンスの評価に役立ちます。