更新日:2018 年 3 月 12 日

VMware vRealize Operations for Horizon 6.5 | 2017 年 9 月 21 日

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リリース ノートの概要

このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。

VMware vRealize Operations for Horizon について

VMware vRealize Operations for Horizon は、VMware vRealize Operations Manager の機能性を拡張して VMware Horizon 環境を監視および管理します。vRealize Operations for Horizon はリソースに関するデータを収集し、そのデータを事前構成されたダッシュボードに提示してリアルタイム分析および予測分析の両方を実行します。

新機能

vRealize Operations for Horizon ダッシュボードが、次の使用事例に対応できるように拡張されています。

  • Horizon の概要 ダッシュボードには、管理者向けに、Horizon および NVIDIA のデプロイの全体像が表示されます。ユーザーは Horizon ポッドのパフォーマンスに関するメトリックを表示するだけでなく、NVIDIA GRID の傾向に関する詳細や NVIDIA GRID からのアラートを受け取ることもできます。
  • Horizon ヘルプ デスク ダッシュボードには、セッション固有の GPU 使用率、GPU メモリ使用率とエンコードのメトリック、GPU タイプ、およびユーザーが GRID から独自に受け取るアラートが表示されます。
  • Horizon エンド ユーザー エクスペリエンス ダッシュボードには、GPU 使用サイクルおよびメモリの「ウェザー マップ」または「ヒート マップ」が表示され、パフォーマンス低下についてユーザーに影響が及ぶ前に管理者に警告します。 

追加機能:

  • NVIDIA GRID vGPU の監視:セッションあたりの vGPU 使用率、使用環境内の各 vGPU の使用率や健全性などの NVIDIA vGPU の使用状況を、ESXi ホストで監視できるようになりました。この機能を使用するには、vRealize Operations for Horizon をインストールした後に vGPU ダッシュボードをインポートします。
  • ユーザー レベルおよびプール レベルの追加の集約メトリック:vRealize Operations for Horizon では、指定したユーザーのデスクトップ プールへのアクセス履歴など、ユーザー レベルおよびプール レベルでの使用情報についてのメトリックが提供され、これは特別な設定をせずに使用できます。レポートは CSV 形式でダウンロードできます。
  • クラウド ポッド アーキテクチャのサポート:vRealize Operations for Horizon には、クラウド ポッド アーキテクチャに関する詳細が表示されます。プールがグローバル プールであるかどうか、プールにグローバル資格が割り当てられているかどうか、およびセッションがグローバル セッションであるかどうかを確認できます。
  • ログイン時間に関する新しい設計:vRealize Operations for Horizon には、ログイン時間を計算する新しい方法が用意されています。この機能を使用できるのは、新しいバージョンの Horizon のみです。
  • 新しいプロセス アラート:vRealize Operations for Horizon では、使用環境でプロセス異常が発生した場合にアラートをトリガし、推奨事項を表示することによって、プロセスを監視することができます。

互換性

vRealize Operations Manager for Horizon 6.5 には、次の VMware 製品が必要となります。

  • VMware Horizon (with View) 6.2.4 ~ 6.2.7 または VMware Horizon 7.0 ~ 7.4
  • VMware vRealize Operations Manager 6.4 ~ 6.6.1

vRealize Operations Manager for Horizon は以下の製品とも互換性があります。

  • VMware App Volumes 2.12.x、2.13.2、および 2.13.3
  • VMware Unified Access Gateway 2.9 および 3.1

サポートされるバージョンの最新情報については VMware 製品の相互運用マトリックスを参照してください。

バージョン 6.5 へのアップグレード

このセクションでは、アップグレード プロセスに関する注意事項を示します。アップグレードの一連の手順については、「vRealize Operations for Horizon のアップグレード」を参照してください。

  • vRealize Operations for Horizon 6.1 以降から vRealize Operations for Horizon 6.5 にアップデートできます。vRealize Operations for Horizon 6.0 以前を使用している場合は、vRealize Operations for Horizon 6.1 にアップデートしてから、vRealize Operations for Horizon 6.5 にアップデートする必要があります。
  • アップグレード中は、以前のバージョンのダッシュボード、表示、およびレポートが保持されます。これらのレガシー アイテムには、「View」という単語が初めに付加されており、安全に削除することができます。
  • 既存のアダプタ インスタンスおよび Broker Agent の構成ファイルはアップグレード中に削除されません。ただし、既存の Desktop Agent の構成ファイルはアップグレード中に削除されます。vRealize Operations for Horizon をアップグレードしてもサービスの通信が中断されないようにするには、アップグレード前にすべての構成ファイルをバックアップし、アップグレードの完了後にこれらをリストアします。
  • Broker Agent をアップグレードしたら、Horizon アダプタ インスタンスと再度ペアリングする必要があります。その他の Broker Agent 構成データはすべて保持されます。
  • 既存の制限により、プロセスを完了するには、アップグレード後に vRealize Operations Manager クラスタを再起動する必要があります。
  • アップグレード中にアクティブであるセッションは、アップグレード完了後にデータを報告しなくなる可能性があります。報告していないアクティブ セッションがある場合は、対応する Desktop Agent を再起動してください。

利用可能な言語

vRealize Operations for Horizon のユーザー インターフェイスとドキュメントは、英語、日本語、フランス語、ドイツ語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語、およびスペイン語で利用可能です。

制限事項

vRealize Operations for Horizon には次の制限があります。

  • プール内の物理デスクトップは監視されない
    デスクトップ プールに含まれている物理デスクトップはユーザー インターフェイスで監視または表示されません。ただし、物理 RDS ホストは、ユーザー インターフェイスで監視および表示されます。 
  • High availability (HA) フェイルオーバーが実行されると、Horizon アダプタがデータを収集しなくなる可能性があります。
    詳細については、KB2092874 を参照してください。Best practices for configuring vRealize Operations for Horizon when HA is enabled」を参照してください。
  • 異なるサブネットワークに対して個別のネットワーク カードを使用することは、vRealize Operations Manager でサポートされません。これが原因で Horizon アダプタ インスタンスが正しくない IP アドレスをバインドしてしまうことがあります。
  • アダプタの構成ファイルである /usr/lib/vmware-vcops/user/plugins/inbound/V4V_adapter3/conf/msgserver.properties および /usr/lib/vmware-vcops/user/plugins/inbound/V4V_adapter3/work/msgserver.properties は、同時に更新する必要があります。
  • サイズおよびスケール変更のガイドラインについては、「KB2098051: vRealize Operations for Horizon sizing guidelines」を参照してください。
  • コンピュータベースの AppStack はサポートされていません。ユーザーが割り当てた AppStack のみのメトリックを表示できます。

解決した問題

  • 一部のユーザーがレポートに表示されない。
  • インスタント クローン プールに含まれている場合、セッションがダッシュボードに表示される速度が低下する。
  • Horizon 7.2 のクラウド ポッド アーキテクチャでセッションが失われる。
  • 接続サーバ サービスが停止したときに、アラートがトリガされない。
  • セッションからのログオフ後、一部の関係が削除されない。
  • Broker Agent でプール資格のクエリが無効になることがある。
  • アダプタのインストールに関する強化が行われ、インストール時間が短くなった。

既知の問題

  • [Horizon RDS プール] ダッシュボードで Blast プロトコル メトリックが表示されない

    RDS プールの Blast プロトコル データが表示されません。

    回避策:プール オブジェクトの Blast データを計算するには、スーパー メトリックを作成します。

  • 別の Horizon ポッドの Unified Access Gateway アプライアンスとセッションが表示される

    環境内の別の Horizon ポッドに設定された Unified Access Gateway アプライアンスをテストしたり、追加することができます。この Unified Access Gateway から開始したセッションは、現在の Horizon ポッドのダッシュボードでも表示することができます。

    回避策:なし

  • 重複した App Volumes Manager インストールが Broker Agent に追加できてしまう

    vRealize Operations for Horizon の Broker Agent 構成ユーティリティでは、App Volumes Manager インストールを IP アドレスまたは FQDN で追加することができます。同じ App Volumes Manager インストールを参照する IP アドレスや FQDN を追加することが可能です。

    回避策:Broker Agent 構成ユーティリティで、参照の 1 つを手動で削除して Broker Agent サービスを再起動します。

  • アラート ページにアプリケーション クラッシュに関するアラートが多数表示されることがあります。

    Desktop Agent はアプリケーション クラッシュに関する情報を Horizon Adapter に送信し、その結果、アラート ページに表示される通知アラートが生成します。これらのアラートは自動的にクリアされないため、アラート ページに表示されるデータ量が過剰になることがあります。

    回避策:毎日の cron ジョブを、cleanallstopobjects.jar スクリプトを実行するように設定します。このスクリプトの構文は、次のとおりです。

    java -jar cleanallstopobjects.jar vrealize-ip username password records expiration

    ここで、

    • vrealize-ip は vRealize Operations Manager インスタンスの IP アドレス
    • username は vRealize Operations Manager 管理者アカウント
    • password はこのアカウントのパスワード
    • records はページあたりのレコード数
    • expiration は、レコードが削除されるまでの日数
  • 削除したオブジェクトが [Unified Access Gateway] ウィジェットに表示されることがある

    Broker Agent を使って削除したオブジェクトが [Unified Access Gateway] ウィジェットで表示されたままとなることがあります。

    回避策:アダプタ インスタンスを停止し、インベントリ ツリーから影響を受けるオブジェクトを削除します。アダプタ インスタンスを起動し直します。

  • ポッド名が、予想時間(15 分)以内に [Horizon と接続したセッション] ウィジェットに表示されない

    [Horizon ヘルプ デスク] ダッシュボードで、すべての列でデータが表示されているにもかかわらず、[Horizon と接続したセッション] ウィジェットの [ポッド名] 列のみが 15 分経過しても表示されません。

    回避策:なし。ポッド名はセッション開始後、60 分以内に表示されます。

  • AppStack が割り当てられたアカウントを使用したマシン上で Desktop Agent が適切に動作しない

    App Volumes で AppStack が割り当てられたアカウントに Desktop Agent をインストールすると、ローカルのストレージではなくマウントした AppStack 上でエージェントがインストールされることがあります。この場合に、仮想マシンを再起動するか、または別のユーザーとしてログインするとエージェントが適切に動作しなくなります。

    回避策:AppStack が割り当てられたアカウントで Desktop Agent をインストールしないようにします。デスクトップ マシンのベース テンプレートで Desktop Agent をインストールするか、別のアカウントでインストールします。

  • 監視を行わなくなった Horizon ポッドが Horizon ダッシュボードに表示されたままになる

    Horizon ポッドの監視をやめても、監視をやめたポッドの情報がダッシュボードに表示されたままになります。

    回避策:service vmware-vcops --full-restart を実行してサービスを再起動します。または、vRealize Operations Manager ユーザー インターフェイスでターゲットの Horizon ポッド リソースと関連するすべての Horizon 接続サーバ、セキュリティ サーバ、およびプール リソースを手動で削除します。

  • [Horizon ヘルプ デスク] ダッシュボードの [Horizon と接続したセッション] ウィジェットの一部のエントリで表示されるデータが正しくない

    再接続したセッションで表示されるデータが正しくないことがあります。

    回避策:ウィジェットで [編集] アイコンをクリックし、[すべてのアクティブ セッション] を選択します。

  • vRealize Operations for Horizon をアップグレードすると、既存セッションのログイン関連メトリックが保持されない

    次のメトリックが影響を受けます。

    • ログイン時間
    • 平均ログイン時間
    • 最長ログイン時間

    回避策:なし

  • Horizon アダプタ インスタンス名が変更されると、関連データが [Horizon アダプタのシステムの健全性] ダッシュボードに表示されない

    Horizon アダプタ コレクタ リソースは Horizon アダプタ インスタンス名の変更を反映するよう自動的に更新されません。

    回避策:Horizon アダプタ インスタンス作成後は Horizon アダプタ インスタンス名を変更しないようにします。影響を受けるインスタンスは、元の名前に戻します。

  • Horizon アダプタが構成される前に確立したユーザー セッションで特定のネットワーク アラートが生成されない

    次のアラートが生成されません。

    • PCoIP|ラウンド トリップの待ち時間 (ミリ秒)
    • PCoIP|パケット ロスの割合

    回避策:なし。セッションが切断し、再び確立されるとアラートは正常に生成されます。

  • マルチバイトの文字を含むユーザー名が正しく表示されないことがある

    vRealize Operations Manager のユーザー インターフェイスで、中国語などのマルチバイトの文字を含むユーザー名が正しく表示されないことがあります。

    回避策:なし。可能な限りマルチバイトの文字を避けます。

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