Horizon アダプタは、RMI レジストリ サービス、デスクトップおよびブローカ メッセージ サーバ、および証明書管理サーバを公開します。

表 1. RMI サービス
サービス 説明 デフォルト ポート

RMI レジストリ サービス

Broker Agent および Desktop Agent は、最初に RMI レジストリ サービスに接続し、特定の RMI サーバのアドレスを要求します。RMI レジストリ サービスは、検索にしか使用されず、転送される機密データもないため、暗号化チャネルを使用していません。

3091

デスクトップ メッセージ サーバ

Desktop Agent はデスクトップ メッセージ サーバに接続し、このサーバを使用してデスクトップのパフォーマンス データをHorizon アダプタに送信します。デスクトップ メッセージ サーバは、TLS チャネルを使用して、Desktop Agent から送られてくるデータを暗号化します。

3099

証明書管理サーバ

Broker Agent は、証明書のペアリング プロセス中に証明書管理サーバに接続します。証明書管理サーバは暗号化チャネルを使用しません。証明書は、証明書のペアリング プロセス中にサーバ キーを使用して暗号化されます。

詳細については、証明書のペアリングを参照してください。

3100

ブローカ メッセージ サーバ

Broker Agent はブローカ メッセージ サーバに接続し、このサーバを使用して Horizonのインベントリ情報をHorizon アダプタ に送信します。ブローカ メッセージ サーバは、TLS チャネルを使用して、Broker Agent から送られてくるデータを暗号化します。

3101

図 1. RMI サービス ポートを介した通信
アダプタとエージェントはポート 3091、3099、3100、および 3101 を通信に使用します。
注: vRealize Operations for Horizon6.1 以前では、デスクトップ メッセージ サーバ、ブローカ メッセージ サーバ、および証明書管理サーバは、それぞれポート 3092、3093、および 3094 を使用します。下位互換性を維持するため、デフォルトではポート 3091 〜 3101 は vRealize Operations Managerファイアウォールで開いています。