このセクションでは、テナントの Day 2 操作について説明します。[テナントの追加] ウィザードで使用可能なすべての操作は、個別の Day 2 操作として使用できます。

テナント管理者の管理

テナントを最初に作成すると、1 つのローカル VMware Identity Manager ユーザーのみが作成され、そのユーザーにテナント管理者権限が付与されます。必要に応じて、後でテナント管理者を追加し、管理することができます。

テナント管理者の管理 - テナント管理者の追加

このオプションは、 VMware Identity Manager に新しいローカル ユーザーを追加し、このユーザーにテナント管理者権限を割り当てる場合に使用します。
  1. [ID およびテナントの管理] サービスに移動して、[テナント管理] をクリックします。
  2. 管理者を追加するには、テナントを選択します。
  3. [テナント管理者の追加] をクリックします。[テナント管理者の作成] 画面がロードされます
  4. 新しいテナント管理者の詳細を入力して、[テナント管理者の作成] をクリックします。
送信すると、完了するまで追跡できる申請が作成され、テナント管理者リストにユーザーが一覧表示されます。

テナント管理者の管理 - 検索と割り当て

このオプションは、関連するテナントの下の VMware Identity Manager にすでに存在しているユーザーがいる場合に使用されます。使用するには、テナント管理者権限が必要になります。この検索では、ローカルな VMware Identity Manager ユーザーと、関連するテナントで同期されている Active Directory ユーザーの両方を検索できます。テナント管理者権限を使用して複数のユーザーの検索や割り当てを行うことができます。ユーザーを検索するには、次の手順を実行します。
  1. [ID およびテナントの管理] サービスに移動して、[テナント管理] をクリックします。
  2. 管理者を追加するには、テナントを選択します。
  3. [検索と割り当て] をクリックします。
  4. すべてのユーザーが選択されている場合は、[テナント管理者の割り当て] をクリックします。

送信すると、完了するまで追跡できる申請が作成され、テナント管理者リストにユーザーが一覧表示されます。

製品の関連付け

テナントが作成されたら、いつでも Day 2 操作を行い、さらに多くの製品を関連付けることができます。vRealize Suite Lifecycle Manager 8.1 以降のリリースでは、vRealize Automation 8.1 以降のリリースのみを関連付けることができます。[製品の関連付け] には、テナントに関連付けられている現在の製品が一覧表示されます。関連付けを追加するには、[製品の関連付けの追加] をクリックします。製品を選択して、指定された推奨事項を確認します。vRealize Automation 8.x の場合は、証明書と DNS の要件が入力されていることを確認します。使用可能なリストからテナント管理者を選択します。テナント管理者が、新しいテナント vRealize Automation の組織所有者になります。事前チェックを実行してエントリを検証し、[送信] をクリックします。要求が完了すると、関連付けられた製品が [製品の関連付け] リストに一覧表示されます。

ディレクトリの移行

ディレクトリを移行する Day 2 操作は、[テナントの追加] ウィザードと似ています。テナント ビュー内の [ディレクトリ] タブには、テナント内にある現在のディレクトリが一覧表示されます。

注: これらのディレクトリは読み取り専用です。 vRealize Suite Lifecycle Manager では、サブテナント ディレクトリの完全なディレクトリ管理を行うことはできません。ディレクトリ管理は、プライマリ テナントにあるディレクトリにのみ行うことができます。

[ディレクトリの追加] をクリックすると、プライマリ テナント内のすべてのディレクトリが取得されます。移行するディレクトリを選択し、検証してから送信します。