vRealize Suite Lifecycle Manager 内で Day 2 操作を実行できるようになりました。
すべての製品(VMware Identity Manager 以外)の Day 2 操作
環境内の vRealize Suite 製品は、次の機能で構成されています。
- トポロジ - ノード構造を表示し、vRealize Suite Lifecycle Manager 内のさまざまな vRealize Suite 製品間の統合について理解するのに役立つトポロジ ビューアが導入されています。使用可能な vRealize Suite 製品を選択して、バージョン、証明書、およびライセンスの詳細を表示できます。プライマリ ノードまたはセカンダリ ノードで FQDN、IP アドレス、ネットワーク、DNS、およびその他のノードのプロパティを選択して、表示することもできます。
- 新しいコレクタ グループ - vRealize Operations Manager で新しいコレクタ グループを使用できます。新しいコレクタ グループを使用すると、新しいコレクタの追加、新しいコレクタ ノードのグループ化、コレクタ ノードの新しいコレクタ グループへの移動を行うことができます。リモート コレクタとクラウド プロキシをコレクタ グループに追加できます。
注: リモート コレクタからコレクタ グループにクラウド プロキシを追加しないことを推奨します。クラウド プロキシの場合は、クラウド プロキシのみを含む別のクラウド プロキシ グループを作成できます。
- Identity Manager での再信頼 - VMware Identity Manager 証明書が変わるたび、現在 VMware Identity Manager と統合されているすべての製品/サービスで VMware Identity Manager 証明書を再信頼する必要があります。vRealize Suite Lifecycle Manager 8.1 以降でも、VMware Identity Manager 証明書を置き換える、または変更する際に、[製品の参照] でリンクされている VMware Identity Manager と統合されているすべての製品が自動再信頼のためにオプトインされます。このボタンは、製品で VMware Identity Manager 証明書を明示的に再信頼するときにいつでも使用できます。
注: このオプションは、製品がグローバル環境の VMware Identity Manager と統合されている場合にのみ適用可能で、グローバル環境の VMware Identity Manager 下の [製品の参照] に表示されます。
- Identity Manager への再登録 - 製品が VMware Identity Manager と統合されると、VMware Identity Manager エンドポイントに登録されます。通常は VMware Identity Manager の FQDN に登録されます。VMware Identity Manager FQDN が変わるたびに、現在 VMware Identity Manager と統合されている製品またはサービスを新しい VMware Identity Manager FQDN に再登録する必要があります。
- FIPS コンプライアンス モードの有効化 – vRealize Suite Lifecycle Manager 8.3 以降では、vRealize Log Insight および vRealize Operations Manager で FIPS コンプライアンス モードを使用できます。製品の展開中に FIPS モードを有効または無効にできます。または、[環境の管理] ページで、製品レベル操作に対し [FIPS コンプライアンスの有効化] オプションを選択できます。
注: vRealize Suite 製品に対し FIPS モードを有効にすると、元に戻して、FIPS 以外のモードで実行できません。
- NTP 構成の更新 – vRealize Suite Lifecycle Manager 8.6 以降では、vRealize Suite 製品を展開した後に NTP 構成の詳細を更新できます。時刻同期モードには、2 つの構成オプション(NTP サーバを使用と EXSi ホスト時刻を使用)があります。NTP サーバを選択した場合は、新しいサーバの詳細を追加したり、サーバ名や FQDN/IP アドレスなどの既存のサーバの詳細を編集したりできます。[送信] をクリックして、新しい NTP サーバの詳細を表示します。[NTP サーバの優先順位の変更] で、サーバの優先順位を変更できます。次に、事前チェックを実行して、正常に終了したチェックと失敗したエントリの詳細を表示します。[送信] をクリックすると、NTP 構成の更新申請が送信されます。
vRealize Automation クラスタ化環境の Day 2 操作
SSL がロード バランサで終了されるように vRealize Automation ロード バランサが構成されている場合、ロード バランサの証明書の変更を vRealize Automation で再信頼する必要があります。vRealize Automation 8.x のクラスタ化環境では、[ロード バランサの再信頼] をクリックして、vRealize Automation でロード バランサ証明書を再信頼できます。
注: この操作では主に、再信頼の実行前に、クラスタ化された
vRealize Automation 8.x の
vRealize Suite Lifecycle Manager インベントリがチェックされます。クラスタ化された
vRealize Automation 8.x のインベントリ データについては、製品プロパティの
[クラスタ VIP] セクションの下にパラメータ
vra-va- SSL terminated at load-balancer が含まれています。このパラメータにより、SSL が
vRealize Automation ロード バランサで終了されるかどうかが決定されます。すべての新規の
vRealize Automation 8.X 展開に対し、このオプションはユーザーが入力する入力として提供され、既存の展開に対し、パラメータの値が自動的に計算されます。
注:
vRealize Automation では、起動操作とシャットダウン操作を使用して、
vRealize Automation サービスを正常に起動およびシャットダウンすることもできます。