vSphere Client で、vRealize Suite Lifecycle Manager で必要とされる権限を持つユーザー ロールを作成します。同じロールをユーザーに割り当てると、そのユーザーは vRealize Suite Lifecycle Manager に vCenter Server を追加できます。

前提条件

ユーザーまたはユーザー グループにロールを追加するための管理者権限を持っていることを確認します。vCenter Server を使用するには、管理者権限を持っている必要があります。

VMC SDDC に展開された vCenter Server を使用している場合は、使用可能な CloudAdmin ロールを使用する必要があります。vCenter Server 上の VMC の詳細については、VMware Cloud on AWS ドキュメントを参照してください。vCenter Server に VMC を展開するときは、デフォルトの CloudAdmin ロールを使用できます。クラウド管理者権限の詳細については、CloudAdmin 権限ドキュメントを参照してください。

手順

  1. vSphere Client を使用して vCenter Server にログインします。
  2. vSphere Client のホーム ページで、[管理] の下にある [ロール] をクリックします。
  3. vRealize Suite Lifecycle Manager と vCenter Server の間のすべてのシステム通信を実行するためのロールを作成します。
  4. [読み取り専用] のクローンを作成し、ロールに名前を付けます。
  5. [ロールの作成] ダイアログ ボックスで、次の構成設定を使用してロールを構成し、[次へ] をクリックします。
    設定
    ロール名 vRealize Suite Lifecycle Manager
    権限
    • データストア
      • すべての権限を選択できます。
    • Host.Local
      • 操作 - vCenter Server へのホストの追加
      • 操作 - 仮想マシンの作成
      • 操作 - 仮想マシンの削除
      • 操作 - 仮想マシンの再構成
      • インベントリ - 変更 - クラスタ
    • ネットワーク
      • ネットワークの割り当て
    • リソース
      • リソース プールへの vApp の割り当て
      • リソース プールへの仮想マシンの割り当て
    • vApp
      • すべての権限を選択できます。
    • 仮想マシン
      • すべての権限を選択できます。
    • コンテンツ ライブラリ
      • すべての権限を選択できます。
    このロールは、システム匿名、システム ビュー、システム読み取りの各権限を継承します。
    注: コンテンツ ライブラリを作成する権限が必要です。コンテンツ ライブラリではデータストアを使用してすべてのテンプレートが保存されるため、同じデータストアに対するアクセス、読み取り、書き込みの権限が必要です。したがって、データストアおよびコンテンツ ライブラリの下のすべての権限が必要です。
  6. 新しいロールに名前を付け、[完了] をクリックします。
  7. [管理] の下で [グローバル権限] を選択し、[管理] をクリックします。
  8. 権限を追加するには、プラス記号をクリックします。
  9. 作成したユーザーとロールを選択し、[OK] をクリックします。