vRealize Suite Lifecycle Manager 8.4.1 以降では、VMware Identity Manager バージョン 3.3.5 の新規インストール中に FIPS (Federal Information Processing Standard) モードと非 FIPS モードがサポートされます。ただし、VMware Identity Manager のインストール後に FIPS モードを切り替えることはできません。VMware Identity Manager のアップグレード中は、非 FIPS モードのみがサポートされます。vRealize Suite Lifecycle Manager 8.4 以降のリリースで環境を作成する場合は、VMware Identity Manager のインストールを省略できます。
以前のリリースでは、vRealize Suite Lifecycle Manager で環境を作成する前に VMware Identity Manager をインストールする必要がありました。VMware Identity Manager インスタンスが作成されていない場合は、vRealize Suite Lifecycle Manager ユーザー インターフェイスに自動的に移動して、インストールするよう求められました。
現在は、 VMware Identity Manager 切り替えボタンを有効または無効にできます。
注:
vRealize Automation 8.x をインストールまたはインポートする前に、
VMware Identity Manager のグローバル環境が
vRealize Suite Lifecycle Manager にあることを確認してください。グローバル環境がインストールされていない場合は、
vRealize Automation 8.x の展開を続行できません。グローバル環境をインストールするには、[環境の作成] 画面で切り替えボタンを有効にします。
手順
- [マイ サービス] ダッシュボードに移動して、[Lifecycle Operations] をクリックします。
- [Identity Manager のインストール] 切り替えボタンを有効にして、VMware Identity Manager をインストールします。他の vRealize Suite 製品のインストールを続行するには、[Identity Manager のインストール] 切り替えボタンを無効にします。
- [環境の作成] をクリックして、環境の詳細を入力します。
- 環境名はデフォルトでグローバル環境のままになります。
- (オプション) 環境の説明を最大 1,024 文字で入力します。
- パスワードの詳細を追加します。
注: パスワードが表示されない場合は、Locker に移動してパスワードを追加します。
- [データセンター] の名前を選択します。
- 必要に応じて、[JSON 構成] 切り替えバーを有効または無効にします。JSON 構成を有効にする場合は、JSON ファイルのテキストを手動で貼り付けるか、ローカル システムからファイルをインポートすることができます。
- [次へ] をクリックします。
- 手順 2 で [Identity Manager のインストール] を有効にした場合は、[新規インストール] オプションを選択して VMware Identity Manager をインストールします。切り替えを無効にした場合は、他の vRealize Suite 製品の [新規インストール] オプションを選択します。
- VMware Identity Manager で必要なサポート対象バージョンを選択して、[次へ] をクリックします。
結果
VMware Identity Manager の構成の詳細については、vRealize Suite 製品のインストールのセクションを参照してください。