vRealize Operations Manager の継続的可用性 (CA) は、ノードの障害時にデータが失われることを防止し、物理的な場所の障害時に vRealize Operations の可用性を確保します。

注: マスター ノードの呼称は、プライマリ ノードになりました。マスター レプリカ ノードの呼称は、プライマリ レプリカ ノードになりました。
CA により、vRealize Operations Manager クラスタは複数の vSphere クラスタ全体をカバーする 2 つのフォルト ドメインに分割され、フォルト ドメイン全体が失われないように分析クラスタが保護されます。2 つのフォルト ドメインは、 [フォルト ドメイン 1][フォルト ドメイン 2] です。デフォルトでは、プライマリ ノードとレプリカ ノードは [フォルト ドメイン 1] および [フォルト ドメイン 2] に割り当てられます。 [フォルト ドメイン 1] で障害が発生しても、ペアになっているもう 1 つの ノードにより、そのインシデントはデータ損失につながらないため、機能が中断されることはありません。

[監視ノード] は、独立した存在の 3 番目のネットワーク ドメインであり、2 つのフォルト ドメイン間のネットワーク パーティショニングを認識します。2 つのフォルト ドメイン間のネットワーク接続が失われると、クラスタはスプリット ブレイン状態になり、そのことが [監視ノード] によって検出されます。データ不整合の問題を回避するために、すぐにフォルト ドメインの 1 つがオフラインになります。

注: CA を有効にするには、少なくとも 3 組のノードが必要です。プライマリ ノードとレプリカ ノードを含め、最大 16 のデータ ノードを追加できます。