vRealize Suite Lifecycle Manager 8.6 | 2021 年 10 月 12 日 | ビルド 18747913

各リリース ノートで、追加または更新された情報をご確認ください。

リリース ノートの概要

本リリース ノートでは、次のトピックについて説明します。

新機能

ここでは、vRealize Suite Lifecycle Manager 8.6 の主な機能について説明します。

  • クラウド プロキシの展開
  • VCF の機能強化
  • スナップショット管理の機能強化
  • 送信通知の統合
  • vRealize Operations Manager のサポート向上
  • 技術的負債と製品の改良
  • マーケットプレイスの改良
    • これまでマーケットプレイスは、VMware Solutions Exchange に接続して vRealize Suite Lifecycle Manager のコンテンツをダウンロードしていました。現在 VMware Solutions Exchange は廃止されているため、マーケットプレイスは VMware Cloud Marketplace から必要なコンテンツを取得しています。
  • コンテンツ管理の機能強化
    • Orchestrator ワークフローのキャプチャ時に、Orchestrator アクションと Orchestrator-ConfigurationElement のバージョン履歴がキャプチャされるようになりました。
    • これらのコンテンツ タイプをリリースするときは、クラウド テンプレートと XaaSBlueprint を展開または公開できます。
  • 使いやすさのために vRealize Cloud Universal を簡素化
  • vRealize Suite Lifecycle Manager の無期限ライセンスと vRealize Cloud Universal ライセンス

注: ユーザーのフィードバックをエンジニアリングチームや製品開発チームに直接提供し、製品の強化に対応できるようになりました。

推奨

  • ソースの vRealize Automation が 8.0.0 GA または 8.0.1 GA の場合は、KB78235 が適用されていることを確認してから、アップグレードを実行して、期限切れの root アカウントを復元します。
  • vRealize Suite Lifecycle Manager で VMware Identity Manager および vRealize Automation 用にマルチテナントを構成する場合、VMware Identity Manager 証明書を置き換えると、VMware Identity Manager に統合されている製品でサービスのダウンタイムが発生することがあります。したがって、マルチテナントに必要なホスト名が含まれている SAN 証明書を作成することをお勧めします。サービスが中断しないようにするには、VMware Identity Manager でワイルドカード証明書を使用します。
  • VMware Identity Manager クラスタのセットアップを再起動するには、vRealize Suite Lifecycle Manager で VMware Identity Manager 製品アクションの [パワーオン] と [パワーオフ] のオプションを使用します。

制限事項

  • Windows 仮想マシンの VMware Remote Console を使用して、vRealize Suite Lifecycle Manager をアップグレードすることはできません。vRealize Suite Lifecycle Manager のアップグレード時、ISO ファイル名は、Windows 仮想マシンにマウントされた後に切り詰められます。アップグレード時、ISO ファイル名は vCenter Server のコンテンツ ライブラリにアップロードするか、vRealize Suite Lifecycle Manager 仮想マシンがアクセスできるデータストアにアップロードしてください。ISO ファイル名をアップロードしたら、仮想マシンの vCenter Server インベントリからのハードウェア構成を編集して、vRealize Suite Lifecycle Manager 仮想マシンの CD-ROM デバイスに ISO を接続します。vRealize Suite Lifecycle Manager のユーザー インターフェイスから、CD-ROM ベースのアップグレード オプションを選択して、[続行] をクリックします。
  • vRealize Automation SaltStack Config は、[My VMware] の [vRealize Suite Lifecycle Manager 設定] > [バイナリ マッピング] > [製品バイナリ] 画面でダウンロードできません。vRealize Automation SaltStack Config 製品バイナリは vRealize Suite のダウンロード ページで提供されていないためです。詳細および回避策については、KB82543 を参照してください。
  • カスタム フォームがターゲットの vRealize Automation でブループリントを使用せずにリリースされた場合は、vRealize Suite Lifecycle Manager でリリースが成功しても、カスタム フォームはターゲットの vRealize Automation インスタンスに表示されません。カスタム フォームをリリースするには、最初に、関連する複合ブループリントがターゲットの vRealize Automation でリリースまたは作成されていることを確認します。
  • vRealize Automation 8.x エンドポイントのコンテンツ ソース:vRealize Automation 8.x 上でブループリントをリリースするときは、リリース前にターゲットの vRealize Automation 8.x 上でコンテンツ ソースを作成する必要があります。
  • vRealize Automation 8.x コンテンツ タイプ:名前が変更された vRealize Automation 8.x コンテンツ タイプは、vRealize Automation エンドポイントから再キャプチャして、ソース制御エンドポイントにチェックインする必要があります。ソース制御にコンテンツがある場合は、ソース制御エンドポイントのフォルダ名を手動で変更した後、ソース制御エンドポイントからコンテンツをチェックアウトする必要があります。
  • vRealize Suite Lifecycle Manager 8.0.1 以降では、1.3、2.0、2.1 からのコンテンツの移行はサポートされていません。詳細については、「コンテンツ管理」を参照してください。 
  • 古いバージョンからのコンテンツが最新バージョンでサポートされるかどうかは、製品の機能によって決まります。vRealize Automation 7.5 からコンテンツをキャプチャして、vRealize Automation 7.6 にリリースすることは可能です。ただし、それより古いバージョンからキャプチャしたコンテンツが vRealize Automation 7.6 でサポートされていない場合、vRealize Suite Lifecycle Manager では機能しません。
  • vRealize Orchestrator パッケージでは、パッケージ内の要素数を最大 1,000 個にスケールアップできます。
  • vRealize Suite Lifecycle Manager では、仮想マシンのスナップショットは進行中の状態のままになります。vRealize Suite Lifecycle Manager では、デバイスにバックアップされる仮想マシンのスナップショットはサポートされず、進行中の状態のままになります。vCenter Server でデバイスにバックアップされる仮想マシンのスナップショットは作成できません。vRealize Suite Lifecycle Manager は、仮想マシンのスナップショットの作成をサポートしています。ただし、vCenter Server では、デバイスのバックアップの作成もサポートしています。このような仮想マシンでは、vRealize Suite Lifecycle Manager のスナップショット要求は進行中のままになります。
  • OS のアップグレード タスクの完了後に、アプリケーションのアップグレード タスクで vRealize Operations のアップグレードが失敗し、クラスタがオンラインでなくなります。
    vRealize Operations ノードのいずれかで Cassandra が失敗すると、それが原因で vRealize Operations クラスタがオフラインになります。

複数の脆弱性に対するセキュリティ更新

vRealize Suite Lifecycle Manager 8.6 では、次の CVE が解決されています。

Photon OS コンポーネント 修正されたバージョン 解決された CVE
gnutls gnutls-3.6.15-3 CVE-2021-20232
nginx nginx-1.16.1-4 CVE-2021-23017
libxml2、libxml2-devel、libxml2-python libxml2-2.9.11-2、libxml2-devel-2.9.11-2、libxml2-python-2.9.11-2 CVE-2021-3517、CVE-2021-3518、CVE-2021-3537
glibc、glibc-i18n、glibc-iconv、glibc-lang glibc-2.28-15、glibc-i18n-2.28-15、glibc-iconv-2.28-15、glibc-lang-2.28-15 CVE-2021-35942、CVE-2021-33574
Linux linux-4.19.198-2 CVE-2021-33909
python-cryptography python-cryptography-2.8-2 CVE-2020-36242
nss、nss-libs nss-3.44-6、nss-libs-3.44-6 CVE-2020-12403
bindutils bindutils-9.16.15-1 CVE-2021-25214、CVE-2021-25215、CVE-2021-25216
curl、curl-libs curl-7.78.0-2、curl-libs-7.78.0-2 CVE-2021-22945、CVE-2021-22946、CVE-2021-22947

 

解決した問題

  • vRealize Suite Lifecycle Manager をアップグレードした後の VCF 対応パスワードのエラー

    vRealize Suite Lifecycle Manager バージョン 8.2.1 を 8.6 より前の新しいバージョンにアップグレードしてから、環境のインベントリ同期を実行すると、Locker からパスワードを編集できないことがあります。次のエラー メッセージが表示される場合があります。

    The Password edit is not allowed for VCF enabled environment

    回避策:vRealize Suite Lifecycle Manager バージョン 8.2.1 を 8.6.0 より前の新しいバージョンにアップグレードする場合は、必ず vRealize Suite Lifecycle Manager インベントリの環境を再インポートしてください。

  • アップグレード後に vRealize Suite Lifecycle Manager のユーザー インターフェイスにアクセスできない

    vRealize Suite Lifecycle Manager のアップグレード時に VMware Identity Manager API が応答しない場合、アップグレードは次のエラーを表示して失敗します。

    SYSOUT/SYSERR CAPTURED:  -- org.springframework.web.client.
    ResourceAccessException: I/O error on GET request for "https://[vIDM hostname]/SAAS/API/1.0/REST/auth/token": 
    Connection reset; nested exception is java.net.SocketException: Connection reset”.
    This can be verified by looking at logs available under /var/log/vmware_vrlcm.log.

    回避策:

    1. スナップショットを元に戻します。
    2. アップグレードを実行する前に、VMware Identity Manager が vRealize Suite Lifecycle Manager を介して応答し、VMware Identity Manager インベントリの同期が成功していることを確認します。

既知の問題

  • vRealize Operations Manager パッチのインストール要求がエラー メッセージを表示して失敗する

    vRealize Suite Lifecycle Manager で vRealize Operations Manager PAK ファイルが破損していると、vRealize Operations Manager パッチのインストール要求は次のエラー メッセージが表示され失敗することがあります。

    vROps のアップグレードが次の例外により失敗しました。製品 PAK ファイル null が見つかりません。

    回避策:次の手順を実行してください。

    1. [設定] > [バイナリ マッピング] > [パッチ バイナリ] タブでマッピングされた vRealize Operations Manager パッチのインストール バイナリを削除します。
    2. vRealize Operations Manager パッチ ファイルを新しいバイナリにマッピングします。
    3. vRealize Operations Manager パッチのインストールを再トリガします。
  • 履歴コンテンツ バージョン vRO 7.5 のキャプチャはサポートされていません

    vRO 7.5 のコンテンツの履歴バージョンをキャプチャおよびリリースを試行した場合、コンテンツはキャプチャされません。

    回避策:vRO 7.6 以降でサポートされるバージョンの履歴コンテンツを使用します。

  • vRealize Suite Lifecycle Manager で vRealize Operations の展開が失敗する

    vRealize Suite Lifecycle Manager で My VMware から vRealize Operations バージョン 8.5 または 8.6 のインストール バイナリをダウンロードした後、
      vRealize Operations のインストールが次のエラーを表示して失敗することがあります。

    エラー コード:LCMVSPHERECONFIG1000087
    OVF の展開中に例外が発生しました。無効な引数が指定されました。
    OVF 展開に無効な引数が指定されました。

    回避策:ローカルや NFS など、インストール バイナリをマッピングする別の方法を使用するか、コンテンツ ライブラリのマッピングを有効にします。

    1. vRealize Operations バイナリを My VMware からダウンロードし、NFS や vRealize Suite Lifecycle Manager 仮想アプライアンスなどの共有の場所に配置します。
    2. vRealize Suite Lifecycle Manager で [設定] 画面 > [バイナリ マッピング] の順に移動します。
    3. バイナリを追加するには、vRealize Suite Lifecycle Manager で場所のタイプ として [ローカル] または [NFS] を選択します。
    4. vRealize Operations のインストールをトリガします。

    注: vRealize Suite Lifecycle Manager でバイナリのマッピングを可能にする別の方法については、vRealize Suite Lifecycle Manager のドキュメントを参照してください。また、詳細については、ナレッジベースの記事 KB 86088 も参照してください。

  • vRealize Suite Lifecycle Manager と vRealize Log Insight の統合エラー

    Secure Socket Layer (SSL) を使用せずに vRealize Suite Lifecycle Manager と vRealize Log Insight を統合すると、統合は失敗する場合があります。

    vRealize Suite Lifecycle Manager と vRealize Log Insight の統合は、SSL を使用して実行します。

  • vRealize Operations Manager エンドポイントのテスト接続が失敗する

    vRealize Suite Lifecycle Manager で、VMware Identity Manager を使用するように vRealize Operations Manager を構成する場合、vRealize Operations Manager エンドポイントの追加時にコンテンツ管理でテスト接続を実行すると、接続が失敗します。

    回避策:次の形式のユーザー名を使用してログインします。

    domain@vidmauthsource
    例:configadmin@System
  • パッケージのダウンロード中に vRealize Suite Lifecycle Manager のアップグレードの応答が停止する

    古いバージョンの vRealize Suite Lifecycle Manager をアップグレードすると、システムのアップグレードの応答が停止し、パッケージをダウンロードできません。

    回避策

    次のいずれかの手順を実行します。

    • スナップショットを元に戻してから、アップグレードを再試行します。
    • upgradeprogress ファイルを削除してから、アップグレードを再試行します。

    詳細については、KB81402 を参照してください。

  • ソース制御からのコンテンツに対する互換性バージョン チェックに時間がかかる

    ソース制御からテストを実行する場合(キャプチャ + テスト、キャプチャ + 展開、キャプチャ + テスト + 展開など)、またはマルチ リリースもしくはマルチ テスト機能を使用してコンテンツをリリースする場合、コンテンツの提供元がソース制御であると、互換性チェックを使用したバージョン互換性テストに時間がかかります。

    回避策:展開の実行時にソース制御から選択するコンテンツの数を減らします。これにより、互換性テストの結果が得られるまでの時間が短くなります。

  • 失敗した展開要求で指定された再試行の入力が保存されない 

    失敗した展開要求で指定された再試行の入力が保存されず、展開要求の次のタスクが、展開時に指定された古い入力で再び失敗します。

    回避策:展開要求の失敗したタスクごとに再試行の入力を指定するか、正しい入力を使用して環境を再展開する必要があります。

  • [設定] 画面の下にある事後および事前スタブに、VRCS_CUSTOM タグが付いたワークフローが表示されない

    事前および事後スタブで外部の vRO エンドポイントを選択した後、(VRCS_CUSTOM タグが付いた)既存のワークフローのいずれもドロップダウンに表示されません。

    回避策:vRO エンドポイントのワークフローの既存のタグ (VRCS_CUSTOM) の名前を「vRSLCM_CUSTOM」に変更します。これにより、ドロップダウン メニューにすべてのワークフローが表示されます。

  • コンテンツ管理の移行またはアップグレード中に、ソース制御エンドポイントをそれぞれのソース制御サーバに再度マッピングする必要があります。vRealize Suite Lifecycle Manager 2.0 を 8.0.1 に移行している間、vSphere 設定画面にコンテンツ ライブラリ構成が表示されません。

    回避策:

    • 移行または更新されたセットアップで、必要なソース制御エンドポイントを編集します。ソース制御サーバで、このエンドポイントにマッピングするサーバをドロップダウン メニューから選択します。
    • 同様に、vRealize Suite Lifecycle Manager 2.0 から 8.0.1 に移行する場合は、Lifecycle Manager 環境内の vSphere 設定画面からコンテンツ ライブラリを再選択します。
  • テナント作成時に複数の vRealize Automation 製品を選択した場合、テナントと特定の vRealize Automation インスタンスの関連付けに失敗すると、テナント全体を管理できなくなる 

    VMware Identity Manager で作成したテナントが vRealize Automation で失敗した場合、そのテナントを [テナント管理] 画面で使用できません。また、同じテナントを他の構成に使用することもできません。

    回避策:

    次のいずれかの回避策を実行します。

    1. テナント作成のエラーを修正した後、失敗したテナント作成要求を再試行します。 
    2. 再試行要求で、特定の vRealize Automation 用のテナント作成をスキップします。

    テナント作成要求が成功するまで、テナント作成要求に指定されたすべての製品に対して再試行を実行します。テナント作成要求が成功したら、[テナント管理] 画面でテナントをクリックして、さらに操作を実行します。

  • vRealize Suite Lifecycle Manager を 8.1 以降にアップグレードして VMware Identity Manager 証明書を置き換えている間、製品の関連付けにすべての製品が表示されない

    vRealize Suite Lifecycle Manager を 8.1 以降にアップグレードして VMware Identity Manager 証明書を置き換えている間、vRealize Suite Lifecycle Manager にある、VMware Identity Manager に統合されたすべての製品が、製品の関連付けに表示されません。

    回避策:

    vRealize Suite Lifecycle Manager を 8.1 以降にアップグレードしてから、VMware Identity Manager に統合された製品に対してインベントリ同期を実行します。次に、[証明書の置き換え] ウィザードに表示されたすべての製品の関連付けを反映するために、VMware Identity Manager 証明書の置き換えを試みます。

  • 特定のページに移動すると、vRealize Suite Lifecycle Manager のユーザー インターフェイスがクラッシュする

    特定のページに移動すると、vRealize Suite Lifecycle Manager のユーザー インターフェイスがクラッシュしたり、特定の操作が反映されなかったりします。予期しないエラー メッセージが表示され、サーバへの接続を確認して再試行するように指示されます。

    回避策:

    次のいずれかの回避策を実行します。

    • ブラウザのキャッシュを消去します。
    • vRealize Suite Lifecycle Manager のユーザー インターフェイスをシークレット モードで開き、ブラウザのキャッシュをリセットします。
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