vRealize Suite Lifecycle Manager 8.0 以降では、コンテンツ パイプラインとキャプチャ パイプラインのみがサポートされます。[コンテンツ パイプライン] セクションの [パイプライン] タブのコンテンツ パイプラインカードに、過去 24 回のパイプライン実行のステータスが表示されます。各コンテンツ パイプラインを実行するように選択すると、関連付けられているキャプチャ パイプラインがある場合は、キャプチャ パイプライン カードに表示されます。パイプライン カードで色付きのドットで表されている実行を選択すると、選択した実行のさまざまなステージの詳細な内訳を表示できます。コンテンツ パイプラインの実行には、最大 9 つのステージを実行順に含めることができます。ただし、実際の実行には、実行に関連するステージが含まれています。
パイプライン スタブ
コンテンツがキャプチャされると、パイプライン スタブに各アクションのステータスが表示されます。コンテンツが実行されるたびに、コンテンツ パイプラインは次のいずれかのステータス タイプになります。
- キャプチャ前
- キャプチャ
- キャプチャ後
- テスト前
- テスト
- テスト後
- 展開/チェックイン前
- 展開/チェックイン
- 展開/チェックイン後
[実行] タブには、すべてのコンテンツとキャプチャ パイプラインの実行が一覧表示されます。このリストには、それぞれの実行のステータス、実行時間、実行者、申請時刻が表示されます。このリストは、パイプラインのタイプと実行ステータスでフィルタリングできます。
各パイプラインはさまざまなステージで構成されていて、ステージごとにさまざまなタスクを設定できます。タスクは、カスタムのビジネス ロジックに基づいて並行に実行することも、順番に実行することもできます。コンテンツに対して実行するアクションを選択した後に、コンテンツ キャプチャを実行して、このようなアクションに関連するさまざまなタイプのステータスを一覧表示することができます。各コンテンツ設定は、[コンテンツ パイプライン] 画面に表示されるビューに関係しています。
パイプラインの実行条件︰
- [EXECUTE_ON_SUCCESS]- スタブは、対応するステージが正常に実行された場合にのみ実行されます。たとえば、キャプチャ ステージが正常に実行された場合のみ EXECUTE_ON_SUCCESS が実行されるように構成されている場合は、キャプチャ後になります。
- [EXECUTE_ON_FAILURE]- スタブは、対応するステージが失敗した場合にのみ実行されます。たとえば、キャプチャ ステージの実行が失敗した場合のみ EXECUTE_ON_FAILURE が実行されるように構成されている場合は、キャプチャ後になります。
- [EXECUTE_ON_SUCCESS_AND_FAILURE]- 対応するステージの実行の成否に関係なく、スタブが実行されます。たとえば、キャプチャ ステージの実行の成否に関係なく EXECUTE_ON_SUCCESS_AND_FAILURE が実行されるように構成されている場合は、キャプチャ後になります。
入力パラメータ
「前」または「後」のスタブでは、上記のパラメータ リストがサポートされていて、パラメータの値が入力としてそれぞれの
vRealize Orchestrator ワークフローに渡すことができます。これらの入力の値は、「前」または「後」のルーチンが実行されるパイプライン実行の内容(キャプチャ済み/テスト済み/展開済み)によって異なります。現在、すべてのパラメータのタイプは「文字列」です。したがって、
vRealize Orchestrator 内の対応するワークフローに構成された入力パラメータは、タイプを「文字列」にする必要があります。パラメータのタイプが一致しない場合、パイプラインの実行が失敗します。構成の詳細については、
パイプライン スタブの構成を参照してください。
展開後のパイプライン | 展開前のパイプライン | テスト後のパイプライン | テスト前のパイプライン | キャプチャ後のパイプライン | キャプチャ前のパイプライン |
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