高可用性モードでの vCenter Server のアップデート
VMware Cloud コンソールから、高可用性モードで構成された vCenter Server インスタンスをアップデートできるようになりました。vCenter Server のアップデートの有効化を参照してください。
高可用性モードでの vCenter Server のアップデート
VMware Cloud コンソールから、高可用性モードで構成された vCenter Server インスタンスをアップデートできるようになりました。vCenter Server のアップデートの有効化を参照してください。
vSphere+ および vSAN+ の各エディションのサブスクリプション使用量の表示
サブスクリプション使用量として、vSphere+ および vSAN+ の各エディションの使用量情報が表示されるようになりました。
vCenter Cloud Gateway サマリの表示
登録されたゲートウェイと vCenter Server の完全なリストを VMware Cloud コンソール > [インベントリ] > [ゲートウェイ] で確認できます。
無償評価版がライフサイクル管理に対応
無償評価版でライフサイクル管理を有効にして、vCenter Server インスタンスをアップグレードできるようになりました。vCenter Server のアップデートを有効にするには、「vCenter Server のアップデートの有効化」を参照してください。
vCenter Server の更新履歴の表示
VMware Cloud コンソール > [メンテナンス] 画面から実行された vCenter Server のすべての更新の詳細な履歴を表示できるようになりました。
拡張リンク モード (ELM) で構成された vCenter Server インスタンスで vCenter Server アップデートの事前チェックに失敗する
ELM で構成された vCenter Server インスタンスで、ロールバックに成功してアップグレードに失敗した場合、次の事前チェックが失敗し、「vCenter Server が要件を満たしていません」というエラーが表示されます。
回避策:https://kb.vmware.com/s/article/71391 に記載されている手順を実行します。
SSHD サービスがマスクされている場合、vCenter Server のアップグレードに失敗する
sshd サービスがマスクされている場合は、vCenter Server のアップグレードに失敗し、アップグレードは元に戻されます。
回避策:vCenter Server で sshd サービスのマスクを解除してから vCenter Server をアップグレードします。
ソース vCenter Server に NFS マウントが構成されている場合、vCenter Server を 8.0 Update 1 にアップグレードできない
NFS マウントが vCenter Server に接続されている場合は、8.0 Update 1 へのアップグレードに失敗し、アップグレードは元に戻されます。
回避策:NFS をアンマウントしてから vCenter Server をアップグレードします。
[目的の状態構成] ダッシュボード
[目的の状態構成] > [概要] 画面で、vCenter Server インスタンスのコンプライアンス状態と関連プロファイルを一目で確認できます。上位 5 つの非準拠 vCenter Server インスタンスとプロファイルをすばやく検出できます。さらに、[vCenter Server コンプライアンス] 画面に移動して、コードを並べて比較し、さらにドリルダウンして逸脱を分析できます。「目的の状態コンプライアンス サマリの表示」を参照してください。
[プロファイル設定] ビューの更新
大規模かつ複雑な JSON プロファイルをコードとして簡単に操作できるようになりました。[プロファイル設定] ビューには、プロファイルの一部または全体の検索/コピー、プロファイルのダウンロード、プロファイルのセクションへの移動を簡単に行うためのインデックスが追加されました。
スーパーバイザーの監視
vCenter Server を vSphere+ にサブスクライブすると、VMware Cloud コンソールから vSphere+ 環境内のすべてのスーパーバイザーを監視できます。vSphere Client にログインしなくても、各スーパーバイザーの vSphere 名前空間、構成ステータス、Kubernetes エンドポイントなどの詳細を表示できます。スーパーバイザーを監視するには、VMware Cloud コンソールにログインして [インベントリ] に移動し、vCenter Server を選択して [スーパーバイザー] に移動します。Monitor Supervisorsを参照してください。
VMware vRealize Operations™ によるキャパシティ監視
vCenter Cloud Gateway に接続されている vCenter Server インスタンスに関連付けられたすべてのクラスタのキャパシティの使用量を監視できるようになりました。
各クラスタのホスト、コア、仮想マシン、残り時間、残りキャパシティなどの詳細を監視および分析できます。
キャパシティを監視するには、https://vmc.vmware.comにログインして、[インフラストラクチャの運用] > [容量] の順に選択します。
VMware Cloud コンソールからの仮想マシンのパワーオンとパワーオフ
VMware Cloud コンソール > [仮想マシン] 画面から仮想マシンをパワーオンおよびパワーオフできるようになりました。その他の電源操作には vSphere Client を使用します。
vCenter Server High Availability (vCenter HA) を vSphere+ にサブスクライブできるようになりました
vCenter Server HA インスタンスを vCenter Cloud Gateway に、および vCenter Server HA インスタンスを vSphere+ にサブスクライブできるようになりました。
サブスクリプションの使用量がコミット済みのキャパシティを超えた場合の E メール通知
現在のサブスクリプションの使用量が購入したサブスクリプション キャパシティを超えるたびに、VMware Cloud Services からすべての組織の所有者に詳細な使用量のサマリを含む E メール通知が送信されます。組織の所有者は、VMware Cloud Services コンソールの [組織] > [詳細] 画面からこの通知設定を変更できます。
vSphere+ サブスクリプションに VMware Tanzu® Mission Control™ Essentials が含まれるようになりました
DevOps チームがマルチクラウド、マルチクラスタの Kubernetes プラットフォームを管理するための一元化されたハブを設定できるようになりました。vSphere+ サブスクリプションを適用すると、Tanzu Mission Control Essentials サービスが自動的に有効になります。
拡張リンク モード (ELM) の vCenter Server インスタンスを vSphere+ にサブスクライブできるようになりました
vCenter Server インスタンスを初めて vCenter Cloud Gateway に接続する場合は、ELM と ELM 以外の両方の vCenter Server インスタンスを使用できます。
最大 8 個の vCenter Server インスタンスを単一の vCenter Cloud Gateway インスタンスに接続できるようになりました。
既知の問題
ELM の vCenter Server インスタンスを既存の vCenter Cloud Gateway インスタンスに接続できない
問題:ELM 以外の vCenter Server インスタンスを既存の vCenter Cloud Gateway にすでに接続している場合、ELM の vCenter Server インスタンスを同じ vCenter Cloud Gateway に接続することはできません。
回避策:最新バージョンの vCenter Cloud Gateway をダウンロードしてインストールします。ELM の vCenter Server インスタンスを最新の vCenter Cloud Gateway に接続します。
vSphere+ で vSAN ライセンス キーを使用できるようになりました
vSphere+ 環境内のすべての vSAN クラスタで vSAN ライセンス キーまたは vSAN+ サブスクリプションを使用できます。
vSAN+ サブスクリプションと vSAN ライセンス キーを組み合わせて使用しないでください。同じ vSphere+ 環境または同じ VMware Cloud ユーザーの組織で vSAN+ サブスクリプションと vSAN ライセンス キーを組み合わせると、vSAN+ サブスクリプションに対してすべての vSAN コアが計測されます。
計測された使用量がサブスクリプション キャパシティを超えると、vSAN+ サブスクリプションに準拠しなくなります。
既知の問題
ライセンスとサブスクリプションのユーザー インターフェイスにコアの消費量が正しく表示されない
vSAN 監視アプライアンスをデプロイする 2 ノードまたは vSAN ストレッチ クラスタ環境で vSAN+ を使用する場合、各アプライアンスに組み込まれた 2 CPU 仮想ハードウェアが原因で、vSphere+ 計測サービスでは各監視アプライアンス インスタンスで使用されている vSphere+ コアの合計数に 32 個のコアを正しく加算しません。
回避策:この問題のみに起因して報告される超過分は無視してください。これらのコアを加算すると、使用済みコアの合計数がサブスクリプション キャパシティを超えますが、超過分は請求されません。
vSphere+ で VMware Cloud Disaster Recovery (DR) を使用できるようになりました。
VMware Cloud DR サブスクリプションがある場合は、VMware Cloud コンソールから仮想マシンを保護し、保護ステータスを直接表示できるようになりました。詳細構成では、VMware Cloud DR ダッシュボードを使用できます。
vCenter Cloud Gateway の強化
登録プロセスでの問題のトラブルシューティングを実行する際に、vCenter Cloud Gateway のクラウドへの登録を再開またはリセットできるようになりました。
既知の問題
問題:vCenter Cloud Gateway でプロキシが有効になっている場合、vCenter Cloud Gateway をクラウドに登録すると事前チェックが失敗します。
回避策:https://kb.vmware.com/s/article/89161 に記載されている手順に従います。
vSphere+ の無償評価版が利用可能になりました
VMware では、vSphere+ の 15 日間無償評価版を提供しています。無償評価期間では、VMC コンソールから vCenter Server のアップグレード以外のすべての vSphere+ 機能を確認することができます。
無償評価版を開始するには、https://vmc.vmware.com から、[ログアウト] > [vSphere+] > [詳細情報] > [評価版を開始します] の順に移動します。
vSphere Advantage は vSphere+ になりました。vSphere+ は新たに追加された機能とともに利用できます。
VMware vSAN+® サブスクリプションと SaaS サービスが、vSphere+ で利用できます
vSAN+ サブスクリプションを購入し、既存の vSAN クラスタを vSphere+ と使用できるようになりました。既存の vSAN ライセンスを使用してサブスクリプションを購入できます。
vSAN+ サブスクリプションの購入後、vSAN クラスタを VMware Cloud コンソールで表示および監視することができます。
vSphere+ は、vSAN+ サブスクリプションでのみ vSAN クラスタをサポートします。ライセンスを使用している vSAN クラスタは、vSphere+ ではサポートされません。そのため、vSAN+ へのサブスクライブが必要です。
vCenter Server の目的の状態構成の管理
プロファイルを作成し、vCenter Server インスタンスの目的の状態/ゴールデン標準を定義します。
複数の vCenter Server インスタンスのコンプライアンスをチェックし、数分以内にドリフトを特定します。
定期的なチェックをスケジュール設定し、vCenter Server インスタンスがコンプライアンスを維持していることを確認します。
vSphere+ では、サブスクリプションに VMware Tanzu Standard Runtime Edition が含まれるようになりました
既存の仮想インフラストラクチャをエンタープライズ対応のセルフサービス型 Kubernetes プラットフォームに変換できるようになりました。
VMware Site Recovery Manager、VMware vSAN、および VMware NSX との相互互換性
Site Recovery Manager、vSAN(サブスクリプション)、および NSX を、vSphere Advantage にサブスクライブされた vCenter Server インスタンスと使用できるようになりました。
Site Recovery Manager ライセンス キーは、[管理] の vSphere Client の [ライセンス] セクションと、vCenter Server ライセンス API を使用して管理することができます。
VMware Cloud Services コンソールからのソフトウェア アップデートのダウンロード
サポート対象の最新バージョンの vCenter Server と ESXi を VMware Cloud Services コンソールから直接ダウンロードできるようになりました。
1 回のクリックで vCenter Server をアップデート
使いやすいインターフェイスにより、1 回のクリックで vCenter Server インスタンスをアップデート
vCenter Server のアップデートを準備するために前提条件を事前に確認
アップグレードに失敗した場合は、手動操作なしで vCenter Server インスタンスを自動的にロールバックおよびリストア
ログを VMware のサポートと自動共有してアップデートの問題を迅速にトラブルシューティング
既知の問題
ネットワークの詳細を数回編集した場合、vCenter Server のアップグレードの前提条件チェックが失敗する
ネットワークの詳細を編集すると新しい仮想イーサネット カードが vCenter Server に接続されるため、複数回の編集を行うと、サポートされる最大数に達する可能性があります。
回避策:vCenter Server 仮想マシン上の未使用の古い仮想イーサネット カードを削除してから、[前提条件の確認] をクリックします。
テンプレートを使用した仮想マシンの作成
vSphere Advantage により、事前定義されたローカル テンプレートを使用して仮想マシンを作成する機能が提供され、仮想マシンの作成をスケーリングできるようになりました。
VMware は、VMware vSphere® Advantage™ サービスを一部の地域で提供します。vSphere Advantage を使用すると、ユーザーは次のことが可能になります。
vSphere 環境をサブスクリプション ベースの使用に移行
サブスクリプション ライセンスを使用して vSphere を購入します。柔軟なサブスクリプション オプションを使用して、使用量に基づいて支払います。
キーレス エンタイトルメントにより、ライセンス キー管理が不要になります。
ソケットベースのライセンスではなく、コアベースのライセンス メーターを使用します。
vSphere 資産全体を一元的に運用
オンプレミスの vCenter Server インスタンスを vCenter Cloud Gateway 経由で VMware Cloud に安全に接続します。これは、送信ポート 443 (https) 以外は必要としません。VPN を設定する必要はありません。vCenter Server インスタンスに対する受信方向の通常のネットワーク接続を使用できます。
単一の管理画面で、分散環境のオンプレミス vSphere インベントリを確認できます。セキュリティ状態とアラートを一元化されたコンソールから監視します。
分散デプロイ用の仮想マシンを一元化されたコンソールで作成および管理します。
vSphere インフラストラクチャのメンテナンスを効率化
時間のかかる vCenter Server のアップグレードとパッチ適用を回避します。vSphere Advantage を使用すると、VMware が vCenter Server のアップグレードとパッチを管理します。
既知の問題
vCenter Server 証明書をゲートウェイへの登録後に変更するとサービスが失敗する
vCenter Server を vCenter Cloud Gateway に登録した後で vCenter Server 証明書を更新しても、サービスでは最新の証明書が選択されません。これらの証明書はまだ信頼されていないため、vSphere Advantage のアクティビティは失敗します。
システムのセキュリティのため、vCenter Server 証明書は更新後も常に信頼済みの状態である必要があります。最初の証明書は、vCenter Server インスタンスを登録した時点で Trust on First Use (TOFU) を通じて検証され、信頼済みとしてマークされますが、このメカニズムでは証明書の更新は処理されないため、更新された vCenter Server 証明書は未信頼と表示されます。その結果、ゲートウェイはこれらを受信せず、以降のアクティビティは失敗します。
回避策:なし
ゲートウェイに対して行ったネットワーク プロキシ構成の変更がサービスに反映されない
ゲートウェイのネットワーク プロキシ構成を変更しても、サービスが最新のプロキシ構成に更新されず、ゲートウェイの登録中にエラーが発生します。
ゲートウェイにネットワーク プロキシ設定を追加するときには、vCenter Server 管理インターフェイス (VAMI) を使用します。ゲートウェイ内のサービスは、追加されたプロキシ構成を認識します。後からプロキシ構成を変更すると、サービスが最新の構成を取得せず、VMware Cloud との接続の問題が発生し、ゲートウェイ登録の失敗の原因になることがあります。
回避策:サービス内の古いプロキシ構成を更新するには、ゲートウェイのプロキシ構成に変更を加えた後でゲートウェイを再起動します。