仮想マシンの保護の管理

VMware Cloud DR サブスクリプションがある場合は、VMware Cloud コンソールから直接仮想マシンを保護し、保護ステータスを管理できるようになりました。詳細構成の場合は、VMware Cloud DR ダッシュボードを使用できます。

前提条件

要件	保護の有効化	仮想マシンの保護
vCenter Server のロールと権限が含まれている Active Directory (AD) が VMware Cloud Services とフェデレーションされていることを確認します。VMware Cloud Services を使用したエンタープライズフェデレーションの設定ガイドを参照してください。	該当なし	はい
vCenter Server で、仮想マシンを作成および管理するために必要な権限を持っていることを確認します。一般的なタスクに必要な権限を参照してください。	該当なし	はい
vCenter Server で、[アクセスなし] ロールが割り当てられている仮想マシンも含むすべての仮想マシンを表示する権限があることを確認します。vCenter Server システムロールを参照してください。	はい	はい
VMware Cloud DR にアクセスできることを確認します。VMware Cloud DR にアクセスできない場合は、[アクセスの要求] を選択します。VMware Cloud DR でこれらのロールのいずれかがあるかどうかを確認します。 Orchestrator 管理者 DR 管理者保護管理者詳細については、VMware Cloud DR サービスロールを参照してください。	はい	はい

保護の有効化

VMware Cloud Disaster Recovery が組織に追加されている場合、仮想マシンの保護を有効にすることができます。保護を有効にするには、vCenter Server を登録します。

手順

https://vmc.vmware.com で VMware Cloud コンソールにログインします。
左側のナビゲーションパネルで、[インベントリ] を選択します。
各 vCenter Server の [保護ステータス] が表示されます。
vCenter Server の保護を有効にするには、[保護の有効化] をクリックします。
vCenter Server を登録する VMware Cloud DR が表示されます。
vCenter Server を登録します。
詳細については、保護サイトの設定、 DRaaS Connector のデプロイ、および保護グループの構成を参照してください。

次のタスク

VMware Cloud DR を使用して仮想マシンを保護できます。

仮想マシンの保護

VMware Cloud コンソールから仮想マシンの保護を開始できます。

手順

https://vmc.vmware.com から VMware Cloud コンソールにログインします。
[ワークロード] > [保護] の順にクリックします。
仮想マシンを選択し、[仮想マシンの保護] をクリックします。

注： 1 つの vCenter Server から一度に複数の仮想マシンを選択できます。
[仮想マシンの保護] ダイアログボックスが表示されます。 VMware Cloud DR 保護グループに関連付けられている vCenter Server タグのリストが表示されます。
[保護仮想マシン] ダイアログボックスで、保護タグとそれに関連付けられた保護グループを選択します。
タグベースの保護グループが表示されない場合、または既存の保護グループが使用に適していない場合は、 VMware Cloud DR で保護グループを定義できます。保護グループの詳細については、保護グループの構成を参照してください。
注： vSphere Cluster Services (vCLS) エージェントまたはシステム仮想マシン、および Disaster Recovery as a Service (DRaaS) Connector は、 VMware Cloud DR によって保護されません。 vSphere+ ではタグがこれらの仮想マシンに割り当てられますが、仮想マシンは VMware Cloud DR によって保護されません。
（オプション）[VMware Cloud DR に移動] をクリックして、VMware Cloud DR で保護グループを定義します。
[保護タグの割り当て] をクリックして、仮想マシンを保護します。

結果

仮想マシンは保護されています。