vSphere+ は、VMware Cloud コンソール を通じて vSphere+ インフラストラクチャの管理とガバナンスを一元化することで、運用効率を向上させます。異なる地域やドメインに分散した vSphere+ インベントリ全体の統合ビューを提供することで、次の操作を実行できます。

  • vCenter Server インスタンス、ESXi ホスト、仮想マシンなど、vSphere+ インベントリ全体を表示します。
  • vSphere+ インベントリのすべてのイベントおよびアラートの概要を迅速に把握します。
  • セキュリティ体制全体の分析と、緊急に注意が必要な問題の優先順位を決定します。

手順

  1. vCenter Server インスタンスを VMware Cloud Gateway に接続します。「vCenter Server から VMware Cloud Gateway への接続」を参照してください。
  2. https://vmc.vmware.com から VMware Cloud コンソール にログインします。
  3. 左側のナビゲーション パネルで、関連するオプションを選択します。
    オプション 操作
    [インベントリ]
    • VMware Cloud Gateway に接続されているすべてのオンプレミス vCenter Server インスタンスを表示します。

      vCenter Server について、キャパシティ使用量、クラスタ数、仮想マシン、コア、ホストなどの詳細を表示します。vCenter ServervSAN を管理している場合は、クラスタ、ホスト、コアの数などの vSAN の詳細を表示することもできます。

      [アラート] 列で、vCenter Server の接続ステータスを表示します。緑色のチェックマークは、vCenter Server がクラウドに正常に接続されていることを示します。赤い警告は接続の問題を示します。

      VMware Cloud DR を組織に追加すると、vCenter Server 内の仮想マシンの保護ステータスの表示が可能になります。

      現在の組織に展開されている VMware Cloud Gateway インスタンスのステータスを表示します。各ゲートウェイに接続されている vCenter Server インスタンスのリストを表示できます。

    • 特定の vCenter Server に対して追加の操作を実行するには、vSphere Client を開きます。
    [インフラストラクチャ操作] > [イベント]
    • 上位 10 件のイベントと、過去 24 時間に最大数のイベントが発生した上位 10 件の vCenter Server を表示します。
    • 過去 24 時間のイベント トレンドのタイプを分析します。
    • 表内のイベントのいずれかをクリックすると、考えられる原因や関連イベントなどの詳細情報が表示されます。
    [インフラストラクチャ操作] > [容量] VMware Cloud Gateway に接続されている vCenter Server インスタンスに関連付けられたすべてのクラスタの使用量を表示および分析します。詳細については、「クラスタ キャパシティの監視」を参照してください。
    [インフラストラクチャ操作] > [セキュリティ]
    • 上位 5 つのセキュリティの問題を表示します。
    • セキュリティの問題をカテゴリ別に表示します。
    • 対応する [>>] アイコンをクリックして、影響を受ける vCenter Server インスタンスとホスト、およびトラブルシューティング情報を表示します。
    • いずれかのホストを選択して vSphere Client を開始し、問題の修正に必要なアクションを実行します。
    [仮想マシン][] > [概要]
    • クラウドに接続された vCenter Server インスタンスの仮想マシンを表示します。

    • 各仮想マシンの警告とエラーを含むアラートの合計数を表示します。
    • 対応する [[>>]] アイコンをクリックして、各仮想マシンのタグやスナップショットなどの詳細を表示します。
    [仮想マシン][] > [保護]
    • クラウドに接続されている vCenter Server インスタンスの仮想マシンの保護ステータスと保護グループを表示します。