vCenter Server は、vCenter Single Sign-On および vCenter Inventory Service とは別々にインストールして、それらのコンポーネントの場所および構成をカスタマイズできます。

始める前に

このタスクについて

これらの指示に従って、vCenter Server のみをインストールできます。多くのデプロイでは、vCenter Server Simple Install オプションを使用して、単一のホスト マシンに vCenter Server、vCenter Single Sign-On、および Inventory Service を一緒にインストールできます。vCenter Single Sign-On のデプロイ モードおよびSimple Install を使用して vCenter Single Sign-On、vSphere Web Client、vCenter Inventory Service、vCenter Server をインストールを参照してください。

ライセンス キーを入力しない場合、vCenter Server は評価モードになりますが、60 日の評価期間の間はすべての機能を使用できます。‎インストール後は、ライセンス キーを入力すると vCenter Server をライセンス モードに変更できます。

注:

IP アドレスが IPv4 に準拠している場合のみ、vCenter Server 5.5 は vCenter Server と vCenter Server コンポーネント間の IP アドレスによる接続をサポートします。IPv6 環境で vCenter Server システムに接続するには、vCenter Server の完全修飾ドメイン名 (FQDN) またはホスト名を使用する必要があります。ベスト プラクティスは、IP アドレス(DHCP によって割り当てられた場合に変わる可能性がある)の代わりに FQDN(すべてのケースで機能する)を使用することです。

手順

  1. ソフトウェアのインストール ディレクトリで autorun.exe ファイルをダブルクリックし、インストーラーを起動します。
  2. vCenter Server を選択し、インストール をクリックします。
  3. インストール ウィザードに表示されるプロンプトに従って、インストーラの言語を選択し、エンド ユーザー特許協約およびエンド ユーザー使用許諾契約に同意して、ライセンス キーを入力します。
  4. 使用するデータベースのタイプを選択します。
    • バンドルされているデータベースを使用するには、Microsoft SQL Server 2008 Express のインスタンスをインストールする (ホスト数が 5 台以内、仮想マシン数が 50 台以内の小規模なデプロイメント向け) をクリックします。

    • 既存のデータベースを使用するには、既存のサポートされているデータベースを使用 をクリックし、使用可能な DSN のリストからデータベースを選択します。DSN のユーザー名とパスワードを入力します。

      データベースが Windows NT 認証を使用している場合は、ユーザー名フィールドとパスワード フィールドは無効になります。

    注:

    アップグレードする必要がある古いバージョンのリポジトリを DSN が参照していることについて、警告が表示されることがあります。はい をクリックすると、インストーラによってデータベース スキーマがアップグレードされ、データベースと旧バージョンの VirtualCenter との互換性がなくなります。これは元に戻すことはできません。『vSphere のアップグレード』ドキュメントを参照してください。

  5. インストーラにプロンプトが表示されたら、既存の vCenter Server データベースの JDBC URL を入力します。

    インストーラは、JDBC URL を vCenter Server データベース用に生成して検証します。生成された JDBC URL を使用してデータベースへの接続に失敗した場合、インストーラは、JDBC URL を指定するように求めるメッセージを表示します。

  6. vCenter Server サービス アカウント情報を設定します。
    • バンドルされていないデータベースを使用する場合は、vCenter Server のインストール先システムにログインするときに使用する管理者名とパスワードを入力します。

    • バンドルされている SQL Server データベースを使用する場合は、Windows ローカル システム アカウントの使用 を選択します。

    インストール後は、vCenter Server にログインするためのユーザー名とパスワードが必要です。

    [完全修飾ドメイン名] テキスト ボックスに、vCenter Server のインストール先のシステムの FQDN が表示されます。vCenter Server インストールで、FQDN が解決可能かどうかが確認されます。解決可能でない場合は、次へ をクリックしたときに警告メッセージが表示されます。解決可能な FQDN にエントリを変更します。IP アドレスでなく、FQDN を入力する必要があります。

    重要:

    入力した FQDN が変更されていないことを確認します。システム名はデプロイ後に変更することはできません。システム名を変更する場合、vCenter Server をアンインストールしてから再度インストールする必要があります。

  7. スタンドアロン VMware vCenter Server インスタンスの作成 または リンク モードを使用して Vmware vCenter グループに参加することにより情報を共有 を選択します。

    リンク モード グループに参加すると、vSphere Web Client で複数の vCenter Server システムのデータを表示、検索、および管理できます。

    注:

    VirtualCenter または vCenter Server のデータベース スキーマをアップグレードしている場合は、このオプションは表示されません。リンク モード グループには、インストール完了後に参加できます。

  8. グループに参加させる場合は、任意のリモート vCenter Server システムの完全修飾ドメイン名と LDAP ポート番号を入力します。
  9. 使用するポート番号を入力するか、デフォルトのポート番号をそのまま使用します。
  10. (オプション) : 使用可能な一時ポートの数を増やす を選択します。
  11. vCenter Server で使用されるいくつかの Java サービス用にメモリを割り当てるため、vCenter Server インベントリのサイズを選択します。

    この設定により、VMware VirtualCenter Management Webservices (Tomcat)、インベントリ サービス、および Profile-Driven Storage サービス用の最大 JVM ヒープ設定が決まります。使用環境内のホスト数が変更された場合は、インストール後にこの設定を調整できます。「vCenter Server のハードウェア要件」のトピックにある推奨事項を参照してください。

  12. vCenter Single Sign-On に vCenter Server を登録するための情報を入力します。

    vCenter Single Sign-On 管理者ユーザー名は administrator@vsphere.local であり、パスワードは vCenter Single Sign-On のインストール時に入力したものと同じである必要があります。Lookup Service URL の形式は https://SSO_host_FQDN_or_IP:7444/lookupservice/sdk となっており、ここで 7444 は vCenter Single Sign-On HTTPS ポート番号のデフォルト値を表します。vCenter Single Sign-On のインストール時に入力したものと同じものを入力する必要があります。vCenter Single Sign-On のインストール時に別のポート番号を入力した場合は、そのポート番号を使用します。

    注:

    vCenter Single Sign-On を vCenter Server Appliance にインストールした場合は、vCenter Single Sign-On 管理者ユーザーに root@localos を使用できます。この場合、パスワードは vCenter Server Appliance の root パスワードとなります。Lookup Service URL の形式は https://vCenter_Appliance_IP_or_host_name:{7444}/lookupservice/sdk となります。

  13. 証明書のインストールまたは上書きを促されたら、その指示に従います。
  14. vCenter Single Sign-On ユーザーまたはグループを入力し、vCenterServer 管理者として追加します。

    ここで入力した管理者またはグループには、インストールしている vCenter Server インスタンスの管理に必要な権限が付与されます。

  15. Inventory Service の URL を入力します。

    Inventory Service URL の形式は https://Inventory_Service_host_FQDN_or_IP:10443 となっており、ここで 10443 は Inventory Service HTTPS ポート番号のデフォルト値を表します。Inventory Service のインストール時に別のポート番号を入力した場合は、ここにそのポート番号を使用します。

  16. デフォルトのインストール先フォルダを受け入れるか、変更 をクリックして別の場所を選択します。

    インストール パスには、ASCII 以外の文字、コンマ (,)、ピリオド (.)、感嘆符 (!)、ナンバー記号 (#)、アット記号 (@)、パーセント記号 (%) のいずれの文字も含むことはできません。

  17. インストール をクリックします。

    選択したコンポーネントのインストール中は、複数のプログレス バーが表示されます。

  18. 終了 をクリックします。

タスクの結果

vCenter Server のインストールが完了しました。

次のタスク

vCenter Server のインストール後、vCenter Server マシンの IP アドレスを入力するか、vCenter Server マシンにインストールされているブラウザから 「localhost」 と入力することで、vCenter Server のようこそページを表示できます。また、vSphere Web Client をインストールして vCenter Server にアクセスできます。

インストール後に実行できるその他の操作については、vCenter Server のインストール後 にあるトピックを確認してください。