インストールの一環として、いくつかの選択を行う必要があります。開始する前に、完全なインストール、vCenter Single Sign-On のセットアップ、および権限の割り当てプロセスについて理解しておいてください。

vCenter Server をインストールする前に、環境と要件を検討し次のことを決定します。

  • vCenter Server サービスの設定方法 (単一の Windows プラットフォームで設定するか vCenter Server Appliance で設定するか、または複数の Windows ホストに分散するか vCenter Server Appliance に分散するかなど) を決定します。

  • vSphere デプロイで Active Directory ユーザーおよびグループに対する認証と権限の付与を行うかどうかを決定します。

  • vSphere デプロイで Open LDAP ユーザーおよびグループに対する認証と権限の付与を行うかどうかを決定します。

  • 組み込み vCenter Server データベースを使用するか、外部 vCenter Server データベースを使用するかを決定します。

  • 複数の vCenter Server がある場合は、スタンドアロン インスタンスにするか、リンク モード グループに参加するかを決定します。

  • vCenter Server デプロイで高可用性の保護が必要かどうかを決定します。

  • 複数のサイトに vSphere をデプロイするかどうかを決定します。

これらの決定に関するガイダンスについては、vCenter Server をインストールする前に のセクションを確認してください。

ハードウェアとソフトウェアの環境を確認してから、インストールを開始できます。インストーラおよび vCenter Single Sign-On とのやりとりを、次の図に示します。

図 1. vCenter インストールとユーザー管理プロセスのフローチャート
vCenter Server をインストールするときに、いくつかの判断ポイントでアップグレード パスを選択できます。

やりとりは、次のように行われます。

  1. vCenter コンポーネントを複数の異なる場所にインストールするかどうかを決定します。

    • 1 つの場所にインストールする場合は、最初のインストールを実行する場合と、同じ場所への複数の vCenter Server システムのインストール中である場合で、プロセスは異なります。手順 2 に進みます。

    • さまざまなコンポーネントを複数の場所にインストールする場合は、カスタム インストール (手順 5) を実行し、Active Directory または OpenLDAP の ID ソースを設定できます。

  2. 1 つの場所にすべてをインストールするときに選択するインストール タイプは、インストールするのが最初の vCenter Server システムかどうかで異なります。

  3. 1 つの場所へのインストールが完了したら、ローカル オペレーティング システム ユーザーとユーザー administrator@vsphere.local は認証を実行できます。

    • localos の ID ソースで十分な場合は、vCenter Server に administrator@vsphere.local としてログインし、他のローカル オペレーティング システム (localos) ユーザーに権限を割り当てることができます。「vSphere セキュリティ」 のユーザー管理タスクを参照してください。

    • Active Directory の ID ソースが必要な場合は、手順 4 に進みます。

  4. Active Directory または OpenLDAP の ID ソースを使用する場合は、次の手順を実行します。

    1. dministrator@vsphere.local として vCenter Single Sign-On サーバにログインし、ID ソースとしてドメインを追加します。

    2. ID ソースとして Active Directory ドメインまたは OpenLDAP ドメインを追加します。

    3. vCenter Server にログインし権限を割り当て、ドメイン内のユーザーが vCenter Server コンポーネントにアクセスできるようにします。

    vCenter Single Sign-On ID ソースの追加 およびvSphere Web Client での権限の割り当て を参照してください。

  5. 複数の場所に vCenter Server をインストールする場合は、1 つ以上の vCenter Server コンポーネントと 1 つの vCenter Single Sign-On コンポーネントを各場所にインストールできます。カスタム インストールを使用した、vCenter Server と必須コンポーネントのインストール を参照してください。

    1. vCenter Server と vCenter Single Sign-On を場所 1 にカスタム インストールします。

    2. vCenter Server と vCenter Single Sign-On を場所 2 にカスタム インストールします。

      2 番目のシステムのインストールで、vCenter Single Sign-On システムが、インストールした最初の vCenter Single Sign-On システムを参照するようにします。必要に応じて、vCenter Server インスタンスにリンク モードを設定することもできます。

    3. 手順 3 と 4 を使用して、場所 1 の vCenter Single Sign-On を設定します。

  6. 1 つの場所で vCenter Single Sign-On の設定が完了したら、他のすべての場所の vCenter Single Sign-On 設定がただちに更新されます。

  7. vCenter Server にログインし、ユーザーとグループに権限を割り当てます。

    vCenter Server インスタンスごとに権限を設定します。vSphere Web Client での権限の割り当て を参照してください。