vCenter Server 5.1 以降では、Windows ユーザー インターフェイスから VMware Tomcat Server 設定を構成できなくなりました。 vCenter Server 5.1 以降では、Apache Tomcat 7 のエンタープライズ バージョンである VMware vCenter Server - tc Server が使用されます。 Tomcat バージョン 7 では、Windows ユーザー インターフェイスでコントロール パネルが表示されません。代わりに、構成ファイルを手動で編集して Tomcat を構成します。

vCenter Server、vCenter Inventory Service、および Profile-Driven Storage サービス用の最大 JVM ヒープ サイズを調整できます。推奨される JVM ヒープ サイズについては、vCenter Server、vSphere Web Client、vCenter Inventory Service、および vCenter Single Sign-On のハードウェア要件 を参照してください。

Java オプションの設定は、次のファイルに保存されています。

  • vCenter Server。 インストール ディレクトリ\VMware\Infrastructure\tomcat\conf\wrapper.conf

  • vCenter Inventory Service。 インストール ディレクトリ\VMware\Infrastructure\Inventory Service\conf\wrapper.conf

  • Profile-Driven Storage サービス。 インストール ディレクトリ\VMware\Infrastructure\Profile-Driven Storage\conf\wrapper.conf

  • vSphere Web Clientインストール ディレクトリ\VMware\vSphereWebClient\server\bin\service\conf\wrapper.conf

表 1. wrapper.conf ファイルの Inventory Service および Profile-Driven Storage サービスの最大 JVM ヒープ サイズ設定

Java オプション

設定とデフォルト値

maxmemoryサイズ

最大 JVM ヒープ サイズ (メガバイト)。この設定によって、Java ヒープの最大サイズが制御されます。このパラメータを調整すると、ガベージ コレクションのオーバーヘッドを縮小して、サーバの応答時間とスループットを向上させることができます。一部のアプリケーションに対しては、このオプションのデフォルト設定は低すぎるため、マイナーなガベージ コレクションの数が多くなります。

Inventory Service: wrapper.java.maxmemory=2048

Profile-Driven Storage サービス: wrapper.java.maxmemory=1024

vSphere Web Client: 大規模なデプロイでは、このオプションを wrapper.java.maxmemory=2048 に設定することが必要になる場合もあります。

ping.timeoutduration

vSphere Web Client: 大規模なデプロイでは、このオプションを wrapper.ping.timeout=120 に設定することが必要になる場合もあります。

vCenter Server のセキュリティとポートの設定は、次のファイルに保存されています。

  • インストール ディレクトリ\VMware\Infrastructure\tomcat\conf\server.xml

  • インストール ディレクトリ\VMware\Infrastructure\tomcat\conf\catalina.properties

表 2. server.xml および catalina.properties ファイルの vCenter Server のポートとセキュリティの設定

vCenter Server のポートまたはセキュリティの設定

設定とデフォルト値

ベースのシャットダウン ポート

base.shutdown.port=8003

ベースの JMX ポートcom.springsource.tcserver.serviceability.rmi.JmxSocketListener クラスによって実装されるリスナーは tc Server に対して固有です。このリスナーによって、tc Server の JMX 管理が有効になり、また、このリスナーは tc Server のインスタンスを管理するために AMS 管理コンソールが使用する JMX 構成です。このポート属性は、AMS などの管理製品が接続する JMX サーバのポートを指定します。デフォルトの catalina.properties ファイルでは、変数 ${jmx.port} が 6969 に設定されます。このバインド属性は JMX サーバのホストを指定します。デフォルトでは、この属性は localhost (127.0.0.1) に設定されています。

デフォルト設定の -1 ではポートが無効になります。

base.jmx.port=-1

Web サービス HTTPS

bio-vmssl.http.port=8080

Web サービス HTTPS

bio-vmssl.https.port=8443

SSL 証明書

bio-vmssl.keyFile.name=C:\ProgramData\VMware\VMware VirtualCenter\SSL\rui.pfx

SSL 証明書のパスワード

bio-vmssl.SSL.password=testpassword

AJP ポート

bio-vmssl.ajp.port=8009

Getting Started with vFabric tc Server』 および 『vFabric tc Server Administration』(https://www.vmware.com/support/pubs/vfabric-tcserver.html) を参照してください。

[管理ツール] コントロール パネルの [サービス] で、vCenter Server の Windows サービスを管理できます。vCenter Server の Windows サービスは、VMware VirtualCenter Management Webservices として表示されます。