ESXi 5.x では、新しいログ インフラストラクチャを採用しています。Auto Deploy を使用してホストをデプロイする場合、または VMFS ボリューム上のスクラッチ ディレクトリ内のデフォルトの場所とは別にログ ディレクトリを設定する場合、システム ログ用の十分な空き領域を用意するため、現在のログ サイズとローテーション設定の変更が必要になることがあります。

vSphere のすべてのコンポーネントではこのインフラストラクチャを使用しています。このインフラストラクチャでのログ容量のデフォルト値は、使用可能なストレージの量、およびシステム ログの構成内容に応じて変わります。Auto Deploy を使用してデプロイしたホストでは、ログが RAM ディスクに保存されます。つまり、ログに使用できる領域はわずかです。

ホストが Auto Deploy を使用してデプロイされている場合は、次のいずれかの方法でログ ストレージを再構成してください。

  • ネットワーク経由でリモート コレクタにログをリダイレクトする。

  • NAS ストアまたは NFS ストアにログをリダイレクトする。

NAS ストアや NFS ストアなどの非デフォルト ストレージにログをリダイレクトする場合は、ディスクにインストールされたホストのログ サイズとローテーションも再構成できます。

デフォルト構成を使用する ESXi ホストのログ ストレージを再構成する必要はありません。このストレージは、VMFS ボリュームのスクラッチ ディレクトリにログを格納します。これらのホストについては、ESXi 5.x によって、インストールに最も適した方法でログが自動構成され、ログ メッセージの保存に十分な空き領域が用意されます。

表 1. hostd、vpxa、fdm の各ログに対して推奨される最小サイズとローテーションの構成

Log

ログ ファイルの最大サイズ

維持するローテーション数

必要な最小ディスク領域

管理エージェント (hostd)

10,240KB

10

100MB

VirtualCenter エージェント (vpxa)

5,120KB

10

50MB

vSphere HA エージェント (フォールト ドメイン マネージャ (fdm))

5,120KB

10

50MB

リモート ログ サーバの設定方法の詳細については、ESXi ホストでの Syslog の構成およびvSphere Syslog Collector のインストールまたはアップグレードを参照してください。