ESXi では、標準スイッチで送信トラフィックをシェーピングできます。トラフィック シェーパーはポートで利用可能なネットワークのバンド幅を制限しますが、一時的なバースト トラフィックを許可する構成を行えば、高速なポート通信が可能となります。

このタスクについて

トラフィック シェーピング ポリシーは、平均バンド幅、ピーク バンド幅、およびバースト サイズの 3 つの特性で定義されます。

平均バンド幅

ポートで利用可能な毎秒あたりのビット数を一定期間の平均で設定します (許容平均負荷)。

ピーク バンド幅

負荷の高いトラフィックの送信時にポート全体で許容される最大の毎秒ビット数です。この値が、バースト時用の余剰分を使用しているときは常に、ポートが使用するバンド幅の上限になります。このパラメータを平均バンド幅より小さくすることはできません。

バースト サイズ

バースト時に許容する最大バイト数です。このパラメータが設定されていると、ポートは割り当てられているすべてのバンド幅を使用しない場合に、バースト ボーナスを取得できます。ポートで、平均バンド幅 で指定されているよりも多くのバンド幅が必要になると、バースト ボーナスが使用できる場合には、一時的にデータをより高速に転送できます。高速転送を行うバースト ボーナスで追加可能な累積バイト数の上限をこのパラメータで設定します。

手順

  1. vSphere Web Client で、ホストに移動します。
  2. 管理 タブで ネットワーク をクリックし、仮想スイッチ を選択します。
  3. リストから標準スイッチを選択して、設定の編集 をクリックします。
  4. トラフィック シェーピング をクリックし、ステータス ドロップダウン メニューでトラフィック シェーピング ポリシーの例外を有効または無効にします。

    ステータス ポリシーは、標準スイッチ全体ではなく、ポート グループに接続している各 VMkernel アダプタまたは仮想マシンのネットワーク アダプタに適用されます。トラフィック ポリシーの例外を有効にすると、この特定のポート グループに関連付けられた仮想マシンのネットワーク アダプタの VMkernel アダプタごとにネットワーク バンド幅の量に制限が設定されます。ポリシーを無効にすると、デフォルトで、物理ネットワークへの障害のない接続サービスが可能になります。

  5. 各トラフィック シェーピング ポリシー (平均バンド幅ピーク バンド幅、および バースト サイズ) でバンド幅の値を入力します。
  6. OK をクリックします。