CPU 仮想化によって追加されるオーバーヘッドの量は、ワークロードと使用する仮想化のタイプによって異なります。

アプリケーションの時間のほとんどが、外部イベント (ユーザーの対話、デバイス入力、データ検索など) の待機のためではなく命令の実行に費やされる場合、そのアプリケーションは CPU バインドです。そのようなアプリケーションの場合、CPU 仮想化オーバーヘッドには、実行する必要がある追加命令が含まれます。このオーバーヘッドは、アプリケーション自体が使用できる CPU 処理時間を奪います。通常、CPU 仮想化オーバーヘッドによって、全体的にパフォーマンスが低下します。

CPU バインドでないアプリケーションの場合、CPU 仮想化は CPU 使用率の増加を意味することが多くなります。オーバーヘッドを吸収するのに予備の CPU 容量を使用できる場合、CPU は、全体的なスループットに関して同等のパフォーマンスを提供できます。

ESXi は 1 台の仮想マシンにつき最大 64 の仮想プロセッサ (CPU) をサポートします。

注:

最高のパフォーマンスとリソース使用率を得るためには、単一スレッド アプリケーションを (複数の CPU が搭載された SMP 仮想マシンではなく) ユニプロセッサ仮想マシンに導入してください。

単一スレッド アプリケーションは、単一 CPU のみを活用できます。そのようなアプリケーションをデュアルプロセッサ仮想マシンに導入しても、アプリケーションの速度は向上しません。それどころか、ほかの仮想マシンが使用可能な物理リソースを 2 番目の仮想 CPU が使用してしまいます。