データストアが永続的なデバイス損失 (PDL) 状態になった場合、高可用性 (HA) によって仮想マシンをパワーオフにし、後で再起動することができます。VMware には、仮想マシンのパワーオフおよび再起動を制御するための詳細オプションが用意されています。大部分の環境では、デフォルト設定を変更する必要はありません。ただし、特定の環境では、これらのオプションの一部を変更する必要が生じる場合があります。

表 1. PDL を制御するための詳細パラメータ

パラメータ

パラメータのタイプ

説明

scsi#:#.terminateVMOnPDL

ide#:#.terminateVMOnPDL

sata#:#.terminateVMOnPDL

仮想マシンの詳細オプション。

構成するには、構成ファイルのパラメータの編集 を参照してください。

デフォルト値は FALSE です。

このパラメータを TRUE に設定すると、仮想マシンのデータストアをバックアップする指定のデバイスが PDL 状態になると、仮想マシンがパワーオフになります。HA はこの仮想マシンを再起動しません。この設定は、disk.terminateVMOnPDLDefault をオーバーライドします。

DEFAULT に設定すると、disk.terminateVMonPDLDefault が使用されます。

disk.terminateVMOnPDLDefault

仮想マシンの詳細オプション。

構成するには、構成ファイルのパラメータの編集 を参照してください。

デフォルト値は FALSE です。

このパラメータを TRUE に設定すると、仮想マシンのデータストアをバックアップするいずれかのデバイスが PDL 状態になると、仮想マシンがパワーオフになります。HA はこの仮想マシンを再起動しません。{scsi,ide,sata}#:#.terminateVMOnPDL パラメータを適切に設定することで、個々のデバイス ベースでこのパラメータをオーバーライドできます。

DEFAULT に設定すると、VMkernel.Boot.terminateVMOnPDL が使用されます。

VMkernel.Boot.terminateVMOnPDL

VMkernel の詳細オプション。

構成するには、vSphere Web Client でのホストの詳細属性の設定 を参照してください。

デフォルト値は FALSE です。

このパラメータを TRUE に設定すると、仮想マシンによって使用されているストレージが PDL 状態になると、システム上のすべての仮想マシンがパワーオフになります。{scsi,ide,sata}#:#.terminateVMOnPDL パラメータまたは disk.terminateVMOnPDLDefault パラメータを適切に設定することで、仮想マシンごとにこの設定をオーバーライドできます。

TRUE または FALSE にのみ設定できます。

注:

VMkernel.Boot.terminateVMOnPDL を変更した後、ホストを再起動します。

das.maskCleanShutdownEnabled

HA の詳細オプション。

構成するには、http://kb.vmware.com/kb/2033250 を参照してください。

デフォルトで、このオプションは TRUE に設定されています。PDL 状態が進行中の場合に、パワーオフ状態になっている仮想マシンの再起動をするよう HA に許可します。このオプションが TRUE に設定されている場合、ユーザーによって意図的にパワーオフされたものも含め、HA はすべての仮想マシンを再起動します。