ホストがストレージ デバイスや LUN にアクセスできないよう、または LUN への個々のパスを使用できないように設定できます。esxcli コマンドを使用して、パスをマスクします。パスをマスクする場合、指定したパスに MASK_PATH プラグインを割り当てる要求ルールを作成します。

始める前に

vCLI をインストールするか、vSphere Management Assistant (vMA) 仮想マシンを導入します。Getting Started with vSphere Command-Line Interfaces を参照してください。トラブルシューティングするには、ESXi Shell で esxcli コマンドを実行します。

このタスクについて

手順中、--server=server_name で接続先サーバーを指定します。指定された接続先サーバーはユーザー名とパスワードの入力を促します。構成ファイルやセッション ファイルなど、他の接続オプションもサポートされています。接続オプションのリストについては、『Getting Started with vSphere Command-Line Interfaces』を参照してください。

手順

  1. 次に使用可能なルール ID を確認します。

    esxcli --server=server_name storage core claimrule list

    パスのマスクに使用する要求ルールでは、ルール ID を 101 ~ 200 の範囲とします。前述のコマンドでルール 101 と 102 がすでに存在していることが判明したら、追加するルールとして 103 を指定できます。

  2. プラグインの新しい要求ルールを作成し、MASK_PATH プラグインをパスに割り当てます。

    esxcli --server=server_name storage core claimrule add -P MASK_PATH

  3. MASK_PATH 要求ルールをシステムにロードします。

    esxcli --server=server_name storage core claimrule load

  4. MASK_PATH 要求ルールが正しく追加されたことを確認します。

    esxcli --server=server_name storage core claimrule list

  5. マスクされたパスに要求ルールがある場合は、そのルールを削除します。

    esxcli --server=server_name storage core claiming unclaim

  6. パス要求ルールを実行します。

    esxcli --server=server_name storage core claimrule run

タスクの結果

MASK_PATH プラグインをパスに割り当てると、パスの状態が不明になり、ホストで管理できなくなります。その結果、マスクされているパスの情報を表示するコマンドを使用すると、パスの状態は非活動であると表示されます。

LUN のマスキング

この例では、ストレージ アダプタ vmhba2 および vmhba3 を介してアクセスされるターゲット T1 および T2 の LUN 20 をマスクします。

  1. #esxcli --server=server_name storage core claimrule list
  2. #esxcli --server=server_name storage core claimrule add -P MASK_PATH -r 109 -t location -A vmhba2 -C 0 -T 1 -L 20 #esxcli --server=server_name storage core claimrule add -P MASK_PATH -r 110 -t location -A vmhba3 -C 0 -T 1 -L 20 #esxcli --server=server_name storage core claimrule add -P MASK_PATH -r 111 -t location -A vmhba2 -C 0 -T 2 -L 20 #esxcli --server=server_name storage core claimrule add -P MASK_PATH -r 112 -t location -A vmhba3 -C 0 -T 2 -L 20
  3. #esxcli --server=server_name storage core claimrule load
  4. #esxcli --server=server_name storage core claimrule list
  5. #esxcli --server=server_name storage core claiming unclaim -t location -A vmhba2 #esxcli --server=server_name storage core claiming unclaim -t location -A vmhba3
  6. #esxcli --server=server_name storage core claimrule run