ローカル ディスクを Virtual SAN クラスタに提供する各 ESXi ホストでは、ディスクはディスク グループに編成されます。ディスク グループはホスト上のストレージのメイン ユニットです。各ディスク グループには 1 つの SSD と、複数の HDD (磁気ディスク)が含まれています。

Virtual SAN はディスク グループを集約したものを使用して、ユーザーが Virtual SAN を有効にすると作成される単一のデータストアをバックアップします。

ディスク グループでは、SSD は主に読み取りキャッシュと書き込みバッファとして機能しますが、HDD は永続的なストレージ用に使用されます。通常、SSD 対 HDD のサイズおよび容量の比率が高くなるほどパフォーマンスが高まります。

クラスタで Virtual SAN を有効にするときに選択するモードに応じて、異なる方法でディスクをグループに編成できます。

自動モード

Virtual SAN は入手可能で使用可能なすべてのディスクを要求し、1 つの SSD と 1 つ以上の HDD を使用してそれらのディスクをデフォルト グループに編成します。ホストにさらにディスクを追加したり、Virtual SAN クラスタに新しいホストを追加したりすると、適用可能なすべてのディスクが Virtual SAN によって要求されます。自動モードの Virtual SAN はクラスタの ESXi ホストのローカル ディスクのみを要求します。リモートのどの非共有ディスクでも手動で追加できます。

手動モード

Virtual SAN データストアで使用されるホストおよびホスト上のディスクを指定する必要があります。ディスクをディスク グループに編成する場合、半自動と手動という 2 つの方法を使用できます。

半自動の方法を使用すると、Virtual SAN は指定するディスクをデフォルトのディスク グループに編成します。

また、ユーザー定義ディスク グループを手動で作成し、グループごとにディスクを選択する方法を使用することもできます。ディスク グループを手動で作成する場合、主に SSD 対 Raw HDD の容量の比率を考慮する必要があります。この比率は使用状況とワークロードによって異なりますが、ベスト プラクティスは、保護コピーをカウントせずに、各ディスク グループで使用される HDD 容量合計の 10% 以上の SSD 容量を使用することです。たとえば、ディスクグループの Raw HDD の合計容量が 4 TB の場合、推奨される SSD ディスク容量は 400 GB です。

Virtual SAN ディスクは、RDM、VMFS、診断パーティションなど、他の機能に使用することはできません。