ハードウェア アクセラレーションによって、ホストは NAS デバイスと統合して、NAS ストレージが提供するいくつかのハードウェア操作を使用できます。

次のリストにサポートされる NAS 操作を示します。

  • フル ファイルのクローン。この操作は、NAS デバイスがファイル セグメントではなく、ファイル全体のクローンを作成する点を除き、VMFS のブロック クローン作成と似ています。

  • 領域の予約。ストレージ アレイがシック フォーマットで仮想ディスク ファイルの領域を割り当てることを可能にします。

    通常、仮想ディスクを NFS データストアで作成するときに、NAS サーバは割り当てポリシーを決定します。ほとんどの NAS サーバのデフォルトの割り当てポリシーはシンですが、ストレージをファイルに戻すことは保証されません。ただし、スペースの予約操作によって、ベンダー固有のメカニズムを使用して仮想ディスク用のスペースを予約するように NAS デバイスに指示が行われる場合があります。この結果、NFS データストアにシック仮想ディスクを作成してしまう可能性があります。

  • レイジー ファイルのクローン。VMware View で、NAS 配列にリンクされたクローンのオフロード作成を行えるようにします。

  • 拡張されたファイル統計。ストレージ配列で実際にスペース使用量をレポートできるようにします。

NAS ストレージ デバイスによって、ハードウェア アクセラレーションの統合は、ベンダー固有の NAS プラグインによって実装されます。これらのプラグインは通常、ベンダーによって作成され、Web ページから VIB パッケージとして配布されます。NAS プラグインが動作するための要求ルールは不要です。

VIB パッケージのインストールおよびアップグレードに使用可能なツールがいくつかあります。ツールには esxcli コマンドと vSphere Update Manager が含まれています。詳細については、『vSphere のアップグレード』(英語版) および『VMware vSphere Update Manager のインストールと管理』(英語版) ドキュメントを参照してください。