フォールト トレランスを有効にできるのは、メモリが最大で 64GB の仮想マシンです。

問題

メモリが 64GB 以上の仮想マシンで、フォールト トレランスの有効化に失敗する場合があります。仮想マシンのメモリが 15GB を超える場合、または vMotion がネットワーク経由でコピーできる速度よりも速くメモリが変化している場合は、実行中のフォールト トレランス対応の仮想マシンの vMotion での移行に失敗することがあります。

仮想マシンのメモリ サイズが原因で、デフォルトのタイムアウト時間 (8 秒) で vMotion のスイッチオーバー処理を完了するだけの十分なバンド幅がないため、このような問題が発生します。

タスクの結果

この問題を解決するには、フォールト トレランスを有効にする前に、仮想マシンをパワーオフして仮想マシンの vmx ファイルに次の行を追加し、仮想マシンのタイムアウト時間を増やします。

ft.maxSwitchoverSeconds = "30"

ここで 30 は、タイムアウト時間 (秒) を表しています。フォールト トレランスを有効にして、仮想マシンをパワーオン状態に戻します。このソリューションは、ネットワーク アクティビティが非常に多い場合を除いて作用します。

注:

タイムアウトを 30 秒に増やすと、フォールト トレランスを有効にしたときや、フェイルオーバー後に新しいセカンダリ仮想マシンが作成されたときに、フォールト トレランス対応の仮想マシンが長時間 (最大 30 秒間) 応答しなくなることがあります。