ホストの負荷が少なく、アイドル状態の CPU 時間があるのに、プライマリ仮想マシンの実行が遅いと思われる場合は、セカンダリ仮想マシンが稼動しているホストをチェックして、負荷が高くないかを確認します。

問題

セカンダリ仮想マシンが格納されているホストの負荷が大きい場合、プライマリ仮想マシンのパフォーマンスにも影響することがあります。

プライマリ仮想マシンのフォールト トレランス パネルで vLockstep 間隔が黄色または赤になっている場合も、この問題が発生していると考えられます。これは、セカンダリ仮想マシンが、プライマリ仮想マシンに数秒遅れて稼動していることを意味しています。このような場合、フォールト トレランスはプライマリ仮想マシンの処理速度を遅くします。vLockstep 間隔が長時間黄色または赤になっている場合は、セカンダリ仮想マシンで、プライマリ仮想マシンに遅れないための十分な CPU リソースを取得できていないことを明確に示しています。

CPU リソースに対してオーバーコミットされたホスト上で稼動しているセカンダリ仮想マシンは、プライマリ仮想マシンと同じ量の CPU リソースを得られないことがあります。このような場合には、セカンダリ仮想マシンを保持するために、プライマリ仮想マシンの実行速度をセカンダリ仮想マシンに合わせて遅くするため、プライマリ仮想マシンの処理が遅くなります。

タスクの結果

この問題を解決するには、プライマリ仮想マシンに、適切なパフォーマンス レベルでそのワークロードを実行するのに十分な CPU 予約を MHz 値で明示的に設定します。この予約は、プライマリ仮想マシンとセカンダリ仮想マシンの両方に対して適用され、これらの両方の仮想マシンが指定されたレートで確実に実行できるようにします。この予約を設定するためのガイダンスについては、(フォールト トレランスを有効にする前に) 仮想マシンのパフォーマンス グラフを見て、通常の状態で CPU リソースがどのくらい使用されているかを確認します。