スキャンは、選択したスキャン タイプに応じて、一連のホスト、仮想マシン、または仮想アプライアンスの属性を、添付されているベースラインまたはベースライン グループ内のすべてのパッチ、エクステンション、およびアップグレードを基準に評価する処理です。

ホストのインストールをスキャンして最新のパッチまたはエクステンションが適用されているかどうかを判定したり、仮想マシンをスキャンして最新の仮想ハードウェアまたは VMware Tools バージョンで更新すべきかどうかを判定したりできます。

Update Manager は、次のスキャン タイプをサポートします。

ホスト パッチのスキャン

ESX/ESXi 4.0 以降で、パッチのスキャンができます。

ホスト エクステンションのスキャン

エクステンション(追加のソフトウェア モジュール)について、ESX/ESXi 4.0 以降をスキャンできます。

ホストのアップグレード スキャン

ESXi 5.5 にアップグレードするため、ESX/ESXi 4.x、ESXi 5.0、および ESXi 5.1 をスキャンできます。

VMware Tools スキャン

最新の VMware Tools バージョンを使用しているかについて、Windows または Linux を実行している仮想マシンをスキャンできます。オンラインの仮想マシンおよびテンプレートだけではなく、オフラインでも VMware Tools のスキャンを実行できます。VMware Tools のスキャンを実行する前に、その仮想マシンを少なくとも 1 回パワーオンする必要があります。

仮想マシン ハードウェアのアップグレード スキャン

ホストでサポートされている最新の仮想ハードウェアを使用しているかについて、Windows または Linux を実行している仮想マシンをスキャンできます。オンラインの仮想マシンおよびテンプレートだけではなく、オフラインでもハードウェア アップグレードのスキャンを実行できます。

仮想アプライアンスのアップグレード スキャン

VMware Studio 2.0 以降で作成された、パワーオン状態の仮想アプライアンスをスキャンできます。

VMware Studio 2.0 以降を使用すると、事前設定されたアプリケーション ソフトウェアおよびオペレーティング システムを使用してすぐにデプロイできる vApp の作成を自動化できます。VMware Studio では、最小限の作業で vApp が起動できるように、ネットワーク エージェントをゲストに追加します。vApp 用に指定された構成パラメータは、vCenter Server のデプロイ ウィザードで、OVF プロパティとして表示されます。VMware Studio の詳細については、VMware Studio 用の、VMware SDK および API のドキュメントを参照してください。vApp の詳細については、VMware のブログ サイトも参照できます。VMware Studio は当社の Web サイトからダウンロードできます。

データ センター、クラスタ、vApp、フォルダなどのコンテナ オブジェクトでスキャンを開始して、コンテナ オブジェクトに含まれるすべての ESX/ESXi ホストまたは仮想マシンおよびアプライアンスをスキャンできます。

ベースラインおよびベースライン グループを基準に仮想マシン、仮想アプライアンス、ESX/ESXi ホストのスキャンを手動で開始するか、スケジュール設定するように Update Manager を構成して、コンプライアンス情報を生成できます。スキャン タスクをデータ センターまたは vCenter Server システム レベルでスケジュール設定して、最新の状態でスキャンするようにする必要があります。

手動によるスキャンの手順、およびスキャンのスケジュール設定の手順については、vSphere オブジェクトのスキャンおよびスキャン結果の表示 を参照してください。