システムに重大なエラーが発生した場合にディスクではなくネットワーク サーバに vmkernel メモリをダンプするように、ESXi を構成できます。vSphere ESXi Dump Collector をインストールして、ネットワーク経由でこれらのメモリ ダンプを収集します。

始める前に

  • 管理者権限があることを確認します。

  • ホストのマシンに Windows Installer 3.0 以降があることを確認します。

  • ホスト マシンに、サポートされているプロセッサおよびオペレーティング システムがあることを確認します。vSphere ESXi Dump Collector は、vCenter Server と同じプロセッサとオペレーティング システムをサポートします。vCenter Server のソフトウェア要件 およびvCenter Server、vSphere Web Client、vCenter Inventory Service、および vCenter Single Sign-On のハードウェア要件 を参照してください。

  • ホスト マシンに有効な IPv4 アドレスがあることを確認します。IPv4 のみまたは IPv4/IPv6 混合モードのネットワーク環境のマシンに vSphere ESXi Dump Collector をインストールすることができますが、IPv6 のみの環境のマシンに vSphere ESXi Dump Collector をインストールすることはできません。

  • Dump Collector リポジトリにネットワーク上の場所を使用している場合は、その場所がマウントされていることを確認します。

次の情報を収集してインストールまたはアップグレードを完了します。

  • デフォルトの場所を使用しない場合、vSphere ESXi Dump Collector をインストールする場所

  • ダンプ ファイルを保存する vSphere ESXi Dump Collector リポジトリの場所

  • vSphere ESXi Dump Collector リポジトリの最大サイズ。指定されたネットワーク上の場所には、少なくともそれに対応する空き容量が必要です。

  • vSphere ESXi Dump Collector をスタンドアロン インスタンスとしてインストールするか、vCenter Server と統合するか。vCenter Server バージョン 5.0 以前のバージョンとの統合はサポートされていません。

  • vSphere ESXi Dump Collector を vCenter Server と統合する場合、vCenter Server のアドレスと認証情報: IP アドレスまたは名前、HTTP ポート、ユーザー名、およびパスワード

  • デフォルト設定を使用しない場合、vSphere ESXi Dump Collector サーバ ポート

  • ネットワーク上で vSphere ESXi Dump Collector を識別するためのホスト名または IP アドレス

  • vCenter Server の vSphere ESXi Dump Collector エクステンションの登録または更新を許可されたユーザの認証情報。

    表 1. 拡張機能権限

    権限名

    説明

    拡張機能 > 拡張機能の登録

    拡張機能(プラグイン)を登録できるようにします。

    拡張機能 > 拡張機能の登録解除

    拡張機能(プラグイン)を登録解除できるようにします。

    拡張機能 > 拡張機能の更新

    拡張機能(プラグイン)を更新できるようにします。

このタスクについて

vvSphere ESXi Dump Collector の以前のバージョンがシステムにインストールされている場合、この手順により vSphere ESXi Dump Collector が最新のバージョンにアップグレードされます。

注:

vCenter Server Appliance に vSphere ESXi Dump Collector がインストールされ、デフォルトで有効化されます。これらの指示は、Windows ベースの導入環境に適用されます。

カーネル メモリをネットワーク サーバにダンプするように ESXi を構成する手順については、『vSphere のインストールとセットアップ』ドキュメントで、esxcli での vSphere ESXi Dump Collector の構成に関する情報を参照してください。

Auto Deploy プロセスを使用して ESXi ホストが構成されているデータセンターでは、ESXi ホストがローカルのストレージを持たない場合があり、vSphere ESXi Dump Collector が最も有用です。また、重大な障害が発生した場合に、vmkernel メモリ ダンプをリダイレクトできる追加の場所として、ローカル ストレージを持った ESXi ホストに vSphere Dump Collector をインストールすることも可能です。

vSphere ESXi Dump Collector は、関連付けられた vCenter Server と同じマシン、または vCenter Server にネットワーク接続されている別のマシンにインストールできます。

vSphere ESXi Dump Collector サービスは、vCenter Server との通信用に IPv4 アドレスに拘束され、IPv6 はサポートされません。vCenter Server は、IPv4 のみ、IPv4/IPv6 混合モード、または IPv6 のみのネットワーク環境内のホスト マシンにインストールできますが、vSphere Web Client 経由で vCenter Server に接続するマシンでは、vSphere ESXi Dump Collector サービスが機能するために IPv4 アドレスを使用する必要があります。

手順

  1. ソフトウェアのインストール ディレクトリで autorun.exe ファイルをダブルクリックし、インストーラーを起動します。
  2. vSphere ESXi Dump Collector を選択して、インストール をクリックします。
  3. ウィザードの指示に従って、インストールまたはアップグレードを完了します。