vCenter Server ホスト マシンは、ハードウェア要件を満たしている必要があります。

vCenter Server および vCenter Server Appliance は、最適なパフォーマンスを引き出すために十分なリソースを必要とする管理アプリケーションです。特定の環境に対する最小要件として、このガイダンスを読む必要があります。vCenter Server のサイズを大きくすると、パフォーマンスの向上、待ち時間の削減、および本番の展開における同時実行の向上をもたらす場合があります。

vCenter Single Sign-On、vSphere Web Client、vCenter Inventory Service、および vCenter Server のハードウェア要件

vCenter Single Sign-On、vSphere Web Client、vCenter Inventory Service、および vCenter Server は同じホスト マシン (vCenter Simple Install と同じ) または異なるマシンにインストールできます。1 を参照してください。

以下の表に、別々のホスト マシンで稼働する vCenter Single Sign-On と Inventory Service のハードウェア要件を示します。

カスタム インストールを使用して、vCenter Single Sign-On、vCenter Inventory Service、および vCenter Server を同じホスト マシン上にインストールする場合、vCenter Single Sign-On および Inventory Service のメモリとディスク ストレージの要件が vCenter Server の要件に追加されます。4 を参照してください。

表 1. vCenter Single Sign-On、vSphere Web Client、vCenter Inventory Service、および vCenter Server の Simple Install デプロイの最小ハードウェア要件

Simple Install デプロイのホスト ハードウェア

最小要件

プロセッサ

論理コア 2 つ以上の Intel または AMD の x64 プロセッサ (それぞれ速度が 2GHz)

メモリ

12GB。

vCenter Server データベースが vCenter Server と同じマシン上で稼働する場合、メモリ要件はより高くなります。

vCenter Server には、次のようないくつかの Java サービスが含まれています VMware VirtualCenter Management Webservices (tc Server)、Inventory Service、プロファイル駆動型のストレージ サービス。vCenter Server をインストールする場合は、これらのサービスにメモリを割り当てるため、vCenter Server インベントリのサイズを選択します。インベントリのサイズにより、サービスに対する JVM ヒープの最大値の設定が決まります。使用環境内のホスト数が変更された場合は、インストール後にこの設定を調整できます。6 にある推奨事項を参照してください。

ディスク ストレージ

100GB を推奨

インストール後、インベントリのサイズに応じて 40~60GB の空きディスク領域が必要になります。将来、インベントリを増やせるように、より多くの容量を提供する必要があります。

vCenter Server データベースが vCenter Server と同じマシン上で稼働する場合、データベースのサイズに応じて、ディスク ストレージ要件はより高くなります。

vCenter Server 5.x では、vCenter Server ログのデフォルト サイズは、vCenter Server 4.x に比べて 450MB 多くなります。ログ フォルダに割り当てられるディスク領域に、この増加分を格納するのに十分な大きさがあることを確認してください。

ネットワーク速度

1Gbps

表 2. vCenter Server とは別のホスト マシン上で稼働する vCenter Single Sign-On の最小ハードウェア要件

vCenter Single Sign-On のハードウェア

要件

プロセッサ

論理コア 2 つ以上の Intel または AMD の x64 プロセッサ (それぞれ速度が 2GHz)

メモリ

3GB。vCenter Single Sign-On が vCenter Server と同じホスト マシン上で稼働している場合は、1 または 4 を参照してください。

ディスク ストレージ

2GB。

ネットワーク速度

1Gbps

表 3. vCenter Server とは異なるホスト マシン上で実行される vCenter Inventory Service の最小ハードウェア要件

vCenter Inventory Service のハードウェア

要件

プロセッサ

論理コア 2 つ以上の Intel または AMD の x64 プロセッサ (それぞれ速度が 2GHz)

メモリ

3GB。vCenter Inventory Service が vCenter Server と同じホスト マシン上で稼働している場合は、1 または 4 を参照してください。

ディスク ストレージ

vCenter Inventory Service が vCenter Server と同じホスト マシン上で稼働する場合、vCenter Server および vCenter Server ホスト マシンで稼働する他のアプリケーションに必要なディスク領域にこれらの要件が追加されます。4 を参照してください。

Inventory Service のディスク ストレージ要件は、インベントリ サイズおよびインベントリ内の仮想マシンのアクティビティ量によって決まります。通常のアクティビティ率では、Inventory Service は、1,000 個のホストに分散された 15,000 個の仮想マシンに対し 6~12GBのディスク領域を使用します。

アクティビティ率が高い場合 (毎時、仮想マシンの 20 パーセント以上に変更が発生)、既存のディスク使用量へのインライン書き込みが行われる代わりに、先書きログ (WAL) がディスクに書き込まれて更新が処理されます。この高いアクティビティ率はほとんどの場合、Virtual Desktop Infrastructure (VDI) の使用例に関連します。

必要なディスク領域についての次のガイドラインでは、小規模インベントリは 1~100 台のホストまたは 1~1000 台の仮想マシン、大規模インベントリは 400 台以上のホストまたは 4000 台以上の仮想マシンからなります。

  • 小規模インベントリ、低アクティビティ率: 5GB

  • 小規模インベントリ、高アクティビティ率: 15GB

  • 大規模インベントリ、低アクティビティ率: 15GB

  • 大規模インベントリ、高アクティビティ率: 40~60GB

ネットワーク速度

1Gbps

表 4. vCenter Server のハードウェア最小要件

vCenter Server ハードウェア

要件

CPU

64 ビット CPU 2 つ、または 64 ビット デュアル コア プロセッサ 1 つ。

プロセッサ

2.0GHz 以上の Intel 64 または AMD 64 プロセッサ。Itanium (IA64) プロセッサはサポートされていません。同一のマシン上でデータベースを実行する場合、プロセッサ要件が高くなる可能性があります。

メモリ

必要なメモリ量は vCenter Server の構成によって異なります。

  • vCenter Server が vCenter Single Sign-On および vCenter Inventory Service とは別のホスト マシンにインストールされる場合、4GB の RAM が必要です。

  • vCenter Server、vCenter Single Sign-On、および vCenter Inventory Service が同じホスト マシン (vCenter Simple Install と同じ) にインストールされる場合、10GB の RAM が必要です。

vCenter Server データベースが vCenter Server と同じマシン上で稼働する場合、メモリ要件はより高くなります。

vCenter Server には、次のようないくつかの Java サービスが含まれています VMware VirtualCenter Management Webservices (tc Server)、Inventory Service、プロファイル駆動型のストレージ サービス。vCenter Server をインストールする場合は、これらのサービスにメモリを割り当てるため、vCenter Server インベントリのサイズを選択します。インベントリのサイズにより、サービスに対する JVM ヒープの最大値の設定が決まります。使用環境内のホスト数が変更された場合は、インストール後にこの設定を調整できます。6 にある推奨事項を参照してください。

ディスク ストレージ

vCenter Server のインストールに必要なディスク ストレージ容量は、vCenter Server の構成によって異なります。

  • vCenter Server が vCenter Single Sign-On および vCenter Inventory Service とは別のホスト マシンにインストールされる場合、4GB が必要です。

  • vCenter Server、vCenter Single Sign-On、および vCenter Inventory Service が同じホスト マシン (vCenter Simple Install と同じ) にインストールされる場合、インストール後、インベントリのサイズに応じて、少なくとも 40~60GB の空きディスク領域が必要になります。将来、インベントリを増やせるように、より多くの容量を提供する必要があります。vCenter Single Sign-On および Inventory Service に必要なディスク領域のガイドラインについては、2 および 3 を参照してください。

vCenter Server データベースが vCenter Server と同じマシン上で稼働する場合、これらのデータベースのサイズに応じて、ディスク ストレージ要件はより高くなります。

vCenter Server 5.x では、vCenter Server ログのデフォルト サイズは、vCenter Server 4.x に比べて 450MB 多くなります。ログ フォルダに割り当てられるディスク領域に、この増加分を格納するのに十分な大きさがあることを確認してください。

Microsoft SQL Server 2008 R2 Express ディスク

インストール アーカイブを解凍するための最大 2GB の空きディスク領域。インストールが完了すると、これらのファイルの約 1.5GB 分は削除されます。

ネットワーク速度

1Gbps

注:

ネットワーク ドライブまたは USB フラッシュ ドライブに vCenter Server をインストールすることはサポートされていません。

使用中のデータベースのハードウェア要件については、データベースのドキュメントを参照してください。データベースと vCenter Server を同一のマシン上で実行する場合は、データベースの要件を vCenter Server の要件に加算する必要があります。

vSphere Web Client のハードウェア要件

vSphere Web Client には、次の 2 つのコンポーネントがあります。 Java サーバと、ブラウザで実行中の Adobe Flex クライアント アプリケーション。

表 5. vSphere Web Client Server コンポーネントのハードウェア要件

vSphere Web Client Server ハードウェア

要件

メモリ

3GB 以上: Java ヒープ用に 2GB、次の用途に 1GB

  • レジデント コード

  • Java スレッドのスタック

  • Java プロセスのグローバル/bss セグメント

CPU

コアが 2 つ以上存在する 2GHz プロセッサ

ディスク ストレージ

2GB 以上のディスクの空き容量

ネットワーク

ギガビット接続を推奨

vCenter Server の JVM ヒープ設定

vCenter Server の JVM ヒープ設定はインベントリのサイズによって異なります。vCenter Server での VMware vCenter Server - tc Server 設定の構成 を参照してください。

表 6. vCenter Server の JVM ヒープ設定

vCenter Server インベントリ

VMware VirtualCenter Management Webservices (tc Server)

Inventory Service

プロファイル駆動型のストレージ サービス

全体的に推奨するメモリの最小値

小規模のインベントリ (1 ~ 100 台のホストまたは 1 ~ 1000 台の仮想マシン)

512MB

3GB

1GB

16GB

中規模のインベントリ(100 ~ 400 個のホストまたは 1000 ~ 4000 個の仮想マシン)

512MB

6GB

2GB

24GB

大規模のインベントリ (400 台を超えるホストまたは 4000 台を超える仮想マシン)

1,024MB

12GB

4GB

32GB

VMware vCenter Server Appliance のハードウェア要件と推奨事項

表 7. VMware vCenter Server Appliance のハードウェア要件

VMware vCenter Server Appliance ハードウェア

要件

ホスト マシン上のディスク ストレージ

ほとんどのデプロイの場合、vCenter Server Appliance は 70GB 以上のディスク領域を必要とし、最大サイズ 125GB に制限されます。必要なディスク領域は、vCenter Server インベントリのサイズによって決まります。vCenter Server Appliance は、最大サイズ 125 GB まで拡張できるシン プロビジョニングの仮想ディスクを使用してデプロイできます。ホスト マシンに vCenter Server Appliance 仮想ディスクの拡張に対応する十分な空きディスク領域ない場合は、vCenter Server は操作を停止し、vSphere 環境を管理できなくなります。

VMware vCenter Server Appliance のメモリ

組み込みの PostgreSQL データベースを使用することで、vCenter Server Appliance は 100 台のホストまたは 3000 台の仮想マシンをサポートし、次のメモリ要件を持ちます。

  • 小規模のインベントリ (10 台以下のホストまたは 100 台以下の仮想マシン): 8GB 以上

  • 小規模のインベントリ (10 ~ 50 台のホストまたは 100 ~ 1500 台の仮想マシン): 16GB 以上

  • 中規模のインベントリ (組み込みのデータベースでサポートされるインベントリの上限、50 ~ 100 台のホストまたは 1500 ~ 3000 台の仮想マシン): 24GB 以上

外部の Oracle データベースを使用することで、vCenter Server Appliance は 1000 台のホストまたは 10000 台の登録済みの仮想マシン、および 10000 台のパワーオン状態の仮想マシンをサポートし、以下のメモリ要件を持ちます。

  • 小規模のインベントリ (10 台以下のホストまたは 100 台以下の仮想マシン): 8GB 以上

  • 小規模のインベントリ (10 ~ 100 台のホストまたは 100 ~ 1000 台の仮想マシン): 16GB 以上

  • 中規模のインベントリ (100 ~ 400 台のホストまたは 1000 ~ 4000 台の仮想マシン): 24GB 以上

  • 大規模のインベントリ (400 台を超えるホストまたは 4000 台を超える仮想マシン): 32GB 以上

vCenter Server Appliance のインベントリとその他の構成制限については、『構成の上限』を参照してください。

表 8. VMware vCenter Server Appliance の JVM ヒープ設定

vCenter Server Appliance のインベントリ

VMware VirtualCenter Management Webservices (tc Server)

Inventory Service

プロファイル駆動型のストレージ サービス

全体的に推奨するメモリの最小値

小規模のインベントリ (1 ~ 100 台のホストまたは 1 ~ 1000 台の仮想マシン)

512MB

3GB

1GB

16GB

中規模のインベントリ(100 ~ 400 個のホストまたは 1000 ~ 4000 個の仮想マシン)

512MB

6GB

2GB

24GB

大規模のインベントリ (400 台を超えるホストまたは 4000 台を超える仮想マシン)

1,024MB

12GB

4GB

32GB

vCenter Server での VMware vCenter Server - tc Server 設定の構成 を参照してください。