アップグレードには複数の処理があり、それらの処理は特定の順序に従って実行する必要があります。この概要に示されるプロセスに従うことで、システムのダウンタイムを最小限に抑えながらアップグレードをスムーズに実行できます。

重要:

アップグレードを実行する前に、アップグレード プロセス全体を確実に理解する必要があります。ここに示される安全なプロセスに従わないと、データを消失したり、サーバにアクセスできなくなったりすることがあります。計画を立てなければ、必要以上にダウンタイムが長くなることがあります。

vSphere デプロイで vCenter Server Heartbeat を使用する場合は、『vSphere Server Heartbeat』のインストールとアップグレードのドキュメントを使用して vCenter Server をアップグレードします。

vCenter Server 5.5 では、ホスト OS としての Windows Server 2003 はサポートされなくなりました。http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php の 『VMware 互換性ガイド』と Windows Server 2003 ホストからの vCenter Server およびコンポーネントの移行 を参照してください。

vCenter Server 5.5 では、ホスト OS としての Windows Server 2008 SP1 はサポートされなくなりました。vCenter Server をバージョン 5.5 にアップグレードする前に、Windows Server 2008 SP1 のホストを SP2 にアップグレードしてください。http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php の 『VMware 互換性ガイド』、および http://support.microsoft.com/lifecycle/#ServicePackSupport の 『マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシー』を参照してください。

データが消失したり、サーバにアクセスできなくなる可能性があるため、アップグレード プロセスは特定の順序で行う必要があります。順序は、アップグレードの各段階の中でも重要です。

各コンポーネントのアップグレード プロセスは、1 方向にしか実行できません。たとえば、vCenter Server 5.x へのアップグレード後に vCenter Server 4.x に戻ることはできません。バックアップおよび計画を行うことで、元のソフトウェア レコードをリストアできます。.

各手順は、次の手順に進む前に完了する必要があります。細分化された手順の必要な順序については、各手順内の指示に従ってください。

特定のコマンドでは複数のステージを同時にアップグレードできるため、本番稼働環境をアップグレードする前に、各ステージで元に戻すことができない変更について理解しておくことをお勧めします。

データ センターのアップグレードをスムーズに行うには、vCenter Update Manager を使用してプロセスを管理します。

vSphere のアップグレードは次の順序で実行します。

  1. vSphere システムに VMware のソリューションまたはプラグインが含まれている場合は、それらのソリューションまたはプラグインに、アップグレード後の vCenter Server のバージョンとの互換性があることを確認します。VMware 製品の相互運用性マトリックス (http://www.vmware.com/resources/compatibility/sim/interop_matrix.php) を参照してください。

  2. VMware View 環境の一部となっている vSphere コンポーネントをアップグレードする場合は、Horizon View 環境における vSphere コンポーネントの個別アップグレード を参照してください。

  3. システムが vSphere のハードウェア要件およびソフトウェア要件を満たしていることを確認します。

    システム要件 を参照してください。

  4. vCenter Single Sign-On、vCenter Inventory Service、vCenter Server、および vSphere Web Client をアップグレードします。

    重要:

    vSphere デプロイで vCenter Server Heartbeat を使用する場合は、『vSphere Server Heartbeat』のインストールとアップグレードのドキュメントを使用して vCenter Server と関連コンポーネントをアップグレードしてください。

    vCenter Server のアップグレード を参照してください。トピック vCenter Single Sign-On、Inventory Service、vCenter Server、vSphere Web Client のインストールまたはアップグレードに必要な情報 の説明に従い、vCenter Single Sign-On、vCenter Inventory Service、および vCenter Server のインストール時に必要になる情報が取り込まれたワークシートを作成します。

  5. VMware Update Manager を使用する場合は、VMware Update Manager をアップグレードします。

    Update Manager のアップグレード を参照してください。

  6. ESXi ホストをアップグレードします。

    ホストのアップグレードおよび移行を参照してください。 vSphere では、いくつかの方法でホストをアップグレードできます。

  7. ホストのライセンスを再適用します。

    ESXi 5.5 へのアップグレード後の、ライセンスの再適用 を参照してください。

  8. 仮想マシンと仮想アプライアンスを、手動でアップグレードするか、または VMware Update Manager を使用して組織的にアップグレードします。

    仮想マシンと VMware Tools のアップグレード を参照してください。