システム キャッシュ構成のホスト プロファイルを使用すると、Auto Deploy のステートレス キャッシュおよびステートフル インストールでホストをプロビジョニングできます。

ステートレス キャッシュおよびステートフル インストールの例

Auto Deploy でプロビジョニングされたホストがイメージをキャッシュする (ステートレス キャッシュ)

ステートレス キャッシュ用にホスト プロファイルを設定し、適用します。イメージは、ローカル ディスク、リモート ディスク、または USB ドライブでキャッシュできます。このホストを引き続き Auto Deploy でプロビジョニングします。数百のホストから同時にアクセスが試行されるなどの理由で Auto Deploy サーバが使用できなくなると、ホストがキャッシュから起動されます。起動操作後、ホストは構成を完了させるために Auto Deploy サーバへのアクセスを試行します。

Auto Deploy でプロビジョニングされたホストがステートフル ホストになる

ステートフル インストール用にホスト プロファイルを設定し、適用します。Auto Deploy でホストをプロビジョニングすると、ローカル ディスク、リモート ディスク、または USB ドライブにイメージがインストールされます。以降の起動は、ディスクから行います。ホストは Auto Deploy を使用しなくなります。

準備

ステートレス キャッシュまたはステートフル インストールを正常に使用するために、システムの構成方法を決め、起動順序を設定します。

表 1. ステートレス キャッシュまたはステートフル インストールの準備

要件または決定事項

説明

VMFS パーティションの上書きの決定

対話形式のインストーラを使用して ESXi をインストールする場合、既存の VMFS データストアを上書きするかどうかを求めるプロンプトが表示されます。システム キャッシュ構成のホスト プロファイルには、既存の VMFS パーティションを上書きするためのオプションがあります。

USB ドライブを使用するようにホスト プロファイルを設定した場合は、このオプションは表示されません。

可用性の高い環境が必要かどうかの決定

ステートレス キャッシュで Auto Deploy を使用する場合、可用性の高い Auto Deploy 環境を設定することで、新しくプロビジョニングされたホストで仮想マシンを移行したり、vCenter Server システムが一時的に使用できなくなっても環境で vNetwork Distributed Switch をサポートしたりできます。

起動順序の設定

ホストに対して指定する起動順序は、使用する機能によって異なります。

  • ステートレス キャッシュで Auto Deploy を設定するには、最初にネットワークから起動し、次にディスクから起動するようにホストを構成します。Auto Deploy サーバを使用できない場合は、キャッシュを使用してホストが起動します。

  • 起動可能なディスクが現在ないホストでステートフル インストール用に Auto Deploy を設定するには、最初にディスクから起動し、次にネットワークから起動するようにホストを構成します。

    注:

    起動可能なイメージがディスクに現在ある場合は、PXE 起動を 1 回だけ行うようにホストを構成し、Auto Deploy でホストをプロビジョニングして、ステートフル インストールを指定するホスト プロファイルを使用します。

ステートレス キャッシュと接続の喪失

Auto Deploy サーバ、vCenter Server システム、またはその両方への接続が仮想マシンを実行する ESXi ホストで失われると、次回にホストを再起動したときに制限が加えられることがあります。

  • vCenter Server は使用できても Auto Deploy サーバが使用できない場合は、ホストが vCenter Server システムに自動的に接続されません。ホストを vCenter Server に手動で接続するか、Auto Deploy サーバが再び使用可能になるまで待ちます。

  • vCenter Server と Auto Deploy のどちらも使用できない場合は、vSphere Client を使用して各 ESXi ホストに接続し、各ホストに仮想マシンを追加できます。

  • vCenter Server を使用できない場合は、vSphere DRS が動作しません。Auto Deploy サーバは、ホストを vCenter Server に追加できません。vSphere Client を使用して各 ESXi ホストに接続し、各ホストに仮想マシンを割り当てることができます。

  • 接続が失われている間に設定に変更を加えると、Auto Deploy サーバへの接続がリストアされた時点で変更が失われます。