再構成を利用すると、組み込まれた各 Platform Services Controller を降格し、vCenter Server インスタンスをリダイレクトして外部 Platform Services Controller インスタンスを使用することができます。

このタスクについて

図 1. 組み込まれた Platform Services Controller による 3 つの結合された vCenter Server インスタンスの再構成と外部 Platform Services Controller インスタンスへの再ポイントの例
組み込み Platform Services Controller を使用する各 vCenter Server インスタンスの再構成および外部 Platform Services Controller インスタンスへのそのインスタンスの再ポイント

表 1. 凡例

矢印または直線

説明

2 つの Platform Services Controller インスタンスの間のレプリケーション関係を表す青い両矢印

2 つの Platform Services Controller インスタンスの間のレプリケーション関係

外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server インスタンスの登録を表す緑の直線

外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server の登録

システムのある状態から別の状態への移行を表す青い大きな矢印

移行手順

手順

  1. 組み込み Platform Services Controller を使用する vCenter Server インスタンスにログインします。

    オプション

    手順

    組み込み Platform Services Controller を使用する vCenter Server Appliance の場合

    アプライアンス シェルに root としてログインします。

    • アプライアンス コンソールに直接アクセスできる場合は、Alt+F1 を押します。

    • リモート接続する場合は、SSH などのリモート コンソール接続を使用して、アプライアンスへのセッションを開始します。

    組み込み Platform Services Controller を使用する vCenter Server の Windows インストール環境の場合

    Windows マシンに管理者としてログインします。

  2. Platform Services Controller インスタンスが組み込まれ、外部 Platform Services Controller インスタンスが使用される vCenter Server が直接のレプリケーション パートナーでない場合、そのようなレプリケーション関係を作成します。
    • Platform Services Controller が組み込まれた vCenter Server Appliance については、アプライアンスの Bash シェルから次のコマンドを実行します。

      /usr/lib/vmware-vmdir/bin/vdcrepadmin -f createagreement -h localhost -H psc_fqdn_or_static_ip -u administrator

    • Platform Services Controller が組み込まれた vCenter Server の Windows インストールについては、Windows のコマンド プロンプトから次のコマンドを実行します。

      C:\Program Files\VMware\vCenter Server\vmware-vmdir\bin\vdcrepadmin -f createagreement -h localhost -H psc_fqdn_or_static_ip -u administrator

    プロンプトが表示されたら、vCenter Single Sign-On 管理者パスワードを入力します。

  3. Platform Services Controller インスタンスを組み込まれた vCenter Server が Windows で実行されている場合、Windows コマンド プロンプトで C:\Program Files\VMware\vCenter Server\bin に移動します。
  4. cmsso-util reconfigure コマンドを実行します。

    cmsso-util reconfigure --repoint-psc psc_fqdn_or_static_ip --username username --domain-name domain_name --passwd password [--dc-port port_number]

    ここで、角括弧 [ ] で囲まれているのはオプションの項目です。

    ここでの psc_fqdn_or_static_ip は、外部 Platform Services Controller インスタンスを特定するために使用するシステム名です。このシステム名は、FQDN または固定 IP アドレスにする必要があります。

    注:

    FQDN 値は大文字と小文字を区別します。

    username オプションと password オプションは、vCenter Single Sign-On domain_name の管理者ユーザー名とパスワードです。

    カスタムの HTTPS ポートで外部 Platform Services Controller が稼働している場合は、--dc-port オプションを使用します。HTTPS ポートのデフォルト値は 443 です。

    たとえば、外部 Platform Services Controller がカスタムの HTTPS ポート 449 番で稼働している場合は、次のオプションを指定して実行する必要があります。

    cmsso-util reconfigure --repoint-psc psc.acme.local --username administrator --domain-name vsphere.local --passwd Password1! --dc-port 449

  5. vSphere Web Client を使用して vCenter Server インスタンスにログインし、vCenter Server が実行中であり管理可能であることを確認します。
  6. 組み込み Platform Services Controller を使用する各 vCenter Server インスタンスについて、この手順を繰り返します。

タスクの結果

組み込み Platform Services Controller を使用する vCenter Server インスタンスが降格され、vCenter Server インスタンスが外部 Platform Services Controller インスタンスにリダイレクトされます。