vCenter Server Appliance と外部 Platform Services Controller をデプロイする場合、まず Platform Services Controller アプライアンスをデプロイします。Platform Services Controller アプライアンスには、vCenter Single Sign-On やライセンス サービスなど、必要なすべてのサービスが含まれています。これらのサービスは、複数の vCenter Server インスタンス間で共有できます。

始める前に

  • システムがソフトウェアおよびハードウェアの最小要件を満たしていることを確認します。

  • vCenter Server Appliance のインストーラをダウンロードします。

  • クライアント統合プラグインをインストールします。

  • Platform Services Controller アプライアンスをデプロイする ESXi ホストが、ロックダウンまたはメンテナンス モードになっていないことを確認します。

  • 既存の vCenter Single Sign-On ドメインに新しい Platform Services Controller アプライアンスを結合する場合は、ドメイン内のすべての Platform Services Controller インスタンスがデプロイする Platform Services Controller アプライアンスと同じ更新またはパッチ 6.0 バージョンであることを確認します。Platform Services Controller Windows インストールまたはアプライアンスをアップグレード、更新、およびパッチ適用する方法については、vSphere のアップグレード のドキュメントを参照してください。

  • ネットワーク設定に正しいデプロイ情報が準備されていることを確認します。トピックPlatform Services Controller アプライアンスをデプロイするために必要な情報で、デプロイメント中に必要なすべての情報を確認します。

  • 時刻同期のために NTP サーバを使用する場合は、NTP サーバと ESXi ホストの間で時刻が同期されることを確認してください。

このタスクについて

重要:

多数の Platform Services Controller アプライアンスをデプロイし、同じ vCenter Single Sign-On ドメインに参加させることができます。Platform Services Controller の同時デプロイはサポートされていません。Platform Services Controller は順番にデプロイする必要があります。

手順

  1. ソフトウェア インストーラのディレクトリで、vcsa-setup.html をダブルクリックします。
  2. ブラウザがクライアント統合プラグインを検出するまで 3 秒ほど待機し、プロンプトが表示されたらブラウザ上でプラグインを実行できるようにします。
  3. ホーム ページで インストール をクリックして、vCenter Server Appliance デプロイ ウィザードを開始します。
  4. 使用許諾契約書を読んで同意し、次へ をクリックします。
  5. Platform Services Controller アプライアンスをデプロイするターゲット サーバに接続し、次へ をクリックします。
    • アプライアンスのデプロイ先 ESXi ホストに接続できます。

      1. ESXi ホストの FQDN アドレスまたは IP アドレスを入力します。

      2. ESXi ホストの管理者権限を持つユーザー(たとえば、ルート ユーザー)のユーザー名とパスワードを入力します。

    • vCenter Server インスタンスに接続して、vCenter Server インベントリから ESXi ホストまたは DRS クラスタにアプライアンスをデプロイできます。

      1. vCenter Server インスタンスの FQDN アドレスまたは IP アドレスを入力します。

      2. vCenter Server インスタンスの管理者権限を持つユーザー(例:administrator@your_domain_name ユーザー)のユーザー名とパスワードを入力します。

  6. (オプション) : 証明書の警告が表示された場合は、はい をクリックしてそれに同意します。
  7. Platform Services ControllervCenter Server インスタンスにデプロイする場合は、アプライアンスをデプロイする ESXi ホストまたは DRS クラスタが含まれるデータ センターまたはデータ センター フォルダを選択し、次へ をクリックします。
    注:

    ロックダウン モードまたはメンテナンス モードでない ESXi ホストが 1 つ以上含まれるデータ センターまたはデータ センター フォルダを選択する必要があります。

  8. Platform Services ControllervCenter Server インスタンスにデプロイする場合は、アプライアンスをデプロイする ESXi ホストまたは DRS クラスタのリソース プールを選択し、次へ をクリックします。
    注:

    DRS モードでないクラスタのリソース プールを選択すると、ウィザードが表示され、クラスタから ESXi ホストを選択するように求められます。

  9. [仮想マシンのセットアップ] ページで、Platform Services Controller アプライアンスの名前を入力し、ルート ユーザーのパスワードを設定して、次へ をクリックします。

    パスワードの長さは 8 文字以上とし、1 つ以上の数字、大文字と小文字、1 つ以上の特殊文字(感嘆符 (!)、ハッシュ キー (#)、アット記号 (@)、丸括弧 (()) など)が含まれている必要があります。

  10. [デプロイ タイプの選択] ページで、Platform Services Controller のインストール を選択し、次へ をクリックします。
  11. 新しい vCenter Single Sign-On ドメインを作成するか、既存のドメインに参加して、次へ をクリックします。

    オプション

    説明

    Single Sign-On ドメインの新規作成

    新しい vCenter Single Sign-On サーバを作成します。

    1. vCenter Single Sign-On 管理者アカウントのパスワードを設定します。

      これは、ユーザー administrator@vour_domain_name のパスワードです。vour_domain_name は、vCenter Single Sign-On によって作成される新しいドメインです。インストール後、adminstrator@your_domain_name として、vCenter Single Sign-On および vCenter Server にログインできます。

    2. ドメイン名(vsphere.local など)を入力します。

    3. vCenter Single Sign-On のサイト名を入力します。

      複数の場所で vCenter Single Sign-On を使用している場合は、サイト名が重要になります。vCenter Single Sign-On サイトの独自の名前を選択します。インストール後は、名前を変更できません。

      サポートされる文字は、英数字とダッシュ (-) です。

    既存の Platform Services Controller の Single Sign-On ドメインへの参加

    新しい vCenter Single Sign-On サーバを、既存の Platform Services Controller の vCenter Single Sign-On ドメインに参加させます。新しい vCenter Single Sign-On サーバを参加させる vCenter Single Sign-On サーバに関する情報を指定する必要があります。

    1. 参加先の vCenter Single Sign-On サーバを含む Platform Services Controller の完全修飾ドメイン名 (FQDN) または IP アドレスを入力します。

    2. vCenter Single Sign-On 管理者アカウントのパスワードを入力します。

    3. Platform Services Controller との通信に使用する HTTPS ポートを入力し、次へ をクリックします。

    4. vCenter Single Sign-On サイトを作成するのか、または既存のサイトに参加するのかを選択します。

    既存の vCenter Single Sign-On ドメインへの参加を選択した場合は、拡張リンク モード機能を有効にします。Platform Services Controller は、参加した vCenter Single Sign-On サーバからインフラストラクチャ データをレプリケートします。

  12. ウィザードの [アプライアンスのサイズの選択] ページで、次へ をクリックします。

    2 個の CPU と 2 GB のメモリが搭載された Platform Services Controller アプライアンスをデプロイします。

  13. 利用可能なデータストアのリストから、仮想マシンのすべての構成ファイルと仮想ディスクが格納される場所を選択します。また必要に応じて、シン ディスク モードの有効化 を選択して、シン プロビジョニングを有効にします。
  14. [ネットワーク設定] ページで、ネットワーク設定を行います。

    アプライアンスの IP アドレスまたは FQDN は、システム名として使用されます。FQDN を使用することをお勧めします。ただし、IP アドレスを使用する場合、DHCP によって割り当てられる IP アドレスは変更される可能性があるため、アプライアンスの固定 IP アドレスの割り当てを使用してください。

    オプション

    操作

    ネットワークの選択

    接続するネットワークを選択します。

    ドロップダウン メニューに表示されるネットワークは、ターゲット サーバのネットワーク設定によって異なります。アプライアンスを ESXi ホストに直接デプロイする場合は、非短期分散仮想ポート グループはサポートされません。このため、このグループはドロップダウン メニューに表示されません。

    IP アドレス ファミリ

    アプライアンスの IP バージョンを選択します。

    IPv4 または IPv6 を選択できます。

    ネットワーク タイプ

    アプライアンスの IP アドレスの割り当て方法を選択します。

    • スタティック

      IP アドレスとネットワーク設定の入力を求められます。

    • DHCP

      DHCP サーバを使用して IP アドレスが割り当てられます。環境内で DHCP サーバを使用できる場合にのみ、このオプションを選択します。

    FQDN (任意)

    アプライアンスの優先完全修飾ドメイン名 (FQDN) を入力します。

    注:

    ネットワーク タイプ DHCP で、IPv6 を使用するよう選択した場合、FQDN オプションは表示されません。

    システム名として IP アドレスを使用する場合は、デプロイ後に IP アドレスを変更して DNS の設定を更新することはできません。

  15. アプライアンスの時刻設定を構成します。必要に応じて、SSH の有効化 を選択して接続を保護し、次へ をクリックします。

    オプション

    説明

    ESXi ホストとアプライアンスの時刻を同期

    定期的な時刻同期を有効にすると、VMware Tools はゲスト OS の時刻を ESXi ホストの時刻と同じになるように設定します。

    NTP サーバの使用(コンマで区切る)

    ネットワーク時間プロトコル サーバを使用して、時刻を同期します。このオプションを選択する場合は、NTP サーバの名前をコンマで区切って入力する必要があります。

  16. [VMware カスタマ エクスペリエンス改善プログラム (CEIP)] ページを参照し、プログラムへの参加を希望するかどうかを選択します。

    CEIP の詳細については、『vCenter Server およびホスト管理』の「カスタマ エクスペリエンス改善プログラムの構成」セクションを参照してください。

  17. [終了準備の完了] ページで、vCenter Server Appliance のデプロイ設定を確認し、終了 をクリックしてデプロイ プロセスを完了します。

次のタスク

これで、vCenter Server Appliance をデプロイし、Platform Services Controller アプライアンスに接続できます。