vCenter Server 導入環境で組み込みの Update Manager が使用されている場合、Windows 上で実行されている vCenter Server インスタンスを vCenter Server Appliance に移行するには、まず Update Manager を新しいホスト マシンに移動する必要があります。

始める前に

Update Manager をインストールするため、Windows と互換性のあるバージョンの物理サーバが設定されている仮想マシンを作成します。詳細については、ナレッジベースの記事 Supported host operating systems for VMware vCenter Server installation (including vCenter Update Manager and vRealize Orchestrator) (KB2091273) を参照してください。

手順

  1. ソース マシンで、VMware vSphere Update Manager サービスを停止します。
  2. ソース マシンで、VMware vSphere Update Manager UFA サービスを停止します。
  3. Update Manager データベースが Update Manager サーバと同一のマシン上にあるか、あるいは異なるマシン上にあるかによって次の手順のいずれかを実行します。
    • Update Manager データベースおよび Update Manager サーバが同じソース マシン上で実行されている場合。

      1. ソース マシンで Update Manager データベースのバックアップを実行します。

      2. ターゲット マシンで Update Manager データベースのバックアップをコピーし、データベースをリストアします。

    • Update Manager データベースおよび Update Manager サーバが異なるマシン上で実行されている場合、次の手順を実行します。

  4. ターゲット マシン上で DSN を作成し、Update Manager データベースを指定します。

    DSN の作成方法についての詳細は、『VMware vSphere Update Manager のインストールと管理』を参照してください。

  5. ソース マシンで、スタート メニュー から実行ボックスまたは検索ボックスで regedit と入力し、Enter キーを押します。

    Microsoft レジストリ エディタが開きます。

  6. Microsoft レジストリ エディタで HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\VMware, Inc.\VMware Update Manager に移動します。

    Microsoft レジストリ エディタには、Update Manager サーバおよびデータベースを新しいホスト マシンに移動する際に必要な Update Manager の構成値が含まれています。

  7. ターゲット マシンでソース マシン上の Update Manager サーバ インスタンスと同じバージョンの Update Manager サーバのインストールを開始します。
    1. vCenter Server 情報のページで次の作業を行います。
      • vCenter Server の IP アドレス/名前のテキスト ボックスに、ソース マシンの VCServer のレジストリ値を入力します。

      • HTTP ポートのテキスト ボックスに、ソース マシンの VCServerPort のレジストリ値を入力します。

      • ユーザー名のテキスト ボックスに、ソース マシンの VCUserName のレジストリ値を入力します。

      • 管理者として使用する vCenter Server パスワードを入力します。

    2. データベース オプションのページで データ ソース名 ドロップダウン メニューから手順 4 で作成した DSN を選択します。
    3. (オプション) : データベース情報のページでデータベースのユーザー名とパスワードを入力します。
      注:

      データベース パスワードは、DSN で Windows 認証を使用していない場合にのみ必要です。

      データベース再初期化の警告ダイアログ ボックスが開きます。

    4. データベース再初期化の警告ダイアログ ボックスでオプション 上書きせず、既存のデータベースを残します を選択します。
    5. VMware vSphere Update Manager ポート設定のページで、次の作業を行います。
      • ドロップダウン メニューから、Update Manager インスタンスの IP アドレスまたはホスト名を選択します。

      • SOAP ポートのテキスト ボックスに、ソース マシンの SoapPort のレジストリ値を入力します。

      • Web ポートのテキスト ボックスに、ソース マシンの WebPort のレジストリ値を入力します。

      • SSL ポートのテキスト ボックスに、ソース マシンの WebSSLPort のレジストリ値を入力します。

      • ソースのプロキシ設定に基づき、次のオプションのいずれかを実行します。

        • ソース マシンの UseProxy のレジストリ値が 1 である場合、チェック ボックスの はい、インターネットに接続されており、ここでプロキシ設定を構成します を選択し、ソース マシンの ProxyPassword、ProxyPort、ProxyServer、ProxyUserName のレジストリ値を入力します。

        • ソース マシンの UseProxy のレジストリ値が 0 である場合、次の手順を行います。

    6. ソース マシンと同一のパスを使用する場合、[ターゲット フォルダ] ページでソース マシンの InstallPath および PatchStore のレジストリ値を入力します。または、ターゲット マシンに異なるパスを設定します。
  8. ソース マシンで Update Manager のデータ フォルダをコピーします。

    Update Manager データが格納されているデフォルトのディレクトリは、C:\ProgramData\VMware\VMware Update Manager\Data です。Update Manager データ フォルダのカスタムの格納場所については、PatchStore レジストリ値を参照します。

  9. 必須: Update Manager ソース マシンでカスタムの SslVerifyDownloadCertificate レジストリ値を使用した場合は、ターゲット マシンでも同じカスタマイズを行います。
  10. ソース マシンで jetty-vum-ssl.xml または vci-integrity.xml ファイルを変更した場合は、ターゲット マシンでもこれらのファイルに同じ変更します。

    jetty-vum-ssl.xml および vci-integrity.xml ファイルのデフォルトの格納場所は、C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\Update Manager\ です。

  11. ソース マシンでカスタムの証明書を使用した場合は、ターゲット マシンに移動します。

    新しい証明書の設定に、VMware vSphere Update Manager Utility を使用することができます。VMware vSphere Update Manager Utility の使用方法についての詳細は、『VMware vSphere Update Manager の再構成』ドキュメントを参照してください。

  12. ソース マシンから Update Manager をアンインストールします。

    Update Manager サーバのアンインストールに関する詳細については、『VMware vSphere Update Manager のインストールと管理』ドキュメントを参照してください。

タスクの結果

既存の Update Manager 環境の完全なレプリカが新しいターゲット マシンにインストールされました。

次のタスク

vCenter Server から vCenter Server Appliance への移行プロセスを開始します。