仮想マシンのストレージ ポリシーにより、仮想マシン内でアプリケーションを実行するために、仮想マシンのホーム ファイルと仮想ディスクで必要とされるストレージ特性を取得します。ストレージ ポリシーをいくつか作成して、ストレージ要件のタイプおよびクラスを定義できます。

各ストレージ ポリシーは同時に適用する制約のセットというだけではありません。1 つのポリシーには、データストアに固有で、同等に許容可能なストレージ要件を表す、代替のサブポリシーのセット(ルール セット)を含めることができます。vSphere APIs for I/O Filtering を使用する場合、ストレージ ポリシーにすべてのストレージ タイプに共通のルールを含めることができます。このポリシーには、共通ルールのみ、またはデータストア固有のルール セットのみ、あるいはその両方を含めることができます。

仮想マシンを作成、クローン作成、または移行するときに、ストレージ ポリシーを仮想マシンに適用できます。ポリシー要件に適合するデータストアの 1 つに仮想マシンを配置することができます。データストアがポリシー要件に適合するには、次のガイドラインを満たす必要があります。

  • I/O フィルタリングおよび共通ルールを使用できない場合、少なくとも 1 つのデータストア固有のルール セットのすべてのルールを、そのデータストアが満たす必要がある。

  • 共通ルールが有効になっている場合、すべての共通ルールおよび少なくとも 1 つのルール セットのすべてのルールを、そのデータストアが満たす必要がある。

仮想マシンのホーム ファイル(.vmx.vmsd.nvram.log など)と仮想ディスク (.vmdk) は、別個のストレージ ポリシーを持つことができます。

表 1. 仮想マシンのストレージ ポリシーの例

仮想マシン ファイルの例

ストレージ ポリシーの例

ストレージ ポリシーに準拠したデータストアの例

windows_2008r2_test.vmx

ストレージ ポリシー 2

datastore02、datastore05、datastore10

windows_2008r2_test.vmxf

windows_2008r2_test.log

windows_2008r2_test.nvram

windows_2008r2_test.vmem

windows_2008r2_test.vmsd

windows_2008r2_test.vmdk

ストレージ ポリシー 3

データストア 05

windows_2008r2_test_1.vmdk

ストレージ ポリシー 5

データストア 10