データストアにアクセスできなくなったとき、VMCP により、影響を受けた仮想マシンの終了および再起動が行われない場合があります。

問題

全パス ダウン (APD) 障害または永続的なデバイス損失 (PDL) 障害が発生し、データストアにアクセスできなくなると、影響を受けた仮想マシンの問題が VMCP によって解決されないことがあります。

APD または PDL の障害状況の場合、VMCP では、次の理由により仮想マシンを終了しません。

  • 障害時に、仮想マシンが vSphere HA によって保護されていません。

  • VMCP がこの仮想マシンで無効になっています。

さらに、障害が APD の場合、VMCP では、次のいくつかの理由により仮想マシンを終了しません。

  • APD 障害が仮想マシンが終了する前に解決されました。

  • 仮想マシンと互換性のあるホストの容量が不十分です。

  • ネットワーク パーティションまたは隔離の間、APD の影響を受けたホストは、マスター ホストに対して使用可能な容量を照会できません。この場合、vSphere HA は、仮想マシン コンポーネント保護の設定が「積極的」である場合は、ユーザー ポリシーを保留して仮想マシンを終了します。

  • vSphere HA は、次のタイムアウト期間が切れた後にのみ APD の影響を受けた仮想マシンを終了させます。

    • APD タイムアウト(デフォルトは 140 秒)。

    • APD フェイルオーバー遅延(デフォルトは 180 秒)。高速リカバリの場合は、0 に設定できます。

      注:

      これらのデフォルト値に基づいて、vSphere HA は 320 秒後(APD タイムアウト + APD フェイルオーバー遅延)に影響を受けた仮想マシンを終了させます。

タスクの結果

この問題を解決するには、次の設定のいずれかを確認および調整します。

  • 仮想マシンを再起動するための容量が不十分

  • ユーザー構成のタイムアウトと遅延

  • 仮想マシンの終了に影響するユーザー設定

  • 仮想マシン コンポーネント保護ポリシー

  • ホスト監視または仮想マシンの再起動優先順位を必ず有効にする