Update Manager を使用して、サードパーティのソフトウェアのパッチを vSphere インベントリ内の ESXi ホストに適用できます。

このワークフローでは、vSphere インベントリのホストにサードパーティのパッチを適用する処理の概要について説明します。パッチは、フォルダ、クラスタ、またはデータ センター レベルでホストに適用できます。また、1 台のホストにパッチを適用することもできます。このワークフローでは、コンテナ オブジェクトの複数のホストにパッチを適用する処理について説明します。

  1. Update Manager サーバでサードパーティのソフトウェアのパッチを利用できるようにします。

    • サードパーティのパッチをインターネットからダウンロードして、Update Manager サーバで利用できるようにします。

      Update Manager サーバがインストールされているマシンがインターネットにアクセスできる場合は、サードパーティの Web サイトからパッチ バイナリおよびパッチ メタデータをダウンロードするよう Update Manager を構成するか、サードパーティのパッチを手動でダウンロードして Update Manager パッチ リポジトリにオフライン バンドルとしてインポートする必要があります。

      デフォルトでは、Update Manager は定期的に (間隔は設定可能) VMware に接続して、適用可能なパッチの最新情報を収集します。サードパーティの URL を追加して、インベントリ内の ESXi 5.x および ESXi 6.0 ホストに適用可能なサードパーティ製パッチをダウンロードできます。Update Manager の管理ビューの 構成 タブから、Update Manager ダウンロード ソースを構成できます。サードパーティのダウンロード URL アドレスをパッチ ダウンロード ソースとして使用するように Update Manager を構成する詳細な手順については、新しいダウンロード元の追加 を参照してください。

      Update Manager の管理ビューの 構成 タブから、Update Manager リポジトリにオフライン バンドルをインポートできます。オフライン バンドルのインポートの詳細な手順については、手動によるパッチのインポート を参照してください。

    • UMDS を使用して、サードパーティのパッチをダウンロードし、そのパッチを Update Manager サーバで利用できるようにします。

      Update Manager サーバがインストールされているマシンがインターネットに接続されていない場合は、UMDS を使用してサードパーティ製パッチをダウンロードできます。サードパーティのパッチをダウンロードするよう UMDS を構成する方法の詳細については、ホストおよび仮想アプライアンスの URL アドレスの構成 を参照してください。

      UMDS を使用してダウンロードしたパッチ メタデータおよびパッチ バイナリは、Update Manager サーバと関連付ける必要があります。これにより、Update Manager は vSphere 環境にあるホストに対してパッチを適用できます。UMDS デポの Update Manager サーバへの関連付けの詳細については、UMDS パッチストア デポと Update Manager サーバとの関連付け を参照してください。

  2. Update Manager のホストおよびクラスタ設定を構成します。

    一部の更新の適用には、修正中にホストがメンテナンス モードに切り替わる必要がある場合があります。ホストをメンテナンス モードにできなかった場合の Update Manager の対応方法を設定する必要があります。クラスタ レベルで更新を適用するには、クラスタ設定も同様に構成する必要があります。Update Manager の設定は、Update Manager の管理ビューの 構成 タブから構成できます。Update Manager を使用したホストおよびクラスタ設定の構成に関する情報および詳細な手順については、ホストおよびクラスタの設定の構成 を参照してください。

  3. Update Manager リポジトリにダウンロードしたサードパーティのソフトウェアのパッチが含まれる固定パッチ ベースラインまたは動的パッチ ベースラインを作成します。

    Update Manager の管理ビューの ベースラインおよびグループ タブから、パッチ ベースラインを作成できます。固定パッチ ベースラインの作成の詳細については、固定パッチ ベースラインの作成 を参照してください。動的パッチ ベースラインの作成の詳細な手順については、動的パッチ ベースラインの作成 を参照してください。

  4. スキャンまたは修正するホストが含まれるコンテナ オブジェクトにパッチ ベースラインを添付します。

    コンテナ オブジェクトは、フォルダ、クラスタ、またはデータ センターです。Update Manager の準拠ビューから、ベースラインおよびベースライン グループをオブジェクトに添付します。vSphere オブジェクトへのベースラインおよびベースライン グループの添付の詳細については、#GUID-5EA28531-0813-4B04-99A7-F8D88756F3CC を参照してください。

  5. コンテナ オブジェクトをスキャンします。

    選択したコンテナ オブジェクトにベースラインを添付したあとで、スキャンしてコンテナのホストのコンプライアンス状態を確認する必要があります。選択したオブジェクトは、手動ですぐにスキャンを開始できます。ホストを手動でスキャンする方法の詳細な手順については、#GUID-72B973CF-671A-4C7A-B5CA-2ACC0ECA31FE を参照してください。

    また、スキャン タスクをスケジュール設定することによって、都合のよい時間にコンテナ オブジェクトのホストをスキャンできます。スキャンのスケジュール設定の情報および詳細な手順については、スキャンのスケジュール設定 を参照してください。

  6. Update Manager Client のコンプライアンス ビューに表示されるスキャン結果を確認します。

    スキャン結果の表示に関する詳細な手順、およびコンプライアンス状態に関する情報については、vSphere オブジェクトのスキャン結果とコンプライアンス状態の参照 を参照してください。

  7. コンテナ オブジェクトを修正します。

    非準拠のホストを修正し、添付されたベースラインに準拠するようにします。パッチ ベースラインまたはエクステンション ベースラインを基準にしたホストの修正の詳細については、パッチ ベースラインまたはエクステンション ベースラインを基準にしたホストの修正 を参照してください。

修正が完了したあとで、添付されたベースラインを基準にしたホストのコンプライアンス状態がアップデートされ準拠した状態になります。