ネットワークが正しく設定され、vCenter Server をアップグレードするための接続の前提条件を満たしていることを確認します。

このタスクについて

PTR レコードの作成の詳細については、vCenter Server ホストのオペレーティング システムのドキュメントを参照してください。

Active Directory の構成の詳細については、Microsoft 社の Web サイトを参照してください。

アップグレード中、vCenter Server の管理者権限が設定された Windows 管理者グループに含まれるドメイン ユーザーを使用して vCenter Server を認証することはできません。また、アップグレード後、これらのユーザーに vCenter Server の権限はありません。

手順

  1. vCenter Server をアップグレードするシステムの完全修飾ドメイン名 (FQDN) が解決可能かどうか検証します。FQDN が解決可能であることを確認するには、コマンドラインのプロンプトで「nslookup -nosearch -nodefname your_vCenter_Server_fqdn」と入力します。

    FQDN が解決可能な場合は、nslookup コマンドによって、ドメイン コントローラーのマシンの IP と名前が返されます。

  2. vCenter Server の IP アドレスで照会されたときに、DNS の逆引き参照で完全修飾ドメイン名が返されることを確認します。

    vCenter Server をアップグレードすると、インストーラが vCenter Server の完全修飾ドメイン名を IP アドレスから検索できなかった場合、vSphere Web Client をサポートしている Web サーバ コンポーネントのインストールが失敗します。

    リバース ルックアップは PTR レコードを使用して実装されます。

  3. vCenter Server に、手動設定した(固定)IP アドレスではなく DHCP を使用する場合は、vCenter Server のコンピュータ名がドメイン名システム(DNS)内で更新されていることを確認します。更新をテストするため、コンピュータ名に対して ping を送信します。

    たとえば、コンピュータ名が host-1.company.com の場合、Windows コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。

    ping host-1.company.com

    コンピュータ名を ping 送信すると、その名前が DNS でアップデートされます。

  4. ESXi ホスト管理インターフェイスに、vCenter Server とすべての vSphere Web Client インスタンスからの有効な DNS 解決があることを確認します。vCenter Server に、すべての ESXi ホストとすべての vSphere Web Client インスタンスからの有効な DNS 解決があることを確認します。
  5. Active Directory をアイデンティティ ソースとして使用する場合は、正しくセットアップされていることを確認します。vCenter Single Sign-On サーバ ホスト マシンの DNS には、Active Directory のドメイン コントローラのルックアップ エントリとリバース ルックアップ エントリの両方が含まれている必要があります。

    たとえば、mycompany.com に対する ping 送信では、mycompany のドメイン コントローラの IP アドレスが返されます。同様に、その IP アドレスに対する ping -a コマンドは、ドメイン コントローラのホスト名を返します。

    名前解決の問題をホスト ファイルを編集することによって訂正しようとしないでください。代わりに、DNS サーバが正しくセットアップされていることを確認してください。

  6. アップグレードの前に、vCenter Server のアップグレードに使用するドメイン ユーザーを選択します。ドメイン ユーザーに、Windows 管理者グループのメンバーとしての管理者権限ではなく、vCenter Server のための専用の管理者権限を付与します。

タスクの結果

ネットワークで vCenter Server アップグレードのための準備が整いました。

次のタスク

環境のその他のコンポーネントを準備します。