ホストをアップグレードする際は、この操作を正常に実行するため、ベスト プラクティスのプロセスを理解し、それに従う必要があります。

ESXi のアップグレードを正常に実行するには、次のベスト プラクティスに従います。

  1. ESXi のアップグレード プロセス、そのプロセスが既存のデプロイ環境に与える影響、およびアップグレードに必要な準備事項を理解していることを確認します。

    • vSphere システムに VMware のソリューションまたはプラグインが含まれている場合は、それらのソリューションまたはプラグインに、アップグレード後の vCenter Server のバージョンとの互換性があることを確認します。VMware 製品の相互運用性マトリックス (http://www.vmware.com/resources/compatibility/sim/interop_matrix.php) を参照してください。

    • ESXi 6.0 のアップグレード オプションを読み、サポートされているアップグレード シナリオ、およびアップグレードの実行時に使用できるオプションやツールについて理解します。

    • インストール上の既知の問題については、VMware vSphere リリース ノートを参照してください。

  2. アップグレードのためにシステムを準備します。

    • 現在の ESXi バージョンでアップグレードがサポートされていることを確認します。ESXi 6.0 のアップグレード オプション を参照してください。

    • 使用中のシステム ハードウェアが、ESXi の要件に準拠していることを確認します。アップグレード要件および『VMware 互換性ガイド』(英語版)(http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php ) を参照してください。システムの互換性、ネットワークおよびホスト バス アダプタ (HBA) カードとの I/O の互換性、ストレージの互換性、およびバックアップ ソフトウェアの互換性を確認します。

    • アップグレード用に、使用可能なディスク容量がホスト上に十分あることを確認します。

    • ホストに SAN が接続されている場合は、アップグレードを続行する前にファイバ チャネル システムを外してください。BIOS では HBA カードを無効にしないでください。

  3. アップグレードを実行する前に、ホストをバックアップしてください。アップグレードに失敗した場合は、ホストをリストアできます。

  4. 選択したアップグレード オプションによっては、ホスト上のすべての仮想マシンを移行またはパワーオフする必要があります。アップグレード方法の説明を参照してください。

  5. アップグレードが終わったら、システムをテストしてアップグレードが正常に完了したことを確認します。

  6. ホストのライセンスを適用します。ESXi 6.0 へのアップグレード後の、ライセンスの適用 を参照してください。

  7. ログ ファイルに十分なディスク ストレージを確保するため、リモート ログ機能用の syslog サーバの設定を検討します。リモート ホスト上のログ機能を設定することは、ローカル ストレージが不十分なホストで特に重要です。vSphere Syslog CollectorvCenter Server 6.0 にサービスとして含まれ、すべてのホストからのログの収集に使用できます。システム ログに必要な空き容量 を参照してください。syslog および syslog サーバの設定と構成、ホスト プロファイル インターフェイスからの syslog の設定、および vSphere Syslog Collector のインストールについては、『vSphere のインストールとセットアップ』ドキュメントを参照してください。

  8. アップグレードに失敗しても、ホストをバックアップしてある場合はホストをリストアできます。