ウォッチドッグは、vCenter Server サービスを監視および保護します。サービスが停止すると、ウォッチドッグはサービスの再起動を試みます。ホストの障害が原因でサービスを再起動できない場合は、vSphere HA が、新しいホストでサービスを実行する仮想マシン (VM) を再起動します。

ウォッチドッグは、vCenter Server プロセス(PID ウォッチドッグ)または vCenter Server API(API ウォッチドッグ)を使用して、可用性を高めることができます。

PID ウォッチドッグを開始する場合はサービス開始コマンドを使用し、停止する場合はサービス停止コマンドを使用できます。PID ウォッチドッグは、動作しているサービスのみを監視します。サービスが停止すると、PID ウォッチドッグはサービスを監視しません。PID ウォッチドッグは、正しい実行ファイルのあるプロセスがプロセス テーブルに含まれていることのみを検出します。プロセスがサービス リクエストに応じる準備ができているかどうかは判断しません。

vSphere 6.x 以降、API ウォッチドッグと呼ばれる Python デーモンが、VPXD サービスに対する API のステータスを確認します。API が動作していない場合は、API ウォッチドッグはサービスの再起動を 2 回試みます。それもでも問題が解決しなければ、API ウォッチドッグは仮想マシンを再起動します。

API ウォッチドッグは、vCenter Server Appliance のデプロイ後、直ちに動作を開始します。ただし、Windows 版 vCenter Server では、vCenter Server を 1 度再起動しなければ、API ウォッチドッグは動作を開始しません。

API ウォッチドッグは、サービスの再起動前と仮想マシンの再起動前にサポート バンドルを生成します。これらのサーボート バンドルは、Windows 版 vCenter ServerC:\ProgramData\VMware\vCenterServer\data\core\*.tgzvCenter Server Appliance/storage/core/*.tgz に格納されます。

注:

ウォッチドッグの機能をリセットする場合は、データ ファイルを削除します。Windows 版 vCenter Server でのデフォルトの場所は、C:\ProgramData\VMware\vCenterServer\data\iiad\iiad.dat です。vCenter Server Appliance でのデフォルトの場所は、/storage /iiad/iiad.dat です。