vsan.ondisk_upgrade コマンドには、Virtual SAN クラスタのアップグレードの制御と管理に使用できるさまざまなコマンド オプションがあります。 たとえば、ディスク フォーマットをダウングレードし、オブジェクト バージョンのアップグレードを排除できます。

vsan.ondisk_upgrade --help コマンドを実行して、RVC コマンド オプションのリストを表示します。

vsan.ondisk_upgrade コマンドでは、次のコマンド オプションを使用できます。

表 1. アップグレード コマンド オプション

オプション

説明

--hosts_and_clusters

クラスタまたはクラスタの計算リソース内のすべてのホスト システムへのパスを指定する場合に使用します。

--ignore-objects, -i

Virtual SAN オブジェクトのアップグレードをスキップする場合に使用します。 このコマンド オプションを使用して、オブジェクト バージョンのアップグレードを排除することもできます。 このコマンド オプションを使用すると、オブジェクトは引き続き現在のオンディスク フォーマット バージョンを使用します。

--downgrade-format, -d:

ディスク フォーマットおよびファイル システムをダウングレードする場合に使用します。 Virtual SAN クラスタ内にバージョン 2.0 または 3.0 オブジェクトがない場合にのみ使用します。 また、このオプションは選択したホストの Virtual SAN ファイル システム バージョン 2.0 または 3.0 を無効にし、そのバージョンに基づくディスク グループの作成を制限します。

--allow-reduced-redundancy, -a

ディスクのアップグレード中に 1 つのディスク グループに等しい空き領域が必要であるという要件を削除する場合に使用します。 このオプションでは、アップグレード中に低下した冗長性モードで仮想マシンが動作します。つまり、特定の仮想マシンは一時的に障害を許容できない可能性があり、その結果データ損失が発生する可能性があります。 Virtual SAN は、アップグレードの完了後に完全なコンプライアンスと冗長性をリストアします。

--force, -f

強制続行を有効にし、すべての確認のための質問に自動的に回答する場合に使用します。

--help, -h

ヘルプ オプションを表示する場合に使用します。

RVC コマンドの使用の詳細については、『RVC コマンド リファレンス ガイド』を参照してください。