このトピックでは、Virtual SAN に適用される特性と、そのクラスタおよびデータストアについて概説します。

Virtual SAN には、環境に対して多くのメリットがあります。

表 1. Virtual SAN の機能

サポートされている機能

説明

共有ストレージ サポート

Virtual SAN は、HA、vMotion、および DRS などの共有ストレージが必要な VMware 機能をサポートしています。 たとえば、ホストで過負荷が生じた場合、DRS はクラスタ内の他のホストに仮想マシンを移行できます。

Just a Bunch Of Disks (JBOD)

Virtual SAN は、ブレード サーバ環境での JBOD の使用をサポートしています。 クラスタにブレード サーバが含まれる場合、ブレード サーバに接続されている JBOD ストレージでデータストアの容量を拡張できます。

オンディスク フォーマット

Virtual SAN 6.5 は、Virtual SAN クラスタごとに拡張性の高いスナップショットとクローン管理のサポートを提供する、オンディスク仮想ファイル フォーマット 3.0 をサポートしています。Virtual SAN クラスタごとにサポートされる仮想マシン スナップショットとクローンの数については、『構成の上限』ドキュメントを参照してください。

オールフラッシュ構成とハイブリッド構成

Virtual SAN は、オールフラッシュまたはハイブリッド クラスタで構成できます。

フォールト ドメイン

Virtual SAN は、Virtual SAN クラスタがデータ センターの複数のラックまたはブレード サーバ シャーシにまたがる場合に、ラックまたはシャーシの障害からホストを保護するフォールト ドメイン構成をサポートしています。

ストレッチ クラスタ

Virtual SAN は 2 つの地理的な場所にまたがるストレッチ クラスタをサポートします。

Virtual SAN 健全性サービス

Virtual SAN 健全性サービスには、クラスタ コンポーネントの問題の原因を監視、トラブルシューティング、診断し、潜在的なリスクを識別する事前構成済みの健全性チェック テストが含まれています。

Virtual SAN パフォーマンス サービス

Virtual SAN パフォーマンス サービスには、IOPS、スループット、遅延、輻輳を監視するために使用される統計チャートが含まれています。 Virtual SAN クラスタ、ホスト、ディスク グループ、ディスク、仮想マシンのパフォーマンスを監視できます。

vSphere ストレージ機能との統合

Virtual SAN は、従来から VMFS および NFS ストレージとともに使用されている vSphere データ管理機能と統合されています。 これらの機能には、スナップショット、リンク クローン、vSphere Replication、および vSphere APIs for Data Protection などがあります。

仮想マシン ストレージ ポリシー

Virtual SAN は仮想マシンのストレージ ポリシーに沿って機能し、仮想マシンを中心としたストレージ アプローチをサポートします。 仮想マシンをプロビジョニングするときに仮想マシンにストレージ ポリシーが明示的に割り当てられていない場合、「Virtual SAN のデフォルト ストレージ ポリシー」というシステム定義の汎用ストレージ ポリシーが自動的に仮想マシンに適用されます。

迅速なプロビジョニング

Virtual SAN では、仮想マシンの作成操作中およびデプロイ操作中に vCenter Server® のストレージの迅速なプロビジョニングが可能です。