vSphere Update Manager | 2015 年 4 月 16 日 | ビルド 2621470

ドキュメントの最終更新日:2015 年 4 月 16 日

リリース ノートに追加または更新された内容をご確認ください。

リリース ノートの概要

本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。

Update Manager リリース ノートには、VMware vCenter Server のオプションである VMware vSphere Update Manager に関する情報が記載されています。VMware vSphere Update Manager の詳細については、『VMware vSphere Update Manager のインストールと管理』を参照してください


新機能

Oracle (Sun) JRE パッケージは 1.7.0_76 にアップデートされました。このアップデートは、Oracle (Sun) JRE の旧リリースで発生していた複数のセキュリティの問題に対処しています。Oracle では、JRE 1.7.0_76 で対処される CVE 識別子を「Oracle Java SE 重要パッチ アップデート報告 2015 年 1 月」に記載しています。この JRE のアップデートには、CVE-2014-6593 の修正が含まれています。


ハードウェア要件と Sizing Estimator

Update Manager の最小ハードウェア要件は、Update Manager のデプロイ方法によって異なります。

ハードウェア要件

Update Manager と同じマシンにデータベースをインストールする場合、メモリ サイズとプロセッサ速度に求められる条件が高くなります。許容できるパフォーマンスを確保するための最小要件は次のとおりです。

  • プロセッサ:論理コア 2 つ以上の Intel または AMD の x86 プロセッサ(それぞれ速度が 2 GHz)
  • ネットワーク: 10/100 Mbps
    最高のパフォーマンスを得るには、Update Manager と ESXi ホストの間にギガビット接続を使用します。
  • メモリ:
    • 2 GB RAM (Update Manager と vCenter Server のマシンが異なる場合)
    • 8 GB RAM(Update Manager と vCenter Server のマシンが同じ場合)

Sizing Estimator

ディスク ストレージ要件の詳細については、「VMware vSphere Update Manager Sizing Estimator」を参照してくださいSizing Estimator では、Update Manager データベースおよびパッチ ストアのサイズが計算されます。見積もりは、ホストや仮想マシンの台数など、入力した導入関連の情報に基づいて計算されます。Sizing Estimator では、Update Manager データベースおよびサーバ導入モデルに関する推奨事項も提供されます。


インストールに関する注意事項

このセクションでは、Update Manager および vSphere Update Manager のオプション モジュールである Update Manager Download Service のインストールに関する情報を提供します。

Update Manager

VMware vSphere Update Manager をインストールするには、既存の vCenter Server システムとのネットワーク接続が必要です。vSphere Update Manager のインストールごとに、1 つの vCenter Server インスタンスに関連付ける必要があります。

Update Manager モジュールは、サーバ コンポーネントとクライアント コンポーネントから構成されています。Update Manager サーバは、vCenter Server と同じシステムにインストールすることも、異なるシステムにインストールすることもできます。
Update Manager は 2 つのクライアント コンポーネントを提供します。

  • Update Manager Client。VMware vSphere Client インスタンスへのプラグインのインターフェイスです。
  • Update Manager Web Client。VMware vSphere Web Client インスタンスへのプラグインのインターフェイスです。

Update Manager をインストールする前に、vCenter Server をインストールする必要があります。データベースの互換性情報については、「Update Manager サーバのインストールをサポートするデータベース」を参照してください。

Update Manager 6.0.0a サーバは、64 ビット Windows オペレーティング システムにのみインストールできます。

Update Manager Web Client

Update Manager Web Client は、vSphere Web Client へのプラグインです。Update Manager Web Client を使用して、vSphere インベントリ オブジェクトのスキャン結果とコンプライアンス状態を表示することができます。

Update Manager サーバ コンポーネントをインストールした後、Update Manager Web Client プラグインが vSphere Web Client 上で自動的に有効化されます。Update Manager Web Client プラグインは、vSphere Web Client の [監視] タブの下の [Update Manager] タブとして表示されます。
vSphere Web Client で Update Manager Web Client を表示できるようにするには、コンプライアンス状態の表示権限が必要です。

UMDS 5.x から UMDS 6.0 にアップグレードすることはできません。UMDS 6.0.0a のすべてのシステム要件に基づいて UMDS 6.0.0a のフレッシュ インストールを実行し、UMDS 5.x から既存のパッチ ストアを使用できます。

Update Manager Client

Update Manager Client は VMware vSphere Client インスタンスへのプラグインのインターフェイスです。Update Manager Client は、vSphere インベントリのパッチおよびバージョン管理に必要な機能すべてを提供します。

Update Manager Client には Update Manager サーバ コンポーネントとは別のインストーラがあります。

Update Manager 6.0.0a Client は、32 ビットと 64 ビットの両方のオペレーティング システムにインストールできます。

Update Manager Download Service

vSphere UMDS (Update Manager Download Service) は、パッチ定義のダウンロードに使用できる Update Manager のオプションのモジュールです。導入先のシステムがセキュリティ保護され、Update Manager がインストールされているマシンからインターネットにアクセスできない場合は、UMDS をインストールします。

UMDS は、64 ビット Windows オペレーティング システムにのみインストールできます。

Update Manager サーバがインストールされている同じマシンに UMDS をインストールしないでください。

UMDS を使用するには、UMDS のバージョンが Update Manager サーバと互換性のあるものでなければなりません。Update Manager および UMDS の互換性の詳細については、『VMware vSphere Update Manager のインストールと管理』を参照してください

Update Manager 6.0.0a インスタンスのみが動作する環境への UMDS 6.0.0a のインストール

UMDS 6.0.0a のインストール ウィザードで、以前の UMDS 5.x インストールで作成された既存のダウンロード ディレクトリにするパッチ ストアを選択し、ダウンロードした適切なアップデートを UMDS 6.0 で再利用できます。パッチ ストアを再利用する前に、既存の UMDS 5.x インスタンスをアンインストールする必要があります。既存のダウンロード ディレクトリを UMDS 6.0.0a に関連付けた後は、以前のバージョンの UMDS で使用できなくなります。
UMDS をインストールして既存のダウンロード ディレクトリに関連付ける場合、アップデートをエクスポートする前に少なくとも 1 回、UMDS 6.0.0a を使用してダウンロードを実行してください。

Update Manager 5.x と Update Manager 6.x の両方のインスタンスが共存する環境への UMDS 6.0.0a のインストール

環境内に Update Manager 5.x と Update Manager 6.x の両方のインスタンスが含まれる場合は、既存の UMDS 5.x ダウンロード ディレクトリに、UMDS 6.0.0a をインストールして関連付けないでください。その場合は、UMDS 5.x および UMDS 6.x を 2 台の個別のマシンにインストールする必要があります。これにより、Update Manager のそれぞれのバージョンのアップデートをエクスポートできるようになります。

Update Manager Utility

Update Manager または UMDS をインストールするときに、vSphere Update Manager Utility は追加コンポーネントとしてシステム上にサイレント インストールされます。

Update Manager Utility を使用すると、データベースのパスワードやプロキシ認証情報の変更、vCenter Server を使用した Update Manager の再登録、および Update Manager の SSL 認証情報の差し替えを行うことができます。ユーティリティを使用した Update Manager の再構成の詳細については、『Reconfiguration of VMware vSphere Update Manager』を参照してください


アップグレードに関する注意事項

このリリースは、64 ビット オペレーティング システムにインストールされている Update Manager バージョン 5.x およびこれらのバージョンの各アップデート リリースからアップグレードできます。Update Manager 4.x 以前、および 32 ビット プラットフォームにインストールされている Update Manager システムからの直接アップグレードはサポートされていません。Update Manager 5.0 インストール メディアに同梱されているデータ移行ツールを使用して、Update Manager システムを 32 ビット OS から 64 ビット OS の Update Manager 5.0 へ移動してから、バージョン 5.0 からバージョン 6.0.0a へのインプレース アップグレードを実行する必要があります。データ移行ツールの使用方法の詳細については、Update Manager 5.0 に関する『VMware vSphere Update Manager のインストールと管理』ドキュメントを参照してください

Update Manager をアップグレードする前に、vCenter Server および vSphere Client を互換性のあるバージョンにアップグレードする必要があります。

UMDS 5.x から UMDS 6.x へのアップグレードはサポートされていません。


相互運用性とソフトウェア要件

VMware 製品互換性マトリクス(英語)では、vSphere Update Manager の現在および以前のバージョンと、ESXi、VMware vCenter Server、vSphere Client、および vSphere Web Client を含む他の VMware vSphere コンポーネントとの互換性について詳細に説明しています。また、ESXi または vCenter Server をインストールする前に、サポート対象の管理エージェントおよびバックアップ エージェントについてこのサイトで確認してください。

Update Manager サーバおよび UMDS のインストールをサポートするオペレーティング システム

Update Manager サーバと UMDS をインストールできるオペレーティング システムのリストについては、「Supported host operating systems for VMware vCenter Server installation」を参照してください。記事にリストされている vCenter Server インストール用にサポートされているホスト オペレーティング システムは、Update Manager サーバおよび UMDS の各バージョンのインストールにも適用されます。

Update Manager サーバおよび UMDS のインストールをサポートするデータベース

VMware 製品互換性マトリクス(英語)のソリューション/データベースの相互運用性オプションを選択すると、Update Manager サーバおよび UMDS と互換性のあるデータベースに関する情報が表示されます。

Update Manager がサポートする vSphere インベントリ オブジェクトの操作

  • 次のホスト バージョンのホスト パッチ:
    • ESXi 5.x
    • ESXi 6.0
  • ESXi 5.x およびそれらの各アップデート リリースから ESXi 6.0 へのホスト アップグレード
  • 仮想マシンの VMware Tools および仮想ハードウェアのアップグレード
  • 仮想アプライアンスのアップグレード

VMware Tools および仮想ハードウェアのアップグレードでサポートされているオペレーティング システム

  • Windows Server 2012 [Standard/Datacenter] 64 ビット
  • Windows Server 2012 R2 [Standard/Enterprise/Datacenter] 64 ビット
  • Windows Server 2012 R2 Update 1 [Standard/Enterprise/Datacenter] 64 ビット
  • Windows 8.1 Update 1 [Professional/Enterprise] 32 ビット
  • Windows 8.1 Update 1 [Professional/Enterprise] 64 ビット
  • Windows 8.1 [Professional/Enterprise] 32 ビット
  • Windows 8.1 [Professional/Enterprise] 64 ビット
  • Windows 8 [Professional/Enterprise] 32 ビット
  • Windows 8 [Professional/Enterprise] 64 ビット
  • Windows 7 [Professional/Enterprise] 32 ビット
  • Windows 7 [Professional/Enterprise] 64 ビット
  • Windows 7 [Professional/Enterprise] 32 ビット SP1
  • Windows 7 [Professional/Enterprise] 64 ビット SP1
  • Windows XP Professional 32 ビット (SP3 が必要)
  • Windows XP Professional 64 ビット (SP2 が必要)
  • Windows 2000 [Professional/Server/Advanced Server/Datacenter Server] 32 ビット
  • Windows 2000 [Professional/Server/Advanced Server/Datacenter Server] 64 ビット
  • Windows Server 2003 [Standard/Enterprise/Datacenter] 32 ビット (SP2 が必要)
  • Windows Server 2003 [Standard/Enterprise/Datacenter] 64 ビット(SP2 が必要)
  • Windows Server 2003 R2 [Standard/Enterprise/Datacenter] 32 ビット (SP2 が必要)
  • Windows Server 2003 R2 [Standard/Enterprise/Datacenter] 64 ビット(SP2 が必要)
  • Windows Vista [Business/Enterprise] 32 ビット (SP2 が必要)
  • Windows Vista [Business/Enterprise] 64 ビット(SP2 が必要)
  • Windows Server 2008 [Standard/Enterprise/Datacenter] 32 ビット
  • Windows Server 2008 [Standard/Enterprise/Datacenter] 64 ビット
  • Windows Server 2008 [Standard/Enterprise/Datacenter] 32 ビット SP2
  • Windows Server 2008 [Standard/Enterprise/Datacenter] 64 ビット SP2
  • Windows Server 2008 [Standard/Enterprise/Datacenter] 64 ビット R2
  • Windows Server 2008 [Standard/Enterprise/Datacenter] 64 ビット R2 Service Pack 1
  • Red Hat Enterprise Linux 2
  • Red Hat Enterprise Linux 3
  • Red Hat Enterprise Linux 4
  • Red Hat Enterprise Linux 5
  • Red Hat Enterprise Linux 5.10
  • Red Hat Enterprise Linux 6.5
  • Red Hat Enterprise Linux 7.0
  • CentOS 4
  • CentOS 5
  • CentOS 5.10
  • CentOS 6
  • CentOS 6.5
  • Debian 4
  • Debian 5
  • Debian 6
  • Ubuntu 7.x
  • Ubuntu 8.x
  • Ubuntu 9.x
  • Ubuntu 10.x
  • Ubuntu 11.x
  • Ubuntu 13.10
  • Ubuntu 14.04
  • SUSE Linux Enterprise Server 8
  • SUSE Linux Enterprise Server 9
  • SUSE Linux Enterprise Server 11 Service Pack 3
  • SUSE Linux Enterprise Server 12
  • Oracle Enterprise Linux 4
  • Oracle Enterprise Linux 5
  • Oracle Enterprise Linux 5.1
  • Oracle Enterprise Linux 6
  • Oracle Enterprise Linux 6.5
  • Oracle Enterprise Linux 7.0
  • Asianux 3
  • Asianux 4

既知の問題

Update Manager の既知の問題には、次のトピックが含まれます。


インストールとアップグレード

  • Update Manager を 6.0 から 6.0.0a にアップデートできない場合がある
    Update Manager サーバ マシンで、インターネット接続なしで Update Manager のバージョンを 6.0 から 6.0.0a にアップデートすると、Update Manager のアップデートが失敗することがあります。次のようなエラー メッセージが表示されます。

    The wizard was interrupted before VMware vSphere Update Manager could be completely installed.Your system has not been modified.To complete installation at another time, please run setup again.Click Finish to exit the wizard.

    回避策:Update Manager サーバによるアップデートの実行には、インターネット接続が必要です。

  • Microsoft .NET Framework 4 がインストールされたシステムに、Update Manager を組み込みの Microsoft SQL 2012 データベースと共にインストールすると失敗する
    ホスト マシンが Microsoft .NET Framework 4 を使用する場合、Update Manager を組み込みの Microsoft SQL 2012 データベースと共にインストールしようとすると失敗します。次のエラー メッセージが表示されます。

    SQL installation was not successful

    回避策:この問題を回避するには、次の手順を実行します。

    1. Update Manager をインストールしようとするマシンで、Microsoft .NET Framework 4 の使用を要求するすべてのサービスをシャットダウンして無効にします。
    2. Microsoft .NET Framework 4 コンポーネントをアンインストールします。
    3. コマンド プロンプト ウィンドウを開き、C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727 に変更します。
    4. 次のコマンドを実行して構成フォルダに security.config と security.config.cch ファイルを作成します。
      Caspol.exe -all -reset
    5. パスを C:\Windows\Microsoft.NET\Framework64\v2.0.50727 に変更します。
    6. 次のコマンドを実行して構成フォルダに security.config と security.config.cch ファイルを作成します。
      Caspol.exe -all -reset
    7. Microsoft .NET Framework 4 コンポーネントを再度ダウンロードしてインストールします。
    8. インストールが完了したら、Microsoft .NET Framework 4 の使用を要求するすべてのサービスを有効にします。
    9. OS を再起動し、Update Manager と 組み込みの Microsoft SQL 2012 データベースを再度インストールします。
  • Update Manager サーバのインストール中に ASCII 文字以外の文字で DSN を構成すると、英語以外のロケールの Windows システムで Update Manager クライアントの起動に失敗する
    英語以外のロケールの Windows システムに Update Manager サーバをインストールする場合、サポートされる既存のデータベースを使用し、DSN 名に ASCII 文字以外の文字を使用するオプションを選択すると、インストールは正常に完了します。その後、Update Manager Client をインストールします。Update Manager クライアントを起動しようとすると、クライアントが起動に失敗し、次のエラーが表示される。
    VMware vSphere Update Manager への接続中にエラーが発生しました。データベースを一時的に使用できないか、ネットワークに問題があります。ASCII 文字以外の文字で DSN を構成すると、Update Manager クライアントの起動に失敗します。
    回避策:Update Manager サーバのインストール中は、ASCII 文字以外の文字を使用しないでください。
  • システムにすでに Microsoft SQL 2008 R2 SP2 データベースがある場合、Update Manager インストーラが応答を停止する
    Update Manager サーバまたは UMDS をインストールしているシステムに Microsoft SQL 2008 R2 SP2 データベースのインスタンスがあっても VIM_SQLEXP インスタンスがない場合、インストーラ データベースにバンドルされたデータベースをインストールするオプションを選択して Update Manager サーバまたは UMDS をインストールしようとすると、インストーラが応答を停止します。
    回避策:この問題を回避するには、次の手順を実行します。
    1. Update Manager サーバまたは UMDS をインストールしているマシンで、コマンド ライン インターフェイスを開いて次のコマンドを入力します。
      .\redist\SQLEXPR\SQLEXPR_x64_ENU.exe /ACTION=install /IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS /SQLSVCACCOUNT="NT AUTHORITY\SYSTEM" /HIDECONSOLE /FEATURES=SQL /SQLSYSADMINACCOUNTS="BUILTIN\ADMINISTRATORS" /NPENABLED="1" /TCPENABLED="1" /INSTANCENAME=VIM_SQLEXP
    2. Update Manager サーバまたは UMDS を再びインストールしてみます。
  • Update Manager をアンインストールしても、vSphere Web Client 内に Update Manager Web Client が残る
    Update Manager をアンインストールしても、[Update Manager] タブが vSphere Web Client の [監視] タブの下に残り、[スキャン] および [添付] ボタンが表示されたままになります。Update Manager サーバのアンインストール後、vSphere Web Client の [Update Manager] タブを選択すると、次のエラー メッセージが表示されます。VMware vSphere Update Manager への接続中にエラーが発生しました。
    回避策:ログアウトし、再度 vSphere Web Client にログインします。
  • トルコ語言語パックを適用した Windows オペレーティング システム上で、バンドルされているデータベースを使用して Update Manager サーバおよび UMDS をインストールしようとすると失敗する
    トルコ語言語パックを適用した Windows オペレーティング システム上で、バンドルされているデータベースを使用して Update Manager サーバおよび UMDS をインストールしようとすると次のエラーが表示されて失敗します。
    エラー 25003。セットアップ中に、データベース テーブルの作成に失敗しました。
    回避策:この問題を回避するには、次のいずれかのタスクを実行します。
    • 英語の言語パックを適用した Windows オペレーティング システムに Update Manager サーバおよび UMDS をインストールします。
    • トルコ語言語パックを適用した Windows オペレーティング システムに Update Manager サーバおよび UMDS をインストールします。データベースは次のいずれかを使用します。
      • Microsoft SQL Server 2012 64 ビット
      • Microsoft SQL Server 2008 R2 64 ビット
      • Oracle 11g R2 64 ビット
  • アップグレード後、Update Manager プラグインがダウンロード タスク中に無効にされることがある
    ダウンロード タスクの実行中、Update Manager と vCenter Server の接続が切断されると、Update Manager プラグインを再度有効にできなくなります。この問題は、Update Manager のアップグレード後に起こることがあります。
    回避策:ダウンロード タスクが完了するまで待って、その次に Update Manager プラグインを有効にしてください。
  • vSphere Client 上で Update Manager プラグインを有効にできないことがある
    Update Manager データベースが独立したマシンにあり、システム DSN が Windows 認証を使用する場合、Update Manager プラグインを vSphere Client 上で有効にできません。表示されるエラー メッセージは、「VMware vSphere Update Manager への接続でエラーが発生しました。データベースを一時的に使用できないか、ネットワークに問題があります」です。
    回避策:Update Manager データベースが必ず SQL Server 認証を使用するようにしてください。
  • Update Manager をインストールするには、起動ドライブに 600MB 以上の空き容量が Update Manager 用に必要になる
    Update Manager をブート ドライブにインストールする必要はありませんが、いくつかの必須コンポーネントをブート ドライブにインストールする必要があります。これらの必須のコンポーネントと、インストール時に使用される一時ファイルを格納するため、Update Manager 用に 600MB の空き容量がインストール時に必要となります。
    回避策:Update Manager をインストールする前に、600MB 以上の空き容量が起動ドライブ上にあることを確認してください。

スキャン、ステージング、および修正

  • バージョン 11.2.0.3 または 11.2.0.4 の Oracle データベースを使用している場合、Update Manager がベースラインの作成やパッチに関するメタ データのダウンロードに失敗する
    バージョン 11.2.0.3 または 11.2.0.4 の Oracle データベースを使用している場合、Update Manager は、ベースラインの作成やパッチに関するメタ データのダウンロードに失敗します。
    回避策:Update Manager がバージョン 11.2.0.3 または 11.2.0.4 の適切な Oracle データベース サーバに接続して使用できるように、32 ビット Microsoft Windows 用のバージョン 11.2.0.2 の Oracle Instant Client パッケージ - ODBC を使用して 32 ビット DSN を作成します。
    32 ビット Microsoft Windows 用の バージョン 11.2.0.2 の Oracle Instant Client パッケージ - ODBC は、リンクからダウンロードできます。
  • Update Manager サーバの新規インストール後、または初めてパッチをダウンロードした後で、[新規ベースライン] ウィザードで製品とベンダーのマッピングが不完全になる
    Update Manager サーバのインストール後、または初めてパッチをダウンロードした後で、動的ベースラインを新規作成すると、[新規ベースライン] ウィザードの [動的ベースラインの基準] ページにある 製品 テキスト ボックスに、パッチ ベンダー 選択ウィンドウで選択したベンダーの製品の一部がリストされないことがあります。
    回避策:ログアウトし、再度 vSphere Client にログインします。
  • Virtual SAN データ ストアの仮想マシンの合計 CPU 数が 384 個を超える場合、Virtual SAN クラスタの修正に失敗する
    ホストをメンテナンス モードにする必要があるパッチで、384 個以上のアクティブな CPU がある Virtual SAN データ ストアの仮想マシンで Virtual SAN クラスタを修正しようとすると失敗します。
    回避策:次のいずれかの回避策を実行します。
    • Virtual SAN データ ストアに含まれる仮想マシンをパワーオフして、アクティブな仮想マシンの CPU 数を 384 個未満に維持します。
    • ホストをメンテナンス モード状態にできないために Virtual SAN クラスタの修正に失敗したら、修正に失敗した Virtual SAN クラスタからホストの修正を実行します。
  • パッチのステージングあるいは修正中に、間違った警告メッセージが表示される場合がある
    Update Manager 内でパッチのステージングまたは修正を実行中に、利用できないパッチがあるという間違った警告が表示される場合があります。次の警告メッセージが表示されます。
    修正のために選択したパッチのうちの一部は使用できません。処理を続行しますか?
    回避策:メッセージを無視し、[はい] をクリックしてステージングを継続します。最初に選択したパッチがすべてステージングされます。
  • HA クラスタに属する ESXi 5.x ホストをスキャンまたは修正しようとすると、Update Manager により、コンプライアンスの状態が「互換性なし」と報告される
    HA クラスタに属する ESXi 5.x ホストのアップグレード スキャンを実行しようとすると、Update Manager により、ホストのコンプライアンスの状態が「互換性なし」と報告され、ホストを修正できないことがあります。コンプライアンスの状態が「互換性なし」になるのは、FDM (HA) エージェントの ESXi 5.x ホストへのインストール方法が原因です。vSphere 5.0 以降、FDM エージェントは ESXi ホストに VIB としてインストールされます。VIB が ESXi ホストに対してインストールまたは更新されると、ホストの起動バンクが更新されたことを示すフラグが設定されます。Update Manager はアップグレード スキャンまたは修正を実行しながらこのフラグを確認し、ホストをアップグレードする前にこのフラグを消去するように要求します。ホストを再起動すると、フラグを消去できます。
    回避策:コンプライアンスの状態を「互換性なし」と報告しているホストを再起動します。ホストがオンラインに戻ったら、アップグレード スキャンまたは修正を再実行します。
  • ESXi 5.1 ホスト上でパワーオン状態の仮想マシンに対する仮想マシン ハードウェア アップグレード中、エラー メッセージが [最近のタスク] ペインに表示される
    仮想マシン ハードウェア バージョン 9 と互換性のない ESXi 5.1 ホスト上でパワーオン状態の仮想マシンに対して仮想マシン ハードウェア アップグレードを実行すると、[最近のタスク] ペインに次のエラー メッセージが表示されます。ターゲット ホストは仮想マシンの現在のハードウェア要件をサポートしていません。cpuid.LM 以外の非互換性について、可能であれば、Enhanced vMotion Compatibility (EVC) を有効にしたクラスタを使用してください(KB 資料 1003212 を参照)。次の機能が要件を満たしませんでした:
    この問題の原因に関する詳細については、エラー スタックを参照してください。」

    修正処理が正常に完了し、仮想マシン ハードウェア バージョンが ESXi 5.1 ホストに合わせてアップグレードされます。
    回避策:エラー メッセージを無視します。

  • 再起動が必要とマークされている通知を基準に ESXi 5.0 ホストを修正すると、ホストが再起動しないことがある
    一部のアップデートでは、修正プロセス中にホストを再起動する必要があります。再起動が必要かどうかの情報はアップデート メタデータに含まれており、Update Manager パッチ リポジトリの [影響] の下に表示されます。ESXi 5.0 VIB の場合、再起動の要件はメタデータだけによって決定されるのではなく、VIB 仕様および以前のバージョンの VIB がホストにインストールされているかどうかにもよります。これにより、初期インストールでホストを再起動する必要がなく、VIB のその後のパッチ適用でのみ再起動が必要な一部の VIB で再起動が最適化されます。
    回避策:回避策は必要ありません。Update Manager は必要に応じてホストを再起動させて、修正を適切に完了させます。
  • パッチ メタデータが利用できない場合、ホスト パッチ修正に失敗する
    Update Manager のインストール ウィザードでは、[インストールの直後に、デフォルト ソースからアップデートをダウンロード] を選択解除できます。インストール後、特定の ESXi バージョンのソースからのパッチ メタデータのみ、たとえば ESXi 5.5 パッチ メタデータのみをダウンロードするように、[構成] タブで選択できます。この状況で、異なるバージョンの ESXi ホストのコンテナを修正しようとして、すべてのホスト バージョンではなく一部のホスト バージョンのパッチ メタデータをダウンロードした場合、修正は失敗します。
    回避策:インベントリにあるすべてのホスト バージョンのパッチ メタデータをダウンロードしてください。
  • ホストに、パワーオン状態のフォールト トレランス対応の仮想マシンが含まれる場合、ホストの修正が完了しないことがある
    ホスト上に FT が無効のプライマリ仮想マシンがあり、修正ウィザードの [ホストの修正オプション] ページで、タスク失敗 または 再試行 を選択すると、ホストの修正が完了しない場合があります。このような場合、FT が無効になっているパワーオン状態のプライマリ仮想マシンを、パワーオフ状態にしたり、DRS クラスタに移行したりすることはできません。ホストにパワーオン状態の仮想マシンがあると、ホストはメンテナンス モードに切り替えることができず、修正を完了できません。
    回避策:プライマリまたはセカンダリ仮想マシンを含むホストを修正する場合は、次の回避策のいずれかを使用してください。
    • 修正ウィザードの [ホストの修正オプション] ページで、仮想マシンをパワーオフして再試行 または 仮想マシンをサスペンドして再試行 を選択します。
    • 修正を開始する前に、Fault Tolerance 対応の仮想マシンを手動でほかのホストに移行します。
    • DRS クラスタで EVC が有効な場合、ホストがメンテナンス モードに切り替わるときに、FT が無効になっている仮想マシンを自動的に移行することができます。これは、特定のホストで DRS が無効でない場合のみ可能です。
  • vCenter Server がホストの電源状態を適切にアップデートしないと、ホストの修正に失敗することがある
    ホストをパワーオンしているとき、またはスタンドバイ モードを終了しているときに、vCenter Server 内でホストの電源状態が適切にアップデートされずに、ホストの修正が完了できないか、タイムアウトになることがあります。ホストの電源状態が適切にアップデートされないと、vSphere Client インベントリ内でホストがパワーオン状態になっていても、スタンドバイ モードであるかのように表示されることがあります。
    回避策:ホストを修正するには、vCenter Server がホストの電源状態を更新するように、ホストをインベントリから削除して再度追加してから、修正処理を開始します。
  • [修正の選択] ページに、選択したベースラインのパッチの数が誤って表示されることがある
    [コンプライアンス ビュー] で事前に選択したパッチまたはエクステンション ベースラインに対して vSphere インベントリ オブジェクトを修正する場合、修正ウィザードの最初のページに、修正が必要なパッチの数が誤って表示されることがあります。この場合、インベントリ オブジェクトに添付されたパッチとエクステンション ベースラインが複数あるときに、パッチの数は選択されたベースラインからのみでなく、すべての添付されたベースラインからの準拠しているパッチの数になります。
    回避策:[修正の選択] ページのベースラインまたはグループの選択を変更するか、または最初に [次へ] をクリックして次のページに進んだあとで、[戻る] をクリックして選択ページに戻ります。
  • ホストに十分な空き容量がない場合、ホストのアップグレード スキャンおよび修正が失敗することがある
    ホストのアップグレード スキャンおよび修正が、[AgentInstallFailed] エラー メッセージで失敗することがあります。このエラーは、 ESXi ホスト上に十分な空き容量がないために発生している場合があります。
    回避策ESXi ホストをアップグレードするには、ホストの /tmp ディレクトリに少なくとも 20 MB の空き容量を確保してください。
  • ホスト上のパッチに解決できない競合があるため、一部のパッチでホストの修正に失敗することがある
    ベースライン情報にあるパッチ (たとえば、パッチ A) がホストと競合し、ベースライン情報にあるほかのパッチでその競合を解決できない場合は、ホストのパッチ修正に失敗することがあります。
    回避策:パッチ A の [パッチの詳細] ウィンドウには、競合を解決するためにほかのパッチを使用することを推奨するメッセージが表示されます。推奨事項には、多くのパッチが含まれることもあります。推奨されたパッチの 1 つまたはすべてをベースラインに組み込むことで、競合を解決できる場合があります。詳細については、パッチ A および推奨されたパッチに関するナレッジベースの記事を参照してください。

国際化の問題

  • VMware vSphere Update Manager.msi をダブルクリックしたとき、ヒントのメッセージがローカライズされていない
    Update Manager のインストールに必要なすべてのコンポーネントを、.zip ファイルまたは .iso イメージのいずれかからローカルのフォルダに展開する場合、VMware vSphere Update Manager.msi アプリケーションをダブルクリックして実行できます。アプリケーションを実行するとき、ヒントのポップアップにメッセージ [The installer should be started using VMware-UpdateManager.exe] が表示されます。このメッセージは英語で、ローカライズされていません。
  • 名前に ASCII 以外の文字が使用されているディレクトリに Update Manager のインストールおよびパッチのダウンロードを実行できない
    Update Manager のインストール ウィザードでは、Update Manager のインストール先とパッチのダウンロード先の場所を変更できます。名前に ASCII 以外の文字が使用されているフォルダにインストール先の場所またはパッチのダウンロード先の場所を変更すると、エラーが発生する可能性があります。インストール パスおよびユーザー名として、ASCII 文字のみがサポートされます。ただし、ASCII 以外の文字はパスワードとしてはサポートされます。

Update Manager の使用

  • Update Manager が複数の vCenter Server インスタンスを持つ vSphere 環境で vCenter Server が 1 つしか表示されない
    複数の vCenter Server インスタンスを持つ vSphere 環境で、それらのインスタンスが 1 つの Platform Services Controller に登録されていても、あるいは個々のインスタンスが個別の Platform Services Controller に登録されていても、Update Manager は、IP/DNS が Update Manager クライアントで使用された vCenter Server インスタンスのみを表示します。
    回避策:なし。どの IP/DNS を Update Manager クライアントに入力したかに関係なく、インベントリには両方の vCenter Server インスタンスが表示されます。
  • 複数の vCenter Server インスタンスを持つ vSphere 環境で、それらのインスタンスが 1 つのプラットフォーム サービス コントローラに登録されていると、Update Manager の使用に失敗する場合がある
    1 つのプラットフォーム サービス コントローラに登録された 2 つの vCenter Server を持つ vSphere 環境を設定し、Update Manager サーバを各 vCenter Server インスタンスに登録した場合、Update Manager インスタンスの 1 つには正常にログインできますが、2 つ目のインスタンスにログインしようとすると Update Manager クライアントは接続に失敗します。Update Manager インスタンスにログインできないと、次のエラー メッセージが表示されます。
    Insufficient permissions to retrieve data.
    回避策:vCenter Server インスタンスを管理する vSphere Web Client ですべての vSphere 権限を持つ新規ユーザーを作成し、そのアカウントを使用して、エラーが表示された Update Manager インスタンスにログインします。
  • Update Manager サーバがアップタイムの数日後に vCenter Server インスタンスとの接続を失う場合がある
    Update Manager サーバを数日使用すると、vCenter Server インスタンスとの接続が失われ、Update Manager クライアントの操作中に次のようなエラーが表示される場合があります。
    No connection to VC server to relogin.
    回避策:Update Manager Utility を使用して Update Manager サーバを vCenter Server インスタンスに再接続し、Update Manager サービスを再起動します。
  • Virtual SAN クラスタの修正プロセス時に Virtual SAN クラスタのホストをメンテナンス モードにできるが、クラスタの別のホストはメンテナンス モードのままで、再起動している
    最初のホストの再起動中に、ホストを再起動する必要があるパッチを含むベースラインで Virtual SAN クラスタの修正を開始すると、最初のホストが vCenter Server に再接続される前に、 2 番目のホストがメンテナンス モードになることがあります。そのため、一度に Virtual SAN クラスタの 1 台のホストしかメンテナンス モードにならないので修正プロセスに失敗します。
    回避策:なし
  • サポート対象外のハードウェア デバイスがターゲット ホストに存在する場合、Update Manager が 5.1 Update リリース バージョンの ESXi ホストを ESXi 6.0 にアップグレードできない
    Update Manager で、ISO イメージを使用して ESXi 5.1 Update リリース バージョンから ESXi 6.0 にホストをアップグレードするときに、Update Manager がアップグレード ISO イメージでサポートされないハードウェア デバイスのセットをターゲット ホストで検出すると、Update Manager に、ホストのコンプライアンス状態が「互換性なし」であると表示されます。そのため、割り当てられた ISO イメージはステージングされず、アップグレードに失敗します。
    次の警告メッセージも、ターゲット ホストのコンプライアンス状態が「互換性なし」になる可能性がある問題に関連しています。
    • VMkernel とサービス コンソールのネットワーク インターフェイスは同じサブネット <subnet_name> を共有しています。アップグレード後、この構成はサポートされなくなります。1 つのインターフェイスのみがサブネット subnet_name に接続できます。
    • サポートされていないデバイス device_name がホストで見つかりました。
    回避策:修正ウィザードの [ESXi 6.0 アップグレード] ページで、修復中にホスト上のサポートされていないデバイスについての警告を無視するオプションを選択し、正常に修復できるようにします。
  • 修正時に、Virtual SAN クラスタに含まれるホストをメンテナンス モードにできない場合、詳細情報を含まないシステム エラーが表示される
    修正時に、Virtual SAN クラスタに含まれるホストをメンテナンス モードにできない場合、Virtual SAN に関する一般的なシステム エラーが次のように表示されます。
    一般的なシステム エラーが発生しました:vSAN エラーのため、操作に失敗しました。
    エラーメッセージには、エラーの原因に関する説明や関連エラー メッセージは含まれません。
    回避策:エラーの原因に関する説明を表示するには、次の手順を実行します。
    1. [最近のタスク] ペインで 詳細表示 をクリックします。
    2. エラー レポートの送信 をクリックし、エラー スタックでエラー原因の詳細を参照してください。
  • Update Manager Utility ではログインに IPv6 アドレスがサポートされない
    vCenter Server マシンの IPv6 アドレスを入力して Update Manager Utility にログインしようとすると、エラーが発生して失敗します。
    回避策:Update Manager Utility に正常にログインするには、vCenter Server のマシン IPv4 アドレスまたはホスト名を入力してください。
  • VMware Update Manager が構成されたプロキシ認証を使用しない
    パッチのダウンロード タスクの開始時に、Update Manager がプロキシ認証を使用するよう構成されているにもかかわらず、Update Manager はプロキシ サーバへの認証に匿名の認証情報を使用します。プロキシ サーバが匿名の認証情報を受け入れない場合は、パッチのダウンロード タスクが失敗することがあります。
    回避策:ローカル管理者権限を持つローカル管理者アカウントまたはドメイン アカウントを使用して Update Manager サービスを実行するように変更します。
  • Update Manager を実行中の仮想マシンが、ホストのアップグレード中にパワーオフされることがある
    DRS クラスタ外では、Update Manager は、vCenter Server または Update Manager 仮想マシンを実行中のホストをアップグレードしません。DRS クラスタ内で、vCenter Server または Update Manager 仮想マシンを実行中のホストで修正タスクを開始すると、DRS は修正が正常に行われるように仮想マシンを別のホストに移行しようとします。Update Manager 仮想マシンを実行しているホストを DRS クラスタから削除してから、vSphere Client インベントリ内のデータセンターに追加すると、ホストを修正することが可能になり、Update Manager 仮想マシンがパワーオフされます。
    回避策:修正前に、Update Manager 仮想マシンを実行するホストが DRS クラスタ内にあることを確認するか、Update Manager 仮想マシンを別のホストに移動してください。
  • クローン作成された仮想マシンのコンプライアンス情報を表示できないことがある
    仮想マシンのクローンを作成し、その仮想マシンで Fault Tolerance を有効にし、クローン作成された仮想マシンをパワーオンすると、コンプライアンス情報を表示できないことがあります。コンプライアンス ビューを開くと、エラー [データの取得に失敗しました] が表示されます。
  • パッチのインポート ウィザードにパッチ タイプ情報が表示されない
    新規 Update Manager インストールでオフライン パッチ バンドルを初めてインポートすると、パッチ タイプ情報がパッチのインポート ウィザードに表示されません。[インポートの確認] ページの [タイプ] 列は空です。
    回避策:パッチ タイプ情報が表示されなくても、ウィザードを完了することで、パッチを正常にインポートできます。この問題は、オフライン パッチ バンドルを初めてインポートするときのみに起こります。その後のインポート処理では、パッチ タイプ情報はウィザードに正常に表示されます。
  • Update Manager が、認証済みのプロキシを使用するように構成されている場合、パッチ定義のダウンロード タスクに失敗することがある
    Update Manager サーバが、認証の必要なプロキシ サーバを使用するように構成されている場合、パッチ定義のダウンロード タスクでパッチをダウンロードできないことがあります。
    回避策:プロキシ サーバで匿名ユーザー アクセスを有効にしてください。
  • ESXi 5.0 でツール通知のステージングがサポートされない
    ESXi 5.0 ツール通知でステージ タスクを実行すると、タスクは正常に完了しますが、ツール通知はステージングされません。
    回避策:ツール通知を直接修正することで、インストールできます。ツール通知の修正中には、ホストのメンテナンス モードまたは再起動、および結果としてホストのダウンタイムは必要ありません。
  • Update Manager が、有効なダウンロード ソースからアップデートをダウンロードできない
    存在しない HTTPS URL が、[ダウンロード ソースの追加] ウィンドウにアクセス可能として誤表示されることがあります。たとえば、http://mydepot.com の代わりに https://mydepot.com と入力して、URL の検証 をクリックすると、実際のダウンロード ソースが HTTP アドレスでも、検証に成功することがあります。その結果、Update Manager は指定の HTTPS URL アドレスからアップデートをダウンロードできません。
    回避策:その URL を削除して、正しい URL を追加してください。
  • E メール通知設定内の E メールアドレスが無効なため、Update Manager が E メール メッセージを送信できない
    パッチおよび通知のダウンロード スケジュールで、新しいパッチまたは通知がダウンロードされたときに E メールを送信するように Update Manager を構成できます。無効な E メール アドレスを入力すると、Update Manager が E メールを送信しないことがあります。vCenter Server のメール送信者設定にある SMTP サーバの送信者アカウントと同じドメイン名を持つ無効な E メール アドレスを入力すると、Update Manager は (有効なものも含めて) いずれの E メール アドレスにも E メールを送信しません。無効な E メール アドレスのドメイン名が、vCenter Server のメール送信者設定にある SMTP サーバの送信者アカウントと異なる場合、E メール通知は Update Manager E メール通知設定に入力した有効な E メール アドレスに正常に送信されます。
    回避策:無効な E メール アドレスを E メール通知設定から削除します。
  • Windows Vista では、Update Manager Client でヘルプ用ボタンをどの状況で押しても、Update Manager のデフォルトのヘルプ ページが表示される
    Windows Vista マシンにインストールされた Internet Explorer 7 ブラウザを使用している場合、vSphere Update Manager のコンテキストに応じたヘルプで、関連するヘルプ ページが表示されません。代わりに、ヘルプはデフォルトの vSphere Update Manager ヘルプ ページを表示します。
    回避策:Windows Vista に Service Pack 2 を適用します。詳細については、Microsoft のナレッジベースの記事 (http://support.microsoft.com/kb/942172) を参照してください。
  • 通知 E メールがアンチウイルス ソフトウェアによってブロックされることがある
    あるアンチウイルス ソフトウェアを vCenter Server システムにインストールしている場合、Update Manager から E メール通知を受信しない場合があります。新規にダウンロードしたパッチやその他のスケジュール設定されたタスクに関する通知などの、E メール通知を送信するように Update Manager を構成できます。E メール トラフィックを監視およびブロックするアンチウイルス ソフトウェア (McAfee など) をインストールしている場合、Update Manager からの通知を受信できないことがあります。
    回避策:E メール トラフィックをブロックするアンチウイルス ソフトウェアのルールを無効にします。
  • [コンプライアンス ビュー] と [管理ビュー] との間で切り替えると、誤った場所に移動することがある
    vSphere Client の 仮想マシンおよびテンプレート インベントリでデータセンター オブジェクトを選択したあと、管理ビュー および コンプライアンス ビュー のクイック リンクを使用して、Update Manager の [管理ビュー] および [コンプライアンス ビュー] に移動すると、誤った vSphere Client インベントリが表示されることがあります。たとえば、ナビゲーション バーで、ホーム - インベントリ - 仮想マシンおよびテンプレート を選択します。インベントリでデータセンター オブジェクトを選択して、Update Manager タブをクリックすると、Update Manager の [コンプライアンス ビュー] が開きます。管理ビュー をクリックしてから コンプライアンス ビュー のリンクをクリックして戻ると、[仮想マシンおよびテンプレート] インベントリではなく [ホストおよびクラスタ] インベントリに移動します。
    回避策:ナビゲーション バーで [ホーム] - [インベントリ] - [仮想マシンおよびテンプレート] を選択することにより、手動で [ホストおよびクラスタ] インベントリ ビューから [仮想マシンおよびテンプレート] ビューに移動します。
  • 仮想マシンで FT がオンになっている場合、Update Manager はそのスナップショットを修正前に作成しない
    FT が有効になっている仮想マシンのスナップショットを作成することはできません。FT がオンになっている仮想マシンを修正し、修正ウィザードで修正前にスナップショットを作成することを選択すると、Update Manager はこの設定を無視し、仮想マシンのスナップショットを作成しません。
    回避策:FT を無効にし、Update Manager が仮想マシンのスナップショットを作成するように構成してからマシンの修正を行います。修正後に FT をオンにする場合は、スナップショットを削除してから FT を有効にします。
  • 複数のユーザーが同じ名前のベースラインを同時に作成しようとすると、Update Manager で不明瞭なエラー メッセージが表示されることがある
    複数のユーザーが同じ名前のベースラインを同時に作成しようとすると、Update Manager で [指定したキー、名前、または識別子はすでに存在します] というメッセージが表示されます。このメッセージからは、別のユーザーが同じ名前のベースラインを作成しようとしていることが明確にはわかりません。
  • 複数の通知を含むベースラインをステージングすると、一部の通知が [なし] と表示されることがある
    複数の通知を含むベースラインを正常にステージングしたあと、一部の通知が [ステージング済み]、それ以外の通知が [なし] と表示されることがあります。詳細については、「After you stage a baseline, a bulletin might be shown as Missing instead of Staged」 (KB 1018530) を参照してください。
  • ESX ホストが IPv6 ネットワーク スタック上で実行している場合、Update Manager は Cisco Nexus 1000V VEM のインストールおよびアップグレードに失敗する
    Cisco Nexus 1000V DVS に ESX ホストを追加すると、Update Manager はそのホストに Cisco Nexus 1000V VEM をインストールします。Cisco Nexus 1000V VSM を最新のバージョンにアップグレードすると、Update Manager は DVS に接続されたホスト上の VEM をアップグレードします。ホストが IPv6 ネットワーク スタック上で実行していると、このインストールおよびアップグレード操作は失敗する場合があります。
    回避策:オフライン バンドルを使用して、VEM をホストに手動でインストールするか、ホストの VEM を手動でアップグレードします。
  • VMware Tools のアップグレード中に、不適切なエラー メッセージが [最近のタスク] ペインに表示されることがある
    仮想マシンの VMware Tools のアップグレードを実行する場合、修正が成功しているにもかかわらず、[この仮想マシンで VMware Tools が動作していないため、操作を完了できません] という不適切なエラー メッセージが表示されることがあります。
  • 修正タスクをスケジュール設定すると一連のタスクが生成される
    修正タスクをスケジュール設定すると、[最近のタスク] ペインにいくつかのアクティブなタスクが表示されます。これらのタスクの 1 つに Remediate Entity があります。このタスクは、修正タスクを新規作成した場合に表示されますが、オブジェクトの修正を行う実際の修正タスクではありません。Remediate Entity タスクでは、修正ウィザードの入力内容に基づいて、スケジュール設定された修正のサブタスクが作成されます。
  • 環境がリンク モードの場合、[管理ビュー] および [コンプライアンス ビュー] のクイック スイッチ リンクが適切に動作しないことがある
    vCenter Server システムがリンク モードの一部であり、各 vCenter Server システムに登録された個別の Update Manager インスタンスがある場合、管理ビュー および コンプライアンス ビュー のナビゲーション リンクが適切に動作しないことがあります。たとえば、Update Manager インスタンス 1 が vCenter Server システム 1 に登録されており、Update Manager インスタンス 2 が vCenter Server システム 2 に登録されているとします。vCenter Server システム 1 で管理されているオブジェクトを選択した場合、[Update Manager] タブをクリックし、右上隅にある [管理ビュー] をクリックすると、Update Manager インスタンス 1 の管理ビューが表示されます。[コンプライアンス ビュー] をクリックし、オブジェクトを vCenter Server 2 で管理されているインベントリから選択し、右上隅にある [管理ビュー] をクリックすると、Update Manager インスタンス 1 の管理ビューが再度表示されます。
    回避策[コンプライアンス ビュー] をクリックし、[管理ビュー] を再度クリックすると、Update Manager インスタンス 2 の管理ビューが表示されます。
  • 競合するパッチが修正ウィザードのカウントに算入される
    選択したオブジェクトをパッチ ベースラインを基準としてスキャンしたあとに、いくつかの競合するパッチが [パッチ ベースライン] ウィンドウに表示されることがあります。選択したオブジェクトを修正しようとするとき、オブジェクトにインストールされるパッチとして、競合するパッチが修正ウィザードに表示されますが、修正処理では、競合するパッチの一部のみがインストールされるか、またはインストールされません。
  • Update Manager サービスで多数の一時システム ファイルが \Temp ディレクトリに作成されることがある
    ufa{*}.tmpufa{*}.tmp.LOG{*} といった名前のファイルが Windows の \Temp ディレクトリ (デフォルトの場所は C:\WINDOWS\Temp) に多数作成される場合があります。
    • ufa{*}.tmp ファイル: これらのファイルは、Update Manager サービスがオフライン仮想マシン スキャンの最中に使用できなくなった場合に作成されます。ufa{*}.tmp ファイルを削除するには (たとえば、ufa729F.tmp ファイルを削除するには)、次の手順を実行します。
      1. [スタート] - [ファイル名を指定して実行] を選択します。
      2. [ファイル名を指定して実行] ウィンドウで regedit と入力し、Enter を押します。
      3. レジストリ エディタで My Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE フォルダに移動し、ufa729F.tmp ファイルを選択します。
      4. ファイル - ハイブのアンロード を選択します。
      5. コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
      6. C:\ に移動して、次のコマンドを実行します。
        del C:\Windows\Temp\ufa729F.tmp
    • ufa{*}.tmp.LOG{*} ファイル: これらのファイルは、レジストリ操作のための Windows トランザクション ログ ファイルです。これらは Windows でのレジストリ トランザクションのログ記録の結果として生成され、使用後に削除されます。ufa{*}.tmp.LOG{*} ファイルは、ほかの Windows 一時ファイルと同様のファイルであり、Windows のディスク クリーンアップ タスクの中で削除できます。
      ufa{*}.tmp.LOG{*} ファイルを削除するには (たとえば、ufaFF50.tmp.LOG2 ファイルを削除するには)、次の手順を実行します。
      1. コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
      2. C:\ に移動して、次のコマンドを実行します。
        del C:\Windows\Temp\ufaFF50.tmp.LOG2

Update Manager Web Client の使用

  • Update Manager Web Client が vSphere Web Client に表示されない
    IPv6 アドレスを使用して vCenter Server システムに Update Manager サーバを登録した後、IPv4 アドレスを使用して vSphere Web Client にログインすると、[Update Manager] タブが vSphere Web Client に表示されません。
    回避策:vSphere Web Client に [Update Manager] タブを表示するには、次のいずれかのタスクを実行します。
    • IPv4 を使用して vCenter Server システムに Update Manager サーバを登録した場合は、IPv4 アドレスを使用して vSphere Web Client に接続します。
    • IPv6 を使用して vCenter Server システムに Update Manager サーバを登録した場合は、IPv6 アドレスを使用して vSphere Web Client に接続します。
  • Update Manager Web Client ページにコンプライアンス状態の情報の不整合が表示される場合がある
    Update Manager Web Client 内でベースラインを選択すると、オブジェクトのコンプライアンス状態の情報が添付されたベースライン テーブルおよび [添付されたベースライン グループ] ドロップダウン メニューに表示され、コンプライアンス状態の詳細が添付されたベースライン テーブルに表示されます。
    ユーザーがオブジェクトのコンプライアンス状態に影響を及ぼす操作を実行すると、Update Manager Web Client ページに表示されるコンプライアンス状態の情報に不整合が表示される場合があります。たとえば、Update Manager Client 内でオブジェクトを修正する、オブジェクトを直接更新する、Update Manager Client 内でベースラインのコンテンツを変更する、などの操作はオブジェクトのコンプライアンス状態に影響する場合があります。
    Update Manager Web Client 内でベースラインを選択すると、コンプライアンス状態の詳細には、常にオブジェクトの最新のコンプライアンス状態についての情報が表示されます。ただし、ベースラインは、Update Manager Web Client から開始された前回のスキャン操作から、あるいは vSphere Web Client の前回の更新からのコンプライアンス状態が表示されます。

  • Update Manager Web Client 内の添付されたベースラインが、Update Manager Client 内の添付されたベースラインと異なる
    Update Manager Client 内の vSphere インベントリ オブジェクトにベースラインを添付しても、Update Manager Web Client の添付されたベースライン テーブルには表示されません。
    Update Manager Client 内のベースラインを分離しても、Update Manager Web Client の添付されたベースライン テーブルからは削除されません。
    Update Manager Client 内ですでに分離され、Update Manager Web Client にはまだ表示されているベースラインに対して Update Manager Web Client からスキャンを開始すると、スキャン操作が完了した後に、ベースラインは Update Manager Web Client の添付されたベースライン テーブルから消去されます。
    この動作は、Update Manager Web Client が Update Manager Client から操作を実行した後で自動的にすべてのコンテンツを更新しないために発生します。
    この動作は、ベースラインの場合もベースライン グループの場合も同じです。
    回避策:手動で vSphere Web Client を更新します。
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