詳細構成の過程でアクティブ ノードのクローンを作成し、パッシブ ノードと監視ノードを作成する必要があります。クローン作成タスクの実行中は vCenter HA の設定ウィザードを終了しないでください。
手順
- 管理 vCenter Server にログインし、vCenter Server Appliance 仮想マシン(アクティブ ノード)を右クリックし、 の順に選択します。
- 1 つ目のクローン(これがパッシブ ノードになります)について、次の値を入力します。
オプション 値 新しい仮想マシンの名前 パッシブ ノードの名前。たとえば、vcsa-peer と入力します。 コンピューティング リソースの選択 ストレージの選択
可能であればアクティブ ノードとは違うターゲット ホストとデータストアを使用してください。 クローン オプション [オペレーティング システムのカスタマイズ] チェックボックスと [作成後に仮想マシンをパワーオン] チェックボックスを選択し、次のページで [新規カスタマイズ仕様] アイコンをクリックします。 表示された [新規カスタマイズ仕様] ウィザードで次の情報を指定します。- アクティブ ノードと同じホスト名を使用します。
- タイムゾーンをアクティブ ノードに合わせます。UTC によりアクティブ ノードと同じ市外局番/場所を保持します。アクティブ ノードを構成するときに UTC により市外局番/場所を指定しなかった場合は、クローン作成中に London を市外局番/場所に保持します。London の場合オフセットは 0.00 なので、クロックはオフセットなしの UTC に保持されます。
- [ネットワークの構成] ページで NIC1 と NIC2 の IP 設定を指定します。これらの IP 設定は、それぞれ管理インターフェイスと vCenter HA インターフェイスにマッピングされます。NIC2 のデフォルト ゲートウェイは空欄のままにしてください。
- 1 つ目のクローンが作成されたら、監視ノード用に再度アクティブ ノードのクローンを作成します。
オプション 値 新しい仮想マシンの名前 監視ノードの名前。たとえば、vcsa-witness と入力します。 コンピューティング リソースの選択 ストレージの選択
可能であればアクティブ ノードやパッシブ ノードとは違うターゲット ホストとデータストアを使用してください。 クローン オプション [オペレーティング システムのカスタマイズ] チェックボックスと [作成後に仮想マシンをパワーオン] チェックボックスを選択し、次のページで [新規カスタマイズ仕様] アイコンをクリックします。 表示された [新規カスタマイズ仕様] ウィザードで次の情報を指定します。- 任意のホスト名を使用できます。
- タイムゾーンをアクティブ ノードに合わせます。UTC によりアクティブ ノードと同じ市外局番/場所を保持します。アクティブ ノードを構成するときに UTC により市外局番/場所を指定しなかった場合は、クローン作成中に London を市外局番/場所に保持します。London の場合オフセットは 0.00 なので、クロックはオフセットなしの UTC に保持されます。
- [ネットワークの構成] ページで NIC2 の IP 設定を指定します。この IP 設定は vCenter HA インターフェイスにマッピングされます。NIC2 のデフォルト ゲートウェイは空欄のままにしてください。
- クローン作成プロセスが完了し、仮想マシンがパワーオン状態になっていることを確認します。
次のタスク
アクティブ ノードで vCenter HA ウィザードに戻り、セットアップを実行します。vCenter HA の高度な設定を参照してください。