vSphere HA クラスタで発生するホスト障害への具体的な対応を設定できます。

このページは、vSphere HA を有効にしている場合にのみ編集可能です。

手順

  1. vSphere Web Client で、vSphere HA クラスタに移動して参照します。
  2. [設定] タブをクリックします。
  3. [vSphere の可用性] を選択し、[編集] をクリックします。
  4. [障害および対応] をクリックし、[ホストの障害応答] を展開します。
  5. 次の構成オプションから選択します。
    オプション 説明
    障害応答 [無効] を選択すると、この設定によってホストの監視がオフになり、ホスト障害の発生時に仮想マシンは再起動しません。[仮想マシンの再起動] を選択すると、ホストの障害時に再起動の優先順位に従って、仮想マシンがフェイルオーバーされます。
    仮想マシン再起動のデフォルトの優先順位 再起動の優先順位は、ホストの障害時に仮想マシンを再起動する順序を決定します。優先順位の高い仮想マシンが先に起動されます。複数のホストで障害が発生した場合、優先順位が 1 番目のホストのすべての仮想マシンを先に移行したあとで、優先順位に従って順次移行を行います。
    仮想マシンの依存関係による再起動の条件 vSphere HA が優先順位に従って仮想マシンの再起動を行うようにするには、特定の条件と、その条件に一致したあとの遅延を選択する必要があります。
  6. [OK] をクリックします。

結果

ホスト障害応答の設定が有効になります。