新しい仮想マシンをデプロイする前に、仮想マシン ハードウェアおよび仮想マシンのオプションを構成することができます。

異なるタイプのデバイスの追加手順など、仮想マシンのオプションおよび仮想ディスクの構成に関する詳細は、vSphere の仮想マシン管理を参照してください。

手順

  1. [新規仮想マシン] ウィザードの [設定のカスタマイズ] ページの [仮想ハードウェア] タブで、仮想マシン ハードウェア設定を構成します。
  2. (オプション) 新しい仮想ハードウェア デバイスを追加するには、[新規仮想マシン] ウィザードの [設定のカスタマイズ] ページの [その他のデバイスの追加] ドロップダウン メニューからデバイスを選択します。
  3. (オプション) デバイス設定を表示して構成するには、そのデバイスを展開します。
    オプション 説明

    CPU

    CPU またはプロセッサは、コンピュータ プログラムの命令を実行するコンピュータ システムの一部であり、コンピュータの機能を実行する主な要素です。CPU にはコアが含まれています。仮想マシンで使用可能な仮想 CPU の数は、ホスト上でライセンス供与されている CPU の数、およびゲスト OS でサポートされている CPU の数によって変わります。VMware の仮想マルチコア CPU の機能を使用するには、ゲスト OS の EULA の要件に準拠している必要があります。

    メモリ

    仮想マシンのメモリ リソースまたはオプションを追加、変更、または構成し、仮想マシンのパフォーマンスを向上できます。ほとんどのメモリ パラメータは、仮想マシンの作成中にも、ゲスト OS のインストール後にも設定できます。仮想マシンのメモリ リソース設定では、仮想マシンに割り当てるホストのメモリの容量を特定します。仮想ハードウェアのメモリ サイズでは、仮想マシンで実行されるアプリケーションで使用可能なメモリの容量を特定します。

    ハード ディスク

    仮想マシンが実行中であっても、仮想マシンに大容量仮想ディスクを追加したり、既存のディスクに容量を追加したりできます。ほとんどの仮想ディスク パラメータは、仮想マシンの作成中にも、ゲスト OS のインストール後にも設定できます。

    SCSI コントローラ

    ストレージ コントローラは、BusLogic パラレル、LSI Logic パラレル、LSI Logic SAS、および VMware 準仮想化 SCSI など、さまざまな SCSI コントローラとして仮想マシンに認識されます。仮想マシンの SCSI バス共有のタイプを設定し、SCSI バスを共有するかどうかを指定できます。共有タイプによっては、同一サーバ上または別のサーバ上の同じ仮想ディスクに仮想マシンが同時にアクセスできます。変更できるのは、ESXi ホスト上の仮想マシンの SCSI コントローラ構成のみです。

    SATA コントローラ

    仮想マシンに複数のハード ディスクまたは CD/DVD-ROM デバイスがある場合、SATA コントローラをさらに最大 3 つまで追加してデバイスを割り当てることができます。デバイスを複数のコントローラに分散させるとパフォーマンスを向上させデータ トラフィックの輻湊を避けることができます。1 つのコントローラに対して 30 デバイスの上限を超える場合には、さらにコントローラを追加することもできます。SATA コントローラから仮想マシンを起動し、大容量仮想ハード ディスクで使用できます。

    ネットワーク アダプタ

    仮想マシンを構成するときに、ネットワーク アダプタ (NIC) を追加し、アダプタ タイプを指定できます。ネットワーク アダプタのタイプは、次の要因を条件として利用可能になります。

    • 仮想マシンの互換性。これは、仮想マシンを作成したホスト、または最近仮想マシンを更新したホストに依存します。
    • 仮想マシンの互換性が、現在のホストの最新バージョンに更新されているかどうか。
    • ゲスト OS。

    CD/DVD ドライブ

    DVD または CD デバイスを、クライアント デバイス、ホスト デバイス、またはデータストア ISO ファイルに接続するように構成できます。

  4. デバイスを削除するには、そのデバイスの隣にある削除ボタン 閉じる をクリックします。
    このオプションは、安全に削除できる仮想ハードウェアに対してのみ表示されます。
  5. [新規仮想マシン] ウィザードの [設定のカスタマイズ] ページの [仮想マシン オプション] タブで、仮想マシン オプションを構成します。
  6. [次へ]をクリックします。