高パフォーマンスの VMware 準仮想化 SCSI ストレージ コントローラを追加することにより、スループットを向上させ、CPU 使用率を軽減できます。

VMware 準仮想化 SCSI コントローラは、大量の I/O が発生するアプリケーションを実行する環境(特に SAN 環境)に最適です。

前提条件

  • 仮想マシンに、VMware Tools がインストールされたゲスト OS があることを確認します。
  • 仮想マシンにハードウェア バージョン 7 以降が搭載されていることを確認します。
  • VMware 準仮想化 SCSI の制限事項について確認します。『vSphere の仮想マシン管理』を参照してください。
  • VMware 準仮想化 SCSI コントローラに接続された起動ディスク デバイスにアクセスする場合は、仮想マシンに Windows 2003 または Windows 2008 ゲスト OS が実行されていることを確認してください。
  • 一部のオペレーティング システムでは、コントローラ タイプを変更する前に、LSI Logic コントローラを使用して仮想マシンを作成し、VMware Tools をインストールする必要があります。

仮想マシンをパワーオフします。

手順

  1. VMware Host Client インベントリ内で [仮想マシン] をクリックします。
  2. リスト内の仮想マシンを右クリックし、ポップアップ メニューから [設定の編集] を選択します。
  3. [仮想ハードウェア] タブで、[その他のデバイスの追加] をクリックし、ドロップダウン メニューから [SCSI コントローラ] を選択します。
    新しい SCSI コントローラがハードウェア リストに表示されます。
  4. [新規 SCSI コントローラ] をクリックし、ドロップダウン メニューから [VMware 準仮想化] を選択します。
  5. [保存] をクリックします。